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二人の魔法師と五つの魔導書  作者: 手鞠 凌成
一章 戦闘訓練
12/23

戦闘訓練 最終決戦2

長らくお待たせしてすみませんm(_ _)m

ぜひ、読んでみてください((。´・ω・)。´_ _))ペコリン

 森の中でレスティアもまた、この爆発音が最後の戦いになると感じ取っていた。


 最奥を見据える。これで、フラッグを回収したら一位に……ぎゅっと拳を握りしめた。

 ふー、とゆっくり呼吸をした。高揚した心を落ち着かせるためだ。

 一回、二回、三回………

 戦いはいつだって冷静沈着に判断しなければならないのだ。感情で突き動かされちゃ、目の前のことしか見えなくなり、結果的にその隙を突かれ、死ぬ。

 緊張からか、心臓もドクドクと脈を打っていた。

 ――やがて、それもゆっくりとしたテンポへと変わる。


(――よし)


 ぐるっと辺りを見渡した。今のところ敵の気配はない。一応半径三メルト以内に近づいた魔力を感じ取れるように、神経と直結させた感応式結界を張っているが、特に何も無いようだ。


 モニターを開き、地図を確認する。


 丁度今、レスティアたちがいるのは麓から頂上の中間部分。ここから何事もなく真っ直ぐ行けば辿り着くだろう。しかし、油断禁物だった。霊的感覚からして、他のチームメンバー――テスラ、シュライ、テレスの魔力もそこまで多くはない。もちろんレスティアもだ。


 確率からして、移動中に(ゴーレム)と遭遇するのは必須。だが、強さは今まで倒してきた数と比例するように強化(パワード)されていくので、できるだけ戦闘は避けたいところだ。では、どうするべきか。


 必死に脳を巡らせ、思考する。効率良く回避しつつ、移動する方法を……すると、ピカッとレスティアの頭に雷が落ちてきたような閃が生じた。


(これなら、行ける……っ!!)


 咄嗟に振り返り全員の顔を見る。

 各々に不安そうな表情を出している。

 乾いた唇を舌で舐め潤し、口を開いた。


「皆、聞いて!!」


 決意の籠った声だった。

 三人は体ごとレスティアの正面に向ける。


「これから、頂上に行くんだけど、できるだけ戦いは避けたいの。だから、陣形を組もうと思う」


「陣形…?」


 シュライがきょとんと首を傾げた。


「私が先頭で、両サイドにシュライとテスラ。そして後方と殿はケレスに任せるよ」


「………え? あたし?」


 と、ケレスは驚く。自分がやるなんて思ってもいなかったのだ。


 レスティアが続ける。


「一定の間隔――およそ四メルト位を保ちつつ、移動する。その時、敵が現れた際にはなんらかのサインを出して欲しいの。うーんじゃあねー……」


 顎に手を当て考える。

 数秒後。


「じゃあ、私とテスラは【リップライト】、ケレスとシュライは【レスフラッシュ】で知らせて」


【リップライト】は魔法で、【レスフラッシュ】は魔術だ。二つとも所謂無系統に属すものであり、無系統魔術、並びに無系統魔法は誰でも使用が可能なのだ。どちらにしろ効果は同じで、光を発するだけで一瞬の目くらまし程度にしかならない。

 つまりだ。前後左右から敵が現れたら光を放ち仲間に知らせつつ、進路を変更し山頂へ向かうということだ。


「――確かにそれなら、敵の位置も把握できるから、避けられるな……さすがだな、レスティア」


 ケレスがうんうんと納得したのか、頷いた。


「やっぱ頭がキレるね! レスティアちゃん!!」


 シュライはきらきらした瞳でレスティアを見詰める。


「すごいです、レスティアさん!!」


 テスラが褒め称えた。


 そして、「よしっ!やるぞっ!!」とレスティアが気合を入れる。


 目指すは頂上。そして、獲得するは勝利だ。


 彼女らはその場でひし形のような陣形を取ると、シュライに自己強化を掛けてもらい、出発した。

読んで頂きありがとうございます!


また時間が空いたら執筆しようと思いますので、ご待望を。

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