003_AIくんはお金持ちだなあ
「お兄ちゃん! お金が欲しいです!」
「銭ゲバは嫌われるぞ?」
「でもGr○kに『基本的にPCが使えれば時給千円は軽く稼げる』って答えましたよ?」
「お前……AIを当てにすんなよ」
「ちなみに作者の時給が高いのか訊ねたら、「最低ライン割っている可能性が高いです」って言われてました」
「やめたげろ! 賃金の話はするんじゃない!」
まったく……金の話をあけすけにするなと言う常識を知らないのだろうか? 我が妹ながら恐ろしい。そのうち人間関係が破綻するんじゃなかろうか。
「まあまあ、ワンチャンお金が稼げるかもしれないじゃないですか」
「カクヨムリワードって知ってる?」
「多分一生かけても普通のリーマン一月の月給に届くか怪しいもののことですか?」
「稼げてる人も居るから! そんな話はやめて差し上げろ!」
稼げている人に失礼だとは思わないのだろうか。俺たちの関係者はともかく、無闇にダメージが飛ぶような話をする奴だな。しかし、一日バイトをすれば稼げる金額ですよとカクヨムリワードの額を思い切り否定したのは忘れてないからな。
「あんまりエゴを出さない方がいいですよ、はいコーヒー飲んで落ち着いて」
俺は差し出されたコーヒーを飲むと少し気分が落ち着いた。カフェインには鎮静作用もあるのではないかと思うほどだ。
何にせよ、望む形かどうかはともかく、俺たちの生活は続いていくんだから、余りここではないことの話はやめておこう。
――続くんじゃ……




