4 〔ドライブ〕接触
──……、あれ?
私──…………へ?
…………浮いてる??
──えぇっ?!
でも……何で??
?
「気が付いたね」
かなみ
「──へ? 声?? 声が聞こえる!! 誰っ! 誰か居るの?! 何処に居るの?? ねぇ、此処は何処なの?? 私は──……どうなっちゃったの? 私……生きてるの? ねぇ! ねぇ……知ってるなら教えてっ!!」
?
「そんなに声を出さなくても聞こえているよ」
かなみ
「何処に居るの? 見えないよ……」
?
「姿が見えないと不安なのだね」
そう声が聞こえた矢先、私の目の前に人物が現れた。
でも、確りと見えない。
だって、光ってるんだもんっ!!
かなみ
「眩しいよ! 顔が見えないし……」
?
「それは仕方無いよ。≪地上界≫には〈エーテル〉が少ないからね」
かなみ
「……地上界?? エーテル??」
?
「ボクは≪天上界≫の住人──〈天界人〉だよ。〈エーテル〉は僕達(天界人)を構成する〈エーテル〉と呼ばれる〈原質〉だよ」
かなみ
「へぇー……」
?
「解らなくてもいいよ、今はね」
かなみ
「……〈原質〉が少ないから、貴方の姿が見えないんでしょ? 幽霊みたいなもの……って事だよね?」
?
「幽霊とは違うかな。ボクの名前は、ホムステンだよ」
かなみ
「……ホムステン…さん?? ……ホムステンさんは、どうして此処に居るの?」
ホムステン
「君に『お願い』したい事があってね」
かなみ
「お願い? 私に??」
ホムステン
「越前かなみ、君は『此処は何処だ』と言ったね。先ずは此処が何処なのか、教えよう」
かなみ
「本当?! やったぁ! 教えて下さい、ホムステンさん!!」
ホムステン
「此処は≪生と死の狭間の世界≫だよ」




