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はじめてはキミと  作者: けむけむ〆
35/48

舞踏会について

「うーん、美味しいですわ…」

そう言って、イチゴに生クリームをつけて食べている。

アヤメちゃんよく食べるなぁ……


「美味しいね?この洋梨とか特に」


「むっ!そちらも美味しそうですわね」


「…食べる?はいどーぞ」

そう言ってスプーンを差し出すと、アヤメちゃんはなぜか赤面する。


「(こ、これはもしや…アーンと言う私が憧れてやまないシュチュエーション‼︎)」


ボソボソと何を言ってるかわからない……


「早くしないとアイス溶けちゃうから私が食べちゃうよ?」


「えっ!」

アヤメちゃんが驚いた顔をした後、

そこから一瞬にしてスプーンの上のバニラアイスと洋梨が消えた。


もぐもぐ……

アヤメちゃんは恥ずかしそうに視線を反らす


「どうしたの?」


「い、いえ…別に?う、嬉しいなんてこれっぽっちも思っておりませんわよ?(これは…反則ですわよ!)


「う、うん……」

そんな真っ赤な顔で言われても……


「そ、それより…

ゴクゴクゴク


ふぅ……ダンスのバディは誰にするんですの?」


アヤメちゃんは手元にあったパイナップルジュースを飲み干し、一息ついてから聞いてきた。


「そのパーティーって必ず参加しなきゃいけないの?」


「もちろんですわ!参加しなかった人には、重〜い罰則が待っているそうですわ」


「えっ…ど、どんな?」


「うーん…噂に聞いた話によると、生徒会に睨まれ、そうすると全校生徒からも睨まれ、挙句の果てに先生まで……」


「うん、もういいよ」

恐ろしさはよーくわかったよ。


「要するに、そのパーティー会場に行けばいいんだよね?」


「ドレスコードは必須ですわよ?」


「そっか……」

レンタルでもしようかな…

お金かかるなぁ……


「で、先ほどから何回も聞いておりますが、お相手は?」


「決まってなかったらどうなるの?」


「ズバリ、抽選ですわよ!まぁ、その分沢山の方とお取らなければならなくなりますわ」


「?どういう事?」


「ですから、抽選と言うのは相手を見つけるためのですので、4〜5人と踊る事になりますわ」


「4、5人⁉︎じゃあ最低でも4曲は踊らないといけないって事?」


「まぁ、そういう事になりますわね。バディがいれば、ゆっくりと過ごせますが…」


「そっか……」

うーん……どうしよ……相手いない…


「相手なら沢山おられるでしょう?久遠様とか、(ひいらぎ)兄弟とか……」


「でも、みんなもう決まってるんじゃない?人気だろうし……」


「本当にそうでしょうか?まぁ、いずれにせよ見つかるといいですわね?」


「う、うん……」

ちょっびり重たい気分を振り切るかのように、私はフルーツパフェを食べまくったのだった。

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