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癒しの力で人生謳歌します!  作者: ぴよコロ


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51/90

51: クレーム

ちゅっ……ちゅ

「おはよう、ロック」


毎日の通い領主と夜のエッチでお疲れの様子。

可哀想だけど起こさなくちゃね。


「お寝坊さん、起きて?」

「うーん……」

ノソノソと起き上がる。


「大丈夫?無理してない?」

「大丈夫大丈夫!かすみは今日は何するんだ?」


「私はオムツ作ろうと思って!」

「治癒院そっちのけだな笑」


「だってエラさんが優秀なんだもん!」

ぷぃっと横を向くとロックがわははと笑う。


「朝食できてるよ!早く来てね?」

「おう!」


2人で楽しい時間を過ごし、ロックは領地へ。

私はナプキンを作って貰っている業者さんの所へ。


オムツが完成すれば、おしめを洗う手間が省ける。

きっと流行するはず!

意気揚々と説明を始める。


試作品はまるでフンドシ。

伝えるのって難しい……

試行錯誤して、何とか思い通りの形になった。


大きなナプキンにテープが付いたって感じ。

とりあえず試しにエラさんに数枚渡した。


娘のルルちゃんにオムツを着ける。

嫌がる様子もなし、先ずは良しかな?


後は漏れがないかかな。

2時間ごとに様子を見に行く。


だって泣かないからオシッコ出たかわからないんだもん。

尿漏れもうんち漏れもなし!

バッチリだね♪


急いで商人ギルドへ行く。

ギルド長は、もう何を出しても驚かない。

またか!って感じだよね。


申請を終えてまた工場に。

オムツの量産に入ってもらう。

大きさを大、中、小に分けて貰った。


またしても、名付け……漏れナースとか?

やだ、思いつかない!

パンピースにしよ笑


また30個で袋詰めして名前を印刷して行く。

先ずは治癒院で試供品を配る。

王都の薬局にも置かせて貰った。


準備万端だね!

その時は分からなかった。こんな事になるなんて……


試供品を配った奥さん達からクレームが。

エラさんからもだ……


どうやら、オムツかぶれが出来たみたい。

聞くところによると漏れないのをいい事にオムツをつけっぱなしにしているみたい。


長時間放置すればそりゃかぶれるよ。

注意書き足さなくちゃね。


私は奥さん達になぜそうなったかを説明して、赤ちゃん達に初級ポーションを塗り帰って貰った。


ついでに、オムツかぶれ用の軟膏を開発して薬局に卸した。

開発と言っても、既存のかゆみ止め薬に魔力流し込んだだけだけどね。


便利も善し悪しだなぁ……

安く売っているんだから小まめに変えて欲しいよ。

何だか悪いもの作っちゃった気がして萎える。


気分転換にロックの所へ行こうかな?

私は馬車に飛び乗り領地へ向かった。


そういや、領地の名前無いよね?

キタキタ私の苦手な奴。

本当にネーミングセンスないからな笑


もう、ロック領で良いかも?なんて考えている内に領地に着く。


「ロック!」

「お?かすみ?どうした?」

「顔みたくて来ちゃった!お邪魔かな?」


ロックは凄く嬉しそうな顔で迎えてくれた。


「今は何中?」

「かすみとラブラブ中!わはは!」

「えへへ♡」


「思ったより財政難なんだよな。」

「大丈夫だよ、小鳩急便も出来るし調味料の販売もするしね?」


「だよな、人数に対して作物の収穫量がやたら少ないんだ。」


「今までどうやって凌いできたのかな?」

「不思議だよな?」


財政難と言う割には良い住まいだし……

何か裏があるとか?

闇の組織?ねずみ小僧?笑


「調べる必要があるな!」

「そうだね!」

ちょっとスパイ活動みたいでワクワクしちゃう!


「そろそろ帰るか?」

「うん!」


私達は仲良く寄り添いながら馬車に揺られて帰った。

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