70: 未来の家族
「おはよう……ちゅっ」
「……ん……おはよう、かすみ」
「今日は何するんだ?」
「新しい住人の所に困り事がないか行ってみようかなって。」
「そうか、よろしく伝えてくれ!」
「うん!ロックは何するの?」
「俺はウィロー伯爵と会う位かな?」
私は手土産にマドレーヌを沢山焼いた。
施設には子供達がいっぱいいるからね!
挨拶回りといっても私の目的はゲイの夫婦だからね!
なんか妙技を授かりたい笑
先ずは施設に行く。
姉のミナと弟のジョシュは環境にも慣れて楽しそうにしていた。
マドレーヌを子供達に配って次に。
目が見えるようになった子供は母親と2人で家にいた。
困った事はないみたい。
良かった。
仕立て屋の親子も平穏に暮らせているみたい。
良かった良かった。
老夫婦は……居ない。
野良仕事中かな?畑に向かう。
いたいた!
「こんにちは!」
「奥様こんな所まで来て下さって……」
「困った事はないですか?」
「困った事はないんですがね、落ち葉を集めに防壁近くに行った時にひび割れをみつけまして……報告に行く所でした。」
「ありがとうございます!夫に伝えます。」
防壁も老朽化してるんだね、大事な話が聞けた。
さて、今日のメインであるゲイの夫婦宅に。
「こんにちは!」
「あらぁ、奥様じゃありませんか!良かったら入って下さいな!」
「では、遠慮なく失礼します!」
2階から声がする。
「ジェニー?ジェニファー?」
「お客様よ!ロイ降りてきて頂戴!」
どうやら、奥さん役と旦那さん役がハッキリと決まって居るみたい。
奥が深いな…
先ずは困り事がないか聞いてみる。
「ワタシ達子供が欲しいのよ……施設から養子を取ることは可能かしら?」
「可能ですよ!施設に行ってみますか?」
2人は二つ返事で着いてきた。
「赤ちゃんは2人居ますよ!」
「ワタシ年齢は気にしないわ、インスピレーションね!」
なるほど。
反りが合わないと一緒に暮らせないもんね?
ふと見ると、ジェニーさんがミナと話している。
「ワタシ達男同士の変な夫婦だけど愛情はいっぱいよ!一緒に暮らさない?」
「私とジョシュを子供にしてくれるの?」
「あなた達さえよければね?」
「私、親が出来るんだね!嬉しい!」
どうやら決まったみたいね?
「ワタシ決めたわ!あの子達を迎えたいわ!」
「4人家族になるなら今の家じゃ手狭でしょ?手続きには2日はかかるからその間に引っ越ししましょう!」
「なんとお礼を言ったらいいか……」
「ジェニーさん、ミナとジョシュをよろしくお願いします!」
「新しい物件にご案内しますよ!」
私は1度家に戻り鍵を持って再びジェニーさんを尋ねた。
「いきましょうか!」
「ワクワクするわね!ロイ」
「ああ!夢みたいだ!」
暫く歩き広い一軒家を見せる。
「ここなら4人でも十分余裕があると思いますよ?」
「あら、素敵!」
気に入って貰えたので鍵を渡す。
「引っ越しは明日中に終わらせとくわ!」
「ジェニー、奥様にお茶でもお出ししよう」
「ワタシったら気が利かなくてごめんなさい!」
「ありがとうございます!」
やっと本題に入れるかな?笑
ロイさんが引越しの準備を始めたので、私は小声でジェニーさんに耳うちした。
「あのね、夫を虜にする方法教えて欲しいの……」
「あら!可愛い♡そうねぇ、アレはしゃぶった事はある?」
「あります!」
「ならイった後も続けてごらんなさい?男も女みたいに吹くわよ?」
「なるほど!他には?」
「肛門よ!肛門に指を出し入れしながらしゃぶるのよ。最高よ?これを知ったら止められないわよ!」
「ウンチ付かないんですか?」
「愛しいひとのウンチなんて大歓迎よ!笑」
「ありがとうございます!試してみますね!」
私はマドレーヌを置いて家に帰った。
ヨハンもこれを教えようとしたのかなと、今になって思い出した。




