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俺の能力、便意操作なんだが  作者: ぬふへほ
柊晴翔と如月美琴4
313/365

??????

「アイツの息子を捕まえるだと?バカだろ」


上条は呆れた顔で言った


「アイツの息子を攫ったら、それこそアイツの逆鱗に触れちまうだろ!」


そう言っても氷室は怪しい笑みを浮かべているだけだ


「知らなかったとはいえ、あいつの息子をここの事務所に連れてきたらこの有り様だぞ?組ごと潰されるとこだった」


「ああ、そうだな。でもな……大丈夫なんだよ」


「なにが大丈夫なんだよ」


「柊陽介は俺らに手を出せない。そういう約束をしたからな」


上条はそれを聞いて思わず吹き出してしまった


「本気で言ってるのかそれ?笑わせんなよ。アイツが約束を破るとは思わないのか?」


「まさしくそれが狙いなんだよ」


「はあ?ちゃんとわかるように説明しろ!」


イライラした上条は氷室にそう言った


すると氷室は後ろを振り向き


「おい、熊谷くまがい


と後ろにいる仲間に声をかけアゴで指示をする


すると一人のゴツくてでかい男が


「ウス…」


と返事をして氷室の横まで歩いてきた


「コイツは熊谷守くまがいまもる。俺らスキャヴのメンバーなんだが、コイツの能力を使った」


「どんな能力だ?」


「コイツの能力は"指切りげんまん"だ」


「はぁ?何言ってんだ?」


「コイツと指切りげんまんをして、約束を破ると罰がくだるようになってる」


「…………」


「俺らが解放されるときに柊陽介とコイツとで約束させたんだ。これから先、俺らスキャヴに手を出すなと……。指切りげんまん嘘ついたら針1万本心臓に突き刺すってな」


「なるほどな。約束を破ったら実際に心臓がズタズタになるってことか?」


「あぁそうだ。柊陽介の左胸に約束の刻印がある。これで俺らは柊陽介に狙われることはない。注意すべきは柊陽介だけだからな」


「だったらそれでいいじゃねえかよ。わざわざ息子を捕まえなくても。お前らは自由なんだろ?」


「念には念を入れてだよ。それに俺を20年も牢獄に閉じ込めたんだ。許せねぇだろ…」


氷室は怒りの表情を浮かべた


「それで息子を攫ってどうするんだ?アイツ以外の人間…、さっき言ってたサーフとやらが助けに来るんじゃないのか?」


「だから上条、お前が必要なんだよ!何日か前からお前とこの組のことは調べてた。そしたらまさか昨日ここに柊陽介が襲撃してくるとはな。俺にとっちゃラッキーだ。お前らだって柊陽介に恨みがあるだろ?」


「…………」


「俺らスキャヴの仲間になれ。そして柊陽介の息子、晴翔を攫ってこい。それだけでいい」


「それだけ?」


「あぁ、それだけだ。それだけで柊陽介は死ぬことになる」


「どういうことだ?」


「お前らが息子を攫うと、昨日の復讐だと柊陽介は思うだろ?また助けにくるさ、必ず。そしてお前に手を出す……」


「なるほどな…。俺はスキャヴの仲間になってるから、俺に手を出すってことは約束を破ることになる」


「そういうこと。察しが良くて助かるぜ」


そのとき上条の治療をしていた不破が手を引っ込めた


「終わりました」


上条は立ち上がって体を捻ってみる


「おお、すげえな。完璧に治ってる」


そして上条はタバコを咥えて火をつけた


「感謝はするが、さっきの答えはノーだ。お前らの仲間になる気はねえ」


上条はゆっくり煙を吐きながらそう言った


「バカか?お前ら柊陽介を恨んでないのか?」


「そんな汚ねぇやり方じゃなくて、俺は自分でぶん殴らないと気がすまねぇな」


氷室は怒りの形相で立ち上がる


「実は俺も未来が視えるんだよ……」


氷室は上条を睨みつけた


「お前死んだぞ」









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