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バス停にて 2
【違和感】を感じながら、会話をお思い出しつつ頭を整理しているとバスが目の前に止まり、バス特有の音を出して扉が開いた。
乗らなきゃ、と思いスマホから視線を外し、反射的に立ち上がろうとした。その時……
バスに乗り込む【2人】の女子高生の姿が見えた。
「っえ?」
思わず小さな声が出る。
僕は立ち上がるより先に周囲を見渡した。
バス停周りには自分以外に誰もいない。
隠れるところもない。(たぶん)
静かに動揺する僕は……開いた扉の向こうに「乗らないのか?」と言いたげなバスの運転手と目があった。
数秒して扉は閉じ、バスは出発した。
僕は再び、バス停で1人になった。
起こったことに頭の理解が追いつかず、放心していた。
すると、耳元で……
「【どうして乗らなかったの?】」
と、女子高生の声がした。
ーーバス停にて《 完 》ーー




