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はじめてはキミと  作者: けむけむ〆
37/48

バディはどうなる⁉︎

私の家に着いても、結局アヤメちゃんは起きず、運転主さんに挨拶して家に帰る。


「ふぅ……楽しかったな…」

日本に来てからこう言うのは久し振りだ。


これでも私は海外に住んでいたことがある。

まぁ、その話は後々することになるだろう。


その日私は、重大な事を忘れてるとも知らずに寝てしまった。




翌日。


「ぇぇぇぇぇぇぇあぇぇぇえ⁉︎」


そう、この悲鳴は私が発している。


「だから昨日言ったじゃないですの?ペアを組んで置かないと抽選になるって」


「でも、ペアの名前を書く用紙の提出、明日の朝までなんで知らなかったよ⁉︎」


「まぁ……でも、あと一週間後にパーティーはあるんですから……」


「………はぁ……」

私はこの日、ろくに授業に集中する事もできず、(いつもあんまり聞いてないけど)、ぼーっと過ごした。



本当にペアどうしよう……

明日から課外だし……今日中に決めないと…


「せーんぱい!見っけ!」


「唯君!」


「先輩って、誰と舞踏会に出るの?」


「それが、まだ決まってなくて……」


「え⁉︎そうだったの?」


「なにその意外そうな顔……」


「いや、だって……千兄と行くのかと思ってたし……」


「え?千里君?なんで??」


「いや、なんでって……」

(まだ誘ってなかったのかな…それとも、誘わないの?)


「いや……そんな事なら先輩の名前書いて用紙提出すれば良かった…」


と唯君は頬をぷぅ と膨らませて言う。


「もう誰かと約束したの?」


「んーん。抽選にしたんだ。でも、先輩がまだ決まってないんだったら、先輩と一緒に踊りたかったな……」


「そっか…」

相手が唯君だったら普通に良かったな…

まぁ、周りの目は怖そうだけど……


「じゃあ、先輩は誰と組みたい??」


「え…?」


「考えてなかったの?じゃあ、抽選にしようよ!そしたら一緒に踊れるかもよ?」


「うーん……でも、4曲くらいも踊らなきゃいけないんでしょ?私、踊るの嫌いなんだよね……苦い思い出あるし…」


「えー?僕悲しい……」

唯君は目をウルウルさせてこっちを見つめてくる。


「……ッ、じゃあ、一曲位はバディじゃなくても踊ろうね?」


「ホント?約束ね?」


「うん!」


「やったー!」


ぎゅー


「えっ、ちょっと!」

唯君は私を抱き締めて、


「舞踏会、楽しみにしてるね?」

と耳元で囁いてから去っていった。


はぁ…

心臓バクバクしてる……

顔近すぎでしょ……


でも、バディは結局決まらない…

どうしようかな…本当に……


すると、

「ひなのちゃん?どうしたの?」


「あ、聖夜さん!」

聖夜さんなら安心だ!


「聖夜さんって、バディ決まりましたか?」


「え?まだだよ…ひなのちゃんは?」


「いや…まだなんです……あの、良かったらバディになってもらえませんか?」


「うーん。そうしたいんだけど、僕は抽選でもう用紙を出してしまったんだよ」


「えぇ……」

2人にフラれた気分だよ……


「そうじゃないとちょっと去年揉めちゃってね……ゴメンね?でも、バディじゃなくても一緒に踊ってくれる?」


「あ…はい」

そういう事なら仕方ないよね……




ーーーーー

ちーん……

結局決まらないまま、放課後に突入……

あぁ……


「ん?」

なんか机の上に置いてある……

?バディの用紙??

なんだろ……

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