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第14話 では、ギルド員見習いとしての行き先を決めるぜ!

前回のあらすじ:後発組4人と俺が目覚めの儀を受けた。


 無事目覚めの儀を終えた俺たちは、みんなに結果を公表した。


 出てきた結果だけど、何故かわからないけど紙面にプリントアウトされた状態でそれぞれ儀式を受けた本人に渡される形式となっている。材質はすげぇ高級な和紙、いや、以前日本人として生きていたときに触れた紙幣のような質感だった。ということは、今の世界では再現不能というやつである。


 ジュエル、ロビン、ミレーヌ、カタリナの4人がそれぞれ公表すると、「おお!」とか「おめでとう!」とか祝福ムード満載の言葉だったが、俺に渡された紙を公表すると、「嘘だぁ、、、」とか「こんなにスキル少ないわけない、、、」とか、、、。シスター2人に至っては「ちょっと御二方を問い詰めないとねぇ」とか言われてしまったが、俺としてはどないせぇっちゅうんじゃ、という心境である。


 ちなみに5人分の結果をここに公表しておく。


         ======================



<ジュエル>職業   : 加工師(金属、宝飾系)


      スキル  : 短剣術 身体操作 危機察知


      特殊スキル: 精密操作



<ロビン> 職業   : 狩人


      スキル  : 短剣術 弓術 身体操作 採集


      特殊スキル: 精霊術(補助系)



<ミレーヌ>職業   : 狩人


      スキル  : 杖術 弓術 身体操作 採集


      特殊スキル: 精霊術(攻撃系)



<カタリナ>職業   : 剣士(短剣系)


      スキル  : 短剣術 身体操作 気配探知


      特殊スキル: なし



<アイス> 職業   : 盾士


      スキル  : 盾術 身体操作 調理


      特殊スキル: テイム 3/5



         ======================


 と、まぁこんな感じである。鑑定を使えば詳細はわかるけど、今のところはこれで十分である。


 あれ? 俺のやつ先程の内容と少し違っているのだが、、、。まぁ、問題ないか。人に見せたりするやつだから余計なことが書かれていないのはありがたい、ということで納得してもらいますか。


 あと、ロビンとミレーヌについてはエルフだとすぐにはバレないように工夫されているね。流石はアマさんと陛下。そういう気遣いができるところが何だかんだ言って尊敬できるんだよなぁ、、、。まぁ、バレても大丈夫なように日々修行して強くなるべし。


 そういえば、今諜報員として頑張ってもらっている方々に、カタリナが無事に目覚めの儀を受けて職とスキルを手にいれたことを報告したら大泣きして喜んでいたよ。心配だったろうから、その気持ちはわかるなぁ。


         ----------------------


 あれから1ヶ月が経過し、授けられたスキルを意識した鍛錬を積んで体に馴染んできた今日この頃。いつも通りの朝食を食べ終えて後片付けを始めようとしたら、シスター達から話があるというので、一旦席に戻ってシスターに注目する。


「孤児院ではね、7歳から10歳までの期間に社会訓練の一環として各ギルドで見習いとして働かなくちゃならないのね。」


「これに関しては、うちだけじゃなく他の孤児院も一緒よ。」


 なるほど、そりゃそうだ。いずれは孤児院を出て社会に出る必要があるから、ある程度はそういったこともできるようにはなっておかないとね。


 孤児院はいろいろなところから頂く寄付金で経営されているから、そういった形で還元する必要があるわけだ。・・・我が孤児院は一切寄付金なぞもらってないけどな!!


「でも、僕らって傭兵ギルドしか選択肢がなかったはずですが。」


「・・・ごめんね。こればかりは私達でもどうにもできなくて、、、。」


 ワンタが少し諦めも含めた感じで突っ込むと、シスターアリサが申し訳なさそうに答えた。


「何で傭兵ギルドしか選択肢しか選択肢がないんでしゅか?」


 何となく察しはついたけど、一応聞いておこうと思い疑問を伝える。


「アイス君もわかっているだろうけど、僕ら獣人って扱いが悪くてね。どこのギルドも入れてくれないんだよ。唯一入れるのが、傭兵ギルドなんだよね。」


「なるほど、ひどい話でしゅね。」


「でも、アイス君やカタリナちゃんは人族だから、行きたいギルドがあれば、そっちに行っても大丈夫だけどどうする?」


「何を言ってるんでしゅか? みんなが傭兵ギルドにしか行けないなら、ボクも傭兵ギルドへ行くに決まってるじゃないでしゅか!」


 ということで、見習い活動は傭兵ギルドに決定。カタリナもみんなと一緒がいいと傭兵ギルドに行くことが決まった。シスター2人もそれがわかっていたみたいだ。


「そう言うと思ったんで、もう記入は済ませているのよね。じゃあ、8人とも傭兵ギルドへ見習いに行くということでいいわね?」


 シスターアリサがそう聞いてきたので、みんなは頷いた。


「あ、そうそう。基本はここから傭兵ギルドに通うことになるから。朝食と夕食はここで、昼食は向こうで摂ることになるかな。いえ、へたすると向こうでは食事は出ないかもしれないから気をつけた方がいいわね。」


「そうだね。傭兵ギルドも基本貧乏だからね。正直アイスちゃんが一緒じゃなかったら反対してたから。」


 ありゃ、そこまで厳しいんかい。じゃあ持ち込みで用意しないとな、、、。


 ん? そうすると、その持ち込みも下手に良いものを用意してしまうと獲られる可能性が微れ存!? いやしかし、質は落としたくないし、、、。とりあえずは見た目をみすぼらしくするしかないかな。


 ある程度方針も決まったので、それに対する準備を進めていった。




今回は短めです。というのも、ここで区切った方がいいと思いましたので、、、。


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