朝の大騒動
何故か友達?ができた私は授業を無事終え、家に帰ろうとしていた。
その時にふと思った。
「なんで千里君、今日は機嫌悪かったんだろ……」
家に帰っても、分からない。
ブーブーー
お風呂から上がると、マナーモードにしていた携帯が鳴った。
[今日はすまなかった。少し八つ当たりをしてしまったと思う。]
千里君からのメールだった。
[いや、ちょっとびっくりしたけど、大丈夫だよ?それよりも、唯君からなんで私のメアド教えてもらったの?]
[あぁ、それは唯は僕の弟だからだ。]
え?
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ⁉︎
イキナリぶっ込んで来たな。
苗字 柊……確かに……
全く気づかなかったな。
[びっくりだよ!あんまり性格とか似てないんだね。]
[あぁ、まあそうだな。]
[質問変えるけど、今日はなんで怒ってたの??]
[それは、自分でも良くわからない。]
?わからないんだ……
[そっか、じゃあもう遅いし、また明日ねー]
[あぁ。お休みm(_ _)m]
また最後に顔文字使ってる。
なんか可愛いな……
じゃないない!
結局なんで怒ってたのかわからないし、もう怒ってないのかも微妙だし……
まぁ、ちょっと眠いからってメールを終了しちゃったのが悪いんだけど……
「まぁ、いっか……」
とまぁ、こんな感じの性格だからいつも私の思いは届かないのかな……
私は遠くにいる大切な人を思い浮かべて、その人の夢を見れるように願いながら目を閉じた。
ーーーチュンチュン
窓から眩しい朝日が差し込んできて、右頰を照らす。
朝チュンだ!
と地味に思いながら朝の支度をする。
そこそこ余裕な時間だったので、のんびりと朝ごはんっていうかパン?のフレンチトーストとヨーグルトを食べる。
「はぁ……落ち着く」
久々のまったりタイムとフレンチトーストの甘さにニヤけが止まらない私であった。
その時……
ピンポーン
誰だ私の至福タイムを邪魔したのは…
出ようか、出るまいか……
ピンポーン…
ピンポン、ピポ、ピンポーン
そう迷っていると、玄関のベルを連打され、しぶしぶドアを開ける羽目になった。
ガチャッ
「??なんで誰もいないんだろ…(怒)」
折角の至福タイムを邪魔しやがって…
と半ギレになりながらドアを閉めようとすると、
「ぉ、、、おはようございますわ!」
とまぁ、ちょっと意味のわからない挨拶をしながら昨日の美少女が登場した。
「えっと???………」
落ち着けーー確か名前は……
「アヤメちゃん!」
名前を呼ばれると目をキラキラさせて、
「覚えていて下さったのね!」
と言いながら、私の家に侵入してきた。
「ちょっと!」
慌てて私は止めようとするが、それより先にローファーを脱いでもう私の家に上がっていた。
「お邪魔してます☆」
じゃないわ!
と、一人でツッコミを入れながら、それを無視してフレンチトーストの続きを食べようとすると…
「これはおいしいわね〜」
なんていう声が聞こえて来た。
なんだか嫌な予感がする。
リビングに戻ると……
アヤメちゃんが、わたしのフレンチトーストを頬張っていた。
「返しなさいよ…」
「え??」
「わたしのフレンチトースト返してッ!!」
きゃぁぁぁぁぁぁぁ!
走ってアヤメちゃんは逃げる。
それと一緒にフレンチトーストの上にかかった粉砂糖も一緒に床におちる。
「……………☆」
そのあと私は、世間知らずなアヤメちゃんに激怒し、世の中のルール、マナーを徹底的に叩き込んだのであった。




