34: 秘密の講義
窓の外はすっかり冬景色。
異世界に来て初めて迎える冬は、日本より少し暖かい。
冷たくなった足をロックに押し付ける。
あれ、起きない?
「やったな?」
ロックからくすぐり攻撃を受ける。
「きゃっ!やだやだぁ、ごめんってば」
「お返しだよ!あはは!」
今日も朝から仲良しだね。
カーディガンを羽織り、朝食の準備をする。
「もう少し寝てようぜ…暖めてやるよ?」
「だーめ!開業時間になっちゃうし」
なかなかベッドから出てこないロックを引きずり出して朝食を食べる。
「今日はギルド行かない日?」
「行く日ー!」
ロックが嫌そうに答える。
いつもの様にポーションを持たせて送り出す。
「気をつけてね?」
「おう!いってきます!暖かくしとけよ?」
そう言って出かけて行った。
私は今の内に昼食と夕食、お風呂の準備をする。
程なくするとエラさん達が出勤して来た。
エラさんのお腹は大きく重そうで何時お産になってもおかしくない。
「まだ動いて居て大丈夫?無理だけはしないでね?」
こっちが気が気じゃない。
今日は雪もチラチラ降っていて患者さんも流石に並んでいない。
暇だ……
まあ、暇なのはいい事だよね。
この隙にヨハンをそっと呼び出す。
「ねぇねぇ、聞きたい事があるんだけど」
「何すか?」
「男を虜にするテクニックってある?いつも同じエッチじゃ、飽きられちゃわないかなって」
私の真面目顔を見てヨハンがクスクス笑う。
「そうっすねぇ……アレを舐めたりしたことあります?何時も受け身なんすか?」
「アレって、男のアレ?舐めたら気持ちいいの?」
「気持ちいいっすね!ただ舐めるだけじゃだめっすよ?」
「舐め方があるの??教えて!」
ヨハンが言うには、先ずはイキナリかぶりつかずに
焦らすように根元から攻めて行くそう。
唾液を沢山付けてアレを口に入れてジュブジュブとわざと音を出して上下に。
先っぽは中々舐めずに焦らした後、手でアレを擦りながら先っぽをレロレロと攻めるといいらしい。
激しいだけは逆効果みたい。
歯が当たらないように注意するっと。
「ヨハン先生……凄い!他には?」
「うーん。馬乗りになってみた事は?」
「ないです!」
男性を仰向けに寝かせて上に乗り出し入れする方法らしい。
「他には?」
「四つん這いで挿入したことはあるっすか?」
「ないです!」
お尻を突き出して後ろから出し入れするらしい。
奥が深いなぁ……
「後は肛門に指を……」
「待って!上級者すぎるよ」
他にも色々知ってそうだったけど、とりあえずは頭一杯かな。
男も、性感帯があるから耳や首すじ、チクビやタマタマも舐めて様子を観ると良いらしい。
陰毛がない姿を好む人もいるとか。
はぁ、勉強になったなぁ……
仕事中にこんなんしてて良いのやら笑
今日は急患もないし、患者さんもいない。
皆んなで昼食を取った。
こんな日もいいね!
午後からは雪も本降りになってロックの事が心配だけど、アレを舐めたらロックがどうなっちゃうかの方が気になる。
悪い妻だね笑
「今日はもう閉業しようか!後は1人でも大丈夫そうだしね。」
久しぶりにお母さんとの時間が出来たアレクははしゃいでいる。
「雪だから気をつけてね?」
妊婦さんが転んだら大変だもん。
「お疲れ様です」「先生、さよなら!」
皆んな帰って行った。
さてと、お掃除でもしようかな。




