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俺の能力、便意操作なんだが  作者: ぬふへほ
白守美里の章
327/365

関わらせたくないの

烏丸組の事務所に着くと、警察がたくさんいた


柊先輩とあたしは車を降りると事務所付近でウロウロしている、いかにも組の者ですって人に声をかけた


「おい、アンタ烏丸組のもんだろ?」


柊先輩がそう聞くと、その男は振り返りあたし達を見た


「なんだオメェら」


「そういうのはいいんだよ。誰に襲われたかわかるか?」


「え?い、いや…。俺は昨日ここにいなかったから……。なんか6人組の奴らに襲われたってみんなが…」


6人組か…

なんとなく氷室達スキャヴの線が濃くなってきた


「そうか…。上条はどうした?無事なんだろ?」


「カシラですか?カシラは無事っちゃ無事なんですが…」


「どうした?」


「ほとんど意識不明の重体で、病院に搬送されました。意識は回復したっぽいんですが、今は面会もできない状態でして…」


「そうか…。どこの病院だ?」


「〇〇ってとこの病院です」


「わかった。サンキューな。他にもなにかわかったら俺にでも連絡くれ」


そう言って柊先輩は連絡先を渡した


「よし、帰るぞ」


あたし達はまた車に乗り込み、車を発進させた


「とりあえず上条に面会できるようになるまでは何もできないな…」


ボソっと柊先輩がそう言う


あたしは頷くが、少しホッとした

今すぐどうこうってわけじゃないからだ


組織に戻ると、柊先輩は受付の人に


「〇〇病院ってところに烏丸組の上条ってやつが入院してる。面会できるようになったら連絡くれと病院に伝えてくれ」


と言った



それから何日か経った日だ


朝いつものように組織に着く

柊先輩はまだ来てないみたいだ


「如月さん」


あたしは誰かに呼ばれて振り返る


そこには受付の女の人が立っていた


「ん?どうしたの?」


あたしがそう聞くと


「あの、〇〇病院から連絡がありまして、上条さんと少しなら面会できるそうです」


と言った


あぁ…とうとうこの日が来たか

上条には悪いけど、まだ回復しないで欲しかった


「あの…柊さんに…」


「あ、あぁ、うん。柊先輩にはあたしが伝えておくから。ありがと」


「はい。お願いします」


受付の人が戻って行くと同時に柊先輩がアクビをしながら来た


「んー?なんかあったのか?」


眠そうな顔の柊先輩があたしに聞いてくる


あたしは咄嗟に


「いや、なんでもないですよ」


と言った


「そうなのか?ふぁぁ…じゃあ今日も仕事するか」


「はい!」


これでいい

とにかくこの問題は柊先輩に関わらせないようにしないと…



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