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はじめてはキミと  作者: けむけむ〆
41/48

いざ、舞踏会へ!

「仮面、貰ってきましたわ!さて、その銀縁眼鏡を外しましょう!」


「え……眼鏡外すの?」

嘘……マジで?


「眼鏡があったら邪魔でしょう?仮面を被るのに……それとも、眼鏡の上から被ります?

多分、仮面が取れてしまいますけど…」


「そ、そっか……」

ついつい伏し目がちになる。


眼鏡外さなきゃいけないんだ……

大丈夫かな……。


ある事から、私にとっては大切な眼鏡。


「やはり眼鏡を取るのは不安ですの?」


「えっ?う、うん……」


「コンタクトで来ればよかったですわね…」


「あー……うん」

視力の心配じゃ無いけど…

まぁ、多分相手の顔はボヤけるだろう……


「大丈夫ですわ!何か失敗をしても、仮面がある限りほぼバレないですわ!」


「そっか…そうだよね?」

不安を消そうと自分を納得させる。


「そうですわ!では、今度こそいきますわよ!」


そう言ってアヤメちゃんと私は大きなシャンデリアが吊るされた大広間へと向かった。



ーーーーー

??side


「はー……ダルいな…」


「ちょっと会長、しっかりしろよ?オレらは抽選だけど、お前は挨拶だけすれば会長権限使って踊らなくて済むんだろ?」


「まぁな……」


「オレとしては勿体無いと思うけどな?折角可愛い()たくさんいるっていうのに…」


「ダルい……」


「さっきから何回言ってるんだ?学園の伝統行事なんだから仕方ないだろ?はぁ…きっとお前と今年こそは踊ろうと思ってる()いっぱいいるだろうな……

可哀想に……」


「お前が慰めてやれ。はっきり言ってウザいんだよ」


「はぁ……ほんっとお前の女嫌い治らないんだな。お前が気を許してる女って妹くらいだろ?」


「あ?まぁな……」


「はぁ……。あ、そろそろお前挨拶しなきゃだろ?」


「あぁ。行ってくる」


ーーーーーーーーー




「抽選の方はこちらへお集まり下さい。」

アナウンスが流れる。


「アヤメちゃん、じゃあ後でね?」


「えぇ。抽選、楽しみにしておいて?」

そう言ってアヤメちゃんはスキップで婚約者の元へ……

どういうこと??


仮面と一緒に渡された番号札は8番。

スクリーンに映し出される番号の人と踊るらしい。

私は四人の人と踊るらしい。

その後は自由だそうだ……。

さっさと終わらせて、食べ物エリアに行きたい……。


そう、ダンスするところの少し先に美味しそうなビュッフェのエリアが……。


それはさておき、相手も気になるといえば気になる。


「誰なんだろ……」

取り敢えずスクリーンに映し出された8番の場所に行く。

すると……


「あ、先輩?だよね??」


「え?ゆ、唯君⁉︎」


「あ、やっぱり!なんとなく雰囲気で分かった。」


「最初の相手が唯君か…」


「え?なにその反応……ちょっと傷つくんだけど……」


「違うよ。安心したの。いきなり知らない人だったらどうしようって……」


ふいっ

顔をそらされる。


「唯君??」


「先輩、今のって計算?」


「え?なに言ってんの?」


「いや……なんでもない。あ、そういえば付けてくれたんだ。そのネックレス」


「あ、うん。ありがとう」

なんか話そらされた気がするけど……



クラシックの心地よいメロディーが流れて来た。


「じゃ先輩、よろしくね?」


「こちらこそ」

こうして舞踏会は幕を開けた。

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