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癒しの力で人生謳歌します!  作者: ぴよコロ


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7: 拠点探し

緊張していたせいか、朝早く目覚めてしまった。


ロックの仲間かぁ……女性も居るのかな?

大掛かりな行動しようとしてる割に頭はお花畑だね笑


紅茶を何杯も飲んでやっと時間を潰した。

そろそろかな。


ドキドキしながらロックの家へ向かい玄関ドアをノックする。


昨日と同じ優しい笑顔のロックが顔を出した。


「いらっしゃい!」


「おはよう!お邪魔します」

中に入ると、見知らぬ男性が2人と女性が1人座っていた。


「初めまして、かすみです」

お互い挨拶を済ませて席に付いた。


ガタイのいい人は盾役のダニー

無口なタイプのケント、前衛らしい。

弓使いのジェシカ

この4人が何時ものパーティだそう。


ジェシカがいぶかしげに口を開く

「この薬、本当に効くの?」


ポーションのない世界なのだから仕方ないけどちょっと腹が立つ。

オマケに美人だから余計かも?


ロックが口を開いた

「俺さ、一昨日死にかけたんだ」


皆が一斉にロックを見つめた。


「1人で森にはいってグレイウルフの群れに遭遇しちまったんだよ。

必死で逃げたさ、でもヤバい状況で死ぬのを待ってる状態だったんだよ。

それを助けてくれたのがかすみなんだ」


部屋の中がシーンとする。

「かすみは、冒険者の危険を減らしたいって言ってくれてるんだ。

死なずに済むようにな」


「それが本当ならオイラ達にとって凄い話じゃないか!」

ダニーが興奮気味に言う。


「……うむ、夢みたいな話だ」

ケントがボソッと口を挟んだ。


「ジェシカはどう思う?」

ロックが口を開く。


「まあ夢みたいな話ね?使ってみなければ分からないけど」


「それをどうやって流通させるか、バレずにできる方法を探してーんだ!

お前らを信用してんだからよ」


「アタシだったら、売り手にツテがあるわよ。

といってもバレずにって言うのは流石に無理じゃない?」


「先ずはオイラ達で拠点作りだな!」


話は私を無視してエスカレートしていく。

バレずに拠点作ってポーション安くするって事であってるよね?


ロックを見つめると、彼も私を見ていた……

まるで大丈夫だよって言ってるみたいに。


「かすみはどう思う?俺たちは得ばかりだけど、かすみに大変なこと押し付けてないか?」


「ううん!私人助けがしたいから!ロックが親身になってくれて心強いよ!」


「アタシ達もいるんだけど?」

ジェシカがボソッと呟く


やっぱり苦手。

ロックの事好きなのかな……


そうこうしているうちに拠点はスラム街、売り手と瓶の仕入れはジェシカの紹介してくれる人と言う運びに決まった。


「皆さんよろしくお願いします!明日からスラムで拠点作りだね!」


何だかドッと疲れてしまった。

皆んなにさよならを告げて宿屋にもどる。


ロックともう少し話して居たかったな…


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