第11章:肉の爆発(デトネーション)
スタッシュ――栗鼠のハイブリッドは、カエルの周りを神経質に歩き回り、休むことのないリズミカルな興奮で空中の尻尾を鞭打っていた。
彼女は立ち止まり、ネズミの毛皮の下で筋肉がどのように緊張しているか、その大きくて光る目で精査した。
「あなたが寝ている間に、いくつか改良を加えたわ」彼女は頷きながら、彼のコンバットナイフを手渡した。「刃は装甲を貫通するのに最適化されていなかったから、ずっと鋭くしたわ。グリップのバランスも再調整して、鍔に小さなスリットを入れたの――これで、変異中に手が塞がっていても、尻尾でしっかりと握れるはずよ」
カエルは武器を受け取った。
尻尾を素早く弾いてナイフを回転させ、鋼が空気を切る音を聞く。完璧なバランスだった。
「ありがとう」カエルは言った。
「スタッシュよ」彼女は形式ばった態度を切り捨てて答えた。
「俺はカエルだ」
その瞬間まで無言だったアント・ハイブリッドが、狂乱したようなクリック音を連続して発し、二人のやり取りを遮った。
彼の触角が床を掃き、神経質なナビゲーションのダンスのようにピクピクと動く。彼は喋らなかったが、その必要はなかった。キチン質の爪の生えた指でダクトの暗闇を指し示した。その意図は極めて明確だ。
カエルはげっ歯類の耳を平たくし、虚無の音に耳を澄ませた。
「7時間も先行されている」緊張した声で言った。「行くぞ」
アント・マンは武装解除するほどの速度で動いた。
第4区画は工業用パイプと通気口が入り組んだ不可解な迷路であるにもかかわらず、彼はヴェインのグループの嗅覚と振動の痕跡を分離することに成功したのだ。
全力疾走は広大な地下の開けた場所で終わったが、そこの空気は死の甘く金属的な悪臭を運んでいた。床は切断された死体の絨毯だった。
彼らは立ち止まった。
カエルは感覚を最高に研ぎ澄ませてエリアを分析したが、その死体の中に彼の古いグループの痕跡はなかった。
アント・マンが一見無傷に見える壁に近づき、そこを指差した。痕跡がまさにそこで消えているという合図だ。
カエルは岩を調べた。それは強固な壁ではなく、技巧的に圧縮された土だった。
モール・マンであるグロムの仕事だ。彼の古いグループは、自らの通路を封鎖することで、この開けた場所を迂回するという賢明な判断を下したのだ。
「掘り始めよう」
カエルが命令し、アント・マンと一緒に障害物の撤去を始めた。
突然、壁と床を揺るがす耳を聾するような咆哮が響いた。
彼らの頭上の天井が崩落した。
猩々鎧鼠のミュータントが、隕石のような破壊的な優雅さで彼らの前に着地し、有毒な埃と瓦礫の雲を巻き上げた。
その巨体はグロテスクで、純粋な遺伝子工学の忌まわしき産物だった。地獄で鍛えられたかのような、噛み合う分厚い骨のプレートに覆われた高密度の霊長類の筋肉。
落下する際、獣はスタッシュを掴み、片手で彼女を地面から持ち上げていた。
ミュータントは彼らを一人ずつ吟味したが、その小さく残酷な視線はカエルに留まった。
「お前たち三人」肋骨を揺さぶるような咆哮で、そのしゃがれた声が轟く。怪物はカエルのハイブリッド・ネズミの姿と目を合わせた。「お前、ネズミの男……お前だけが、今日死なずに済む幸運な奴だ。俺は全員を絶滅させ、進路にあるすべてを破壊しろという厳命を受けている……ネズミの男たちを除いてな」
カエルの血が凍りついた。
『ネズミの男たちを除いて』。
あの忌まわしい化け物たちが、プロジェクト・キメラに埋もれた秘密のために彼を狩っているという究極の確認だった。
だが、カエルは話して時間を無駄にすることはなかった。交渉するためにここにいるのではないし、彼が絶対に受け入れることのない慈悲に感謝するためでもない。
理性よりも速い彼自身の本能が叫び、変異を要求した。
大腿骨の馴染み深い、苦悶に満ちた断裂を感じる。骨が皮膚の下で再調整され、強力な野ウサギの足へと変形していく鋭い痛み。
驚異的な跳躍と共に、彼は露出した眼窩を真っ直ぐに狙ってミュータントに飛びかかった。
しかし、その生物は愚かな獣ではなかった。
巨大なサイズを無視した速度で、ゴリラ・アルマジロは収縮した。丸く丸まり、頭と手足を噛み合う骨のプレートの貫通不可能な装甲の内側に引っ込めたのだ。
目をえぐり出すはずだったカエルの一撃は、その防御の硬い表面をひっかいたに過ぎない。爪が異星の物質に対して甲高い音を立てて滑り、貫通することは全く不可能だった。
体をねじった際、怪物はスタッシュを落とした。
栗鼠のハイブリッドは真っ逆さまに落ちたが、アント・マンはキチン質の反射神経の閃光だった。彼女が地面に激突する前に、空中で受け止めた。
「隠れろ!」
変異の筋肉の緊張で歪んだ声で、カエルは叫んだ。
今から繰り広げられる混沌に、彼らを巻き込むわけにはいかなかった。
ゴリラ・アルマジロは一秒も無駄にしなかった。
丸まった状態を解くことすらなく、骨の球体を生きた大砲の弾へと変えた。カエルに向かって転がり始め、恐ろしい速度を蓄積していく。その軌道上の床が砕け散る。
カエルは間一髪で躱し、肌に暴力的な空気の変位を感じたが、即座に問題に気づいた。ただ避けるだけでは足りないのだ。
彼らは果てしない秒数にわたって戦ったが、カエルが獣に対して仕掛けたすべての攻撃は無駄だった。素手で鉄筋コンクリートの壁を殴っているようなものだ。
アプローチを変える必要がある。
カエルは後退し、肺の底からの叫びと共にフクロウの暗号を呼び起こした。巨大な黒い翼が広がり、背中の骨が焼けるような痛みで爆発する。
力強い羽ばたきと共に、カエルは地面から浮き上がり、一秒前に自分が立っていた虚無の空間を怪物が転がり抜けていくのを許した。
彼はアント・マンと栗鼠の女の方へ飛んでいき、彼らの近くに重く着地した。
カエルは空気を求めて喘いだ。自分自身の心へのグリップが、すでに滑り始めている。
顎を食いしばり、スタッシュの目を見た。
「聞いてくれ」カエルは、人間性を保とうとする努力で震える声で言った。「計画はあるが、ギャンブルだ。俺は……ここでコントロールを失うかもしれない。もしそうなったら、もし俺が『カエル』でなくなったら、振り返るな。ポールのグループのところへ真っ直ぐ走れ。彼らなら俺を止める方法を知っているはずだ」
彼は骨の球体の方を振り返った。球体は減速し、進路を変えて再び彼に突撃しようとしている。
カエルの体は壊れかけの牢獄だったが、あの壁を打ち倒さなければならなかった。
「カエル……」スタッシュが言いかけたが、彼は鋭くそれを遮った。
「行け。今すぐだ」
ゴリラ・アルマジロは止まらなかった。
次の突撃はトンネルを崩壊させる地震であり、カエルの歯をガチガチと鳴らすほどの埃と瓦礫の衝撃波を巻き上げた。
「動け!」カエルは仲間たちに向かって咆哮した。
彼らが理解したことを知るために、後ろを振り返る必要はなかった。次の瞬間、彼らがモグラの掘った穴に飛び込む足音の急速な摩擦音が聞こえた。
カエルは一人になった。
怪物は彼に真っ直ぐ狙いを定めた、止めることのできない発射体だ。
カエルはウサギの筋繊維を引き金にし、怪物の喉に向かって爆発的な跳躍で突進した。
ゴリラ・アルマジロは咆哮し、空中で彼を押し潰す準備をした。しかし、カエルはそのまま攻撃を続行しなかった。
最後のミリ秒でコンクリートに足を植え付け、暴力的な方向転換を強要した。
上方へと弾け飛び、フクロウの翼を耳を聾するような音と共にパッと開いて空気を捉え、獣に虚無を打たせた。
フェイントだ。
ミュータントはブレーキをかけ、骨のプレートが火花を散らして床に甲高い音を立てた。鼻を上げ、小さく残酷な目でカエルの軌道を追う。
「スピードで俺を傷つけられるとでも思ったか、ネズミ?」怪物はサディスティックな面白さでゴロゴロと鳴らした。「その速度じゃ、せいぜい俺の鎧をひっかくのが関の山だ。だが衝撃はお前を肉片にするだろう。反動で死ぬぞ。お前はただの馬鹿だ」
カエルは答えなかった。
獣には、まさにその通りに信じてもらう必要があったのだ。
彼は空中の30メートル上にいる。心臓は空気圧プレスのように打っている。
スピードはもう十分だ。今、彼が求めているのは『質量』だ。
虚空に浮かびながら、カエルは自らの生物学的構造を解体し始めた。
それは前例のない苦痛だった。脊椎がきしむほどのねじれでフクロウの翼を引っ込め、ウサギの足を折りたたんで、骨を砕き瞬時に再構成させる。
そして、彼がこれまで大切に守ってきたDNAを呼び起こした。すべてを一度に。
ベア(熊)。ボア(イノシシ)。クラブ(蟹)。
自身の人間性が溶けていくおぞましい感覚が心に溢れ、記憶を生の縄張り的攻撃性の海に溺れさせる。
彼はもはやカエルではなかった。ただの捕食者の器、古代の冷酷な飢えのための導管だった。
ベアの息の詰まるような激怒が神経系を掌握し、ボアの狂乱した止まらない衝動が液体の炎のように静脈を駆け巡り、クラブの冷たく装甲化された無関心さが彼の血を氷に変える。
彼は単に変異したのではない。質量とキチン質の意図からなる悪夢へと『爆発』したのだ。
スカベンジャーのカエルは消え失せ、彼に代わってベア・ボア・クラブのハイブリッド――純粋で殺人的な本能の巨神――の下に埋もれた。
ゴリラ・アルマジロが見上げた時、初めてその嘲笑が消えた。
小さき目に純粋な、原始的な恐怖が浮かぶ。避ける時間はない。息をする時間すらない。丸く丸まり、防御用の骨の球体の中に後退したが、完全に無駄だった。
衝撃は、区画の土台を揺るがす雷鳴だった。
カエルは蓄積された全質量を持って奴の上に落ちた。ベアの巨大な密度と、落下の暴力的な速度を組み合わせたのだ。
その音は身の毛のよだつものだった。骨が砕け、金属が曲がり、自分の血で溺れる怪物の咆哮。
ゴリラ・アルマジロの骨の球体は床に押し潰され、永遠に変形した。ミュータントは黒い血の飛沫を吐き出し、粉砕された内臓と共に命が逃げていく。
しかし、カエルは止まらなかった。
キメラが主導権を握っていた。暗闇が彼の心に降りてくる。カエルはもう存在しない。あるのは飢えと凶暴さだけだ。
彼はすでに無惨な姿になった体を殴り始め、濡れた紙のようにミュータントの肉を爪で引き裂く。腕の残骸を掴み、無意味で浄化的な暴力の儀式として、死体を壁に、地面に、右へ左へと打ち付け始めた。
「カエル! コントロールを取り戻して!」
声。鈍い打撃音に対するひっかき傷のような、細い音。
「カエル、あなたならできるって分かってる! 私のところに帰ってきて!」
スタッシュ。
彼女は残っていた。近くに隠れ、彼が変貌した怪物を見守っていたのだ。
彼女の声は、彼の心の絶対的な虚無の中のフックだった。カエルはその名前に、共感という曖昧な記憶にしがみついた。
装甲の体の重みが溶け落ち、牙が引っ込み、キチン質のハサミが太陽の下の蝋のように溶けていく。元の姿に戻る痛みは、計り知れない安堵だった。
カエルはハイブリッドのネズミの姿に戻り、震え、汗と血にまみれ、ほんの数分前まで止めることのできない脅威だった、切り刻まれた肉と骨の死骸の横で膝をついていた。
彼は生きている。
そして、少なくとも今はまだ、彼は彼自身のままだった。




