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癒しの力で人生謳歌します!  作者: ぴよコロ


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72/90

72: 工事開始

早速今日から外壁の工事が始まる。

私の提案で鉄を筋交いにしてその上からセメントを塗ってもらう。


強度も増すはず。

ロックもいい考えだと褒めてくれた!嬉しい♡


私は、ミナとジョシュをジェニーさんの家まで送っていく。

「心配事はないかな?」

「うん!大丈夫!」

ミナがニコニコしながら答える。


「良い家族が出来たね!」

「ありがとう!お姉ちゃん!」

いい子だなぁ。

暫くして家が見えてきた。


庭にはブランコが付けられていて、砂場も用意されている。


「ジェニーさん!こんにちは!」

「はーい!待ってたのよ?いらっしゃい!」

ジェニーさんは子供達をぎゅっと抱きしめた。


ロイはその上からぎゅっと抱きしめた。

子供達は照れくさそうにしている。


「では、これは2人の紋章です」

そういってローザの紋章を渡す。


「この子達をよろしくお願いいたします」

深々と頭を下げると、夫婦も同じ様に頭を下げていた。


用事も済んだし、外壁見に行ってみようかな?

近くに行くと何やら騒がしい……


「何かあったんですか?」

「防壁が崩れて作業員が数名下敷きになってるんだ!今助け出してる所だけどもう駄目だろうなぁ……」


私は急いで事故現場に走った。

死んでしまう前に助けなくちゃ!


「かすみ、今呼びに行く所だったんだ!」

「話は聞いたよ!任せて!」


「エリアハイヒール!」

とりあえず命を繋ぐためにハイヒールをかける。


救い出された人達に次々魔法をかけて行く。

「エクストラヒール!」

潰れた手足が元通りになって行く。


「なんだこれは!」

「痛くないぞ!」

最後の1人を助け出す。


「エクストラヒール!」

「他に怪我人は居ませんか?」


「聖女様なのか?」

1人の作業員がポツリと呟く。


「違いますよ!」

「だけどオラこんな光景初めて見ましたよ!」


「危ない作業ですから、皆さん気をつけてね?」

「聖女様が居りゃあ何の心配も無い、なぁ?皆んな!」


口々にそうだそうだ!と叫んで盛り上がっている。

ロックと顔を見合わせ苦笑いをした。


「アソコの毛が無い聖女だって教えてやろうか?」

ロックが意地悪を言う。

「んもぅ!笑」


私は治癒院に寄って何時もの通りポーションを作る。

メグの患者捌きも中々の物になってる。

安心安心!


小鳩急便を呼びポーションを配達して貰って家に帰る。

何だか下腹がシクシク痛い……

また生理来ちゃうのか……


自分にヒールをかけた。

どうして来てくれないの?赤ちゃん……

涙が溢れて止まらない。


そこへロックが帰って来た。

「かすみ?!どうした?」

「下腹が痛いの……また生理が来ちゃうんだよぉ……!」


ロックは私をぎゅっと抱きしめて涙を拭う。

「俺はかすみが居ればそれでいいって言ってるだろ?」


「そうだけど……」

「かすみは俺だけじゃ足りないのか?」


「そんな事ない……そんな事無いけど、欲しいよ!赤ちゃん!」

「こんなに愛し合ってるから、きっと赤ちゃんも遠慮してるんだな!」


「じゃあ、ずっと出来ないの?だって私、ロックをずっと愛してるよ?」


「ちゅっ……ほら、泣き止んで?」

ロックは部屋を出ていくとホットミルクを持ってきた。


「神様が、今は2人で楽しみなさいって言ってるんだぜ?多分な!」

「ありがとう……ロック」


私ももうすぐ25歳。

30歳までに出来なかったら養子考えようかな……


その日は、ロックの腕枕で眠った。

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