45: ベティとキャシー
足がつった……!
昨日歩き回ったお陰で足がパンパンになっている。
筋肉痛だね。
ロックは平然としてるけど。
どちらかと言うと、エッチしたくて仕方ないみたい。
他所様の家でシーツ汚すのもなんだし…お口でしてあげて我慢させている。
滞在も3日目となると、子供達も懐いてくる。
名前は長いので愛称で呼ぶ事にした。
長女はベティ、次女はキャシー!
可愛いんだよなぁ!
金髪に青い目、お人形さんみたい。
2人を見ていると私も赤ちゃんが欲しくなる。
私とロックの赤ちゃんが出来たらどうなるんだろ?
黒髪、黒目の私と金髪、茶目のロック。
どちらに似ても可愛いだろうな!
癒しの力って遺伝するのかな?
そんな事ばかり考えてしまう。
筋肉痛なので、今日はベティとキャシーと遊ぶ事にした。
お人形さんごっこ遊び!
懐かしいなぁ!
ロックはどうしていいかわからないといった様子で、姉妹からちゃんとやれと叱られている笑。
「こんな1日もいいよね?」
「そうだな!」
ロックも段々コツを掴んだのか上手いことお父さん役をやっている。
「ロックがお父さんになるとこんな感じなんだね?」
いい光景が見られた。
ランチを挟んで次はブランコで遊ぶ。
ロックが思い切り押したものだから、キャシーがブランコから前に飛び出してしまった。
「うわぁぁん!痛いよぉ!」
「大丈夫か?ごめんな?」
両膝が擦りむけて血がでている。
「痛いの痛いの飛んで行けー!ヒール!」
「もう大丈夫だよ!」
「本当だ、もう痛くない!お姉ちゃん魔法使いなの?」
「そう!魔法使いなの!でもここだけの秘密だよ?」
「わかった!」
ロックがシュンとしているのでウインクして見せた。
ホッとしたみたいで良かった。
楽しい時間はあっという間で日が落ちてきた。
私は無理を言って厨房に入らせてもらう。
生のお魚の美味しさをどうしても知って欲しくて。
醤油はないから、カルパッチョを作った。
料理長に味見を頼むとパクリとそれを口に運んだ。
「何だこれは!凄く美味しいぞ!ディナーに出そう!」
私はドヤ顔をする。
是非これからも生で食べて貰いたい。
せっかく海のある所なんだからね。
ディナーの時間になり、並べられたカルパッチョにシーンとなる。
「かすみさん、魚は生で食べても大丈夫なのかい?」
ダンテさんが恐る恐る聞く。
「新鮮ならば大丈夫ですよ!是非試しに食べてみて下さい!」
「では……」
皆んながダンテさんに注目している。
「美味しいぞ!モチモチぷりぷりしてこれはいける!」
それを聞いて皆んなも一斉に食べ出す。
私はロックをチラリと見る。
「美味いな!」
「でしょ?料理長のお墨付きだよ!」
皆んな気に入ってくれたみたいで良かった。
生食文化発展するといいな。
そんな事を考えながらベッドに入る。
「おやすみ、ロック。」
「おやすみ、かすみ。」
ロックの甘い甘いキスにとろけながら眠りについた。




