74: ベスの悩み
「ねえ、かすみ?夜の営みはどの位の頻度なのかしら?」
「生理じゃ無ければほぼ毎日かな?」
「毎日?飽きませんの?」
「お互い飽きないように色々試してるよ!」
「色々とはどんな事するんですの?」
「ベスはエッチがきらいなの?」
「気持ちいいのは認めますけどそれだけですわ!」
「もしかして、キスしておっぱい触ってすぐ入れて終わりとか?」
「そうなのよ!」
「ちゃんと伝えてる?ここが気持ちいいとか、もっとしてとか。」
「初めは言いましたわ!でも、はしたないっていうの……」
「それで、気持ちいいフリしてるんだね?」
「夫が出すまでの我慢ですわ…」
「可哀想に、ベス……」
「断ってみるのはどうかな?寝たフリとか?」
「前に断ったら相手をするのが当然だと言われてしまって。」
可哀想すぎる……何かいい考えないかなぁ?
私達のエッチ見せるとか?刺激つよすぎかな。
「ベスの下着はどんな下着?」
「かすみは?」
私はドレスを脱いで見せた。
「なんて素敵なの!」
「王都の仕立て屋でオーダーメイドだよ!ちょっと高いけどね?」
「かすみ、連れて行って欲しいわ!」
「じゃあ、今から行きましょか!」
馬車で少し走ると王都が見えてきた。
仕立て屋に入ると店主がニコニコ顔でやって来る。
「かすみ様、いつもありがとうございます!」
「今日は彼女が見に来たの!」
「さようでしたか!」
私は新しい作品と引替えにベスの下着を何時でも無料で作って貰う事にした。
流石に金貨10枚は高いからね。
ベスはため息をつきながら店内を見ている。
その間にベビードールを伝授した。
ついでに赤い下着とベビードールを注文する。
「私、これにしますわ!」
ベスが選んだのはシルクとレースで出来た綺麗なブルーの下着。
「夫の目の色なの♡」
「では、こちらで採寸をお願いいたします。」
コルセットにズロースじゃ燃えないよね笑
お店にはサイズ違いで既製品が沢山用意されていて、丁度ベスに合うものがあった。
「旦那さん喜ぶといいね!」
「ええ!本当ですわね!」
はしたないとか言われません様に。
「お代は十分に頂いてますので何時でも無料でお作りしますよ!」
「あら!かすみの仕業ね?」
「えへへ笑」
「でも、ありがとうね!お小遣いじゃ買えなかったわ。」
「この下着私のアイデアなの!だから顔が利くんだよ!」
「そうでしたの?凄いわ、かすみ」
「私は退散するから、準備しておいでよ。」
「そうさせて頂くわ!何から何まで本当にありがとう!」
「今度、結果報告待ってるね」
「頑張りますわ!」
ベスが上手く行くように祈りながら馬車に乗った。
早くロックに会いたくなっちゃった!
そう言えば下腹痛かったのに生理が来ないな……
まさかね?
期待せずに居よう。
傷つきたくないもん……
「ただいま!ロック」
「おかえり!楽しかったか?」
「うん、あのね、ベスが下着に興味もってね……それでね……」
優しく微笑みながら聞いてくれる。
私はなんて幸せなんだろう。




