ブラックオーラ再び!
はい。
前回気付かないふりをしていたブラックオーラが今も漂ってきております……
「先輩?オレたちって親友だったっけ?」
ヒィィ!ブラック唯君降臨!
そうなんです……ブラックになると、一人称がボクから、オレに変わるんですよねー汗
「滅相もございません……はい」
そんな怒らなくても…
まぁ、イキナリ親友呼ばわりされてもね…
「じゃあ、オレたちの関係って何?」
「えっと…友達?かな…」
「ふーん?」
えっ⁉︎友達でもない系⁉︎
ちょっとショックのんだけどな…
「あの…その、じゃあ唯君はどう思ってるの…かな?」
「先輩がそう言うなら、友達なんじゃないかな?」
いや、そんなブラックオーラ全開で言われましてもね……
「ま、いいや。先輩にはちょっと押し置きが必要みたいだね?」
「は?いやいや、え??」
流石にそれは無くね?
え?なんか悪い事したのかしらん?
なんかテンパりすぎて、口調変わってるし…
「えーと…とりあえずゴメンなさい?」
「そんな疑問系で謝られてもオレが許すわけないよね?」
「うん……そうだね。……じゃあ、何すればいいの?」
私がこう言った瞬間ニヤリと微笑む唯君。
やっちまった……と思った時にはもう遅い。
結局この流れになってしまった。
本当にここに持っていくのうまいんだよね…唯君って、相当 Sだよね……
「はぁ…」
ため息を吐いていると、
「先輩に何お願いしよっかなー♪」
なんで音符マークを付けながら、ルンルンで考えている唯君。
「はぁ…」
そしてまた、ため息を吐くと、
「うーん……なかなか決まらないなー。先輩はなんかやりたい事ってある?」
えっ!
決定権もしかして私にある⁉︎
「えっと…家で一人でまったりと…」
「オッケー!って、そんな訳ないよね?」
期待させといて、ズドンと落とすんだね……
「じゃあ、何がいいのかな……?」
恐る恐る聞いてみる。
「うーん……じゃあ、映画見に行こ!」
「映画?それなら全然いいけど……」
以外と普通なんだけど……
普通すぎて怖いし……
「で、映画見た後は、先輩の手料理作ってもらう!」
そうくるか〜
まぁ、想像していたのよりは全然マシだし!
「うん。いいよ。いつにする?」
「じゃあ、次の今週の土曜日にボクの家の前に集合ね!あ、場所がわからないよね?やっぱりボクが迎えに行くから、きちんと準備しておいてね?」
「わかった。」
なんか、とりあえず機嫌が直って良かった。
一人称がちゃんとボクに戻ってるし。
私はその後、家に帰って、手料理の練習をした。やっぱり唐揚げはどうやって作っても美味しい。
今日は木曜日。
私の大切な人がいつも電話をかけてきてくれる日だ。
ニューヨークとの時差は14時間。サマータイム時は13時間だ。
どんなに忙しくても、私が寝る時間位になると、ケータイが鳴る。
ブーブーッ
ほら、やっぱりかかってきた。
「もしもし?」
「ひな、元気か?」
「うん、変わらずだよ。そっちは?なんか変わった事あった?」
「うーん。そうだな、部屋の目覚まし時計が壊れたから変えたくらいかな?」
「何それー?そんな事言わ無くてもいいし!」
「…そうだな。ひなは今日何してた?」
「えっと…今日は椎の好きな唐揚げを作ったよ〜。美味しかったよ!」
「そうか…。声を聞くだけじゃ、物足りないな」
「そうだね……」
こんな他愛ない会話が嬉しい。
でも、長くは続かない。
「MR.kouryo, it's time to go. (皇陵さん、もう行く時間です)。」
電話越しに呼ばれる声が聞こえた。
「OK. i'll go soon. (わかった。すぐ行く)。
ごめんひな、俺呼ばれたから……」
「うん、またね?仕事頑張って。」
「あぁ、また電話する」
少しの名残惜しさを残して、電話は切れた。




