第4話 THE WORLD IN WARTIME
転生してから、1年後の2012年、民社党は事実上崩壊して、国政党が政権奪還を果たして阿部野晋三郎が総理大臣に就任して、2002年の異能戦争後混乱していた経済を立て直すことに成功して、多くの国民の支持を集めることに成功した。
しかし、阿部野首相は旧領奪還を掲げており、あらゆる法整備を目指した。
そして、さらに3年後の2015年。衆参共に3分の2以上の議席を獲得した、国政党と公正党の与党は7歳以上の日本異能軍の入隊義務化がされた。
私はこの頃4歳だったためあと3年もすれば入隊する。
そして、この頃から私は自由自在に喋ったり体を動かすことが出来るようになって、周囲から驚かれるほどの頭の良さだ。
それにしても、これは某魔法無双ラノベの世界と似たような世界が勝手に作られている。
私は、いい能力が使えたらと思っているが、どこか安心感を持って世界に溶け込めそうと思っていた。
なぜなら今回、打ち出した政策内容は能力が弱かったとしても、ある程度のセーフティなどが設けられている。このような世界観の場合、能力の強さによって生まれる某学園バトルラノベのレベル制度や某魔法無双ラノベのエリート生、一般生のような格差社会が起きやすいため、この内容はかなり筋が通っていると思った。
そして、配属先を均等に分けるために、上位能力者を除いて、ルーレットを使って、所属司令部と配属部隊が決まるらしい。
「私はどこの地域に配属になるのかな・・・」
私は胸を弾ませながら、7歳になる時を待った。
そしてこの制度が出来てから2年後の2018年3月16日、私はそこまでは強くはない能力の分類であったため、配属はルーレットになることが決まった。
「これじゃ、無双ライフは・・・いや待てっ、こういうものってシステムに隠れて強い能力だったという説も・・・」
そういう、期待を持ちながらも、ルーレットを引くと近畿第八部隊という所だった。私は関東に住んでたため、逆になる。こうして3月25日、新幹線に乗って移動することになった。
ちなみにその種別はきぼう号だった。
おそらく、某日本の大動脈の最速種別だろう。
その予想通りの停車駅で2時間半後に中阪駅に到着して、集合場所に集合した。
そして、ある教官が到着した。
その教官は実に白髪が生えた教官であった。
「よく来てくれました。私は井出敏明と申します。わが関西へお越しにいただきありがとうございます。この関西第八部隊は主に阪神間の防衛を行い、異能を使って国を守る機関として機能します。基本的には平庫6区、7区、8区を任される。基本は尼花支部にとどまるように・・・」
具体的に説明するとこの世界観は市町村長という概念はなく、衆議院が区長を兼ねて、行政も行っている。そして、私は3つの首長を護衛することになるが、中には1つのエリアながらも幅広い範囲を護衛する役割を担っている部隊もあることを考えると、かなりこの第八部隊はホワイトな方だと思っている。
それに阿部野首相は会見でこの様なことを言っていた。
『異能軍に生き残るのは必ずしも能力のは強度ではない。最後は頭の良さだ。』
と言う、何か名言らしいことを言っていた。
「というわけでこれから本拠地のある尼花に向かいます。」
「「「はーい!!!」」」
私たちは井出さんに着いて行き、尼花へバスで向かった。
To be continued.




