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癒しの力で人生謳歌します!  作者: ぴよコロ


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3: 御使い誕生?

ハンスの奥さんの手料理はとびきり美味しかった!

お腹もいっぱいだし、部屋に入ってベッドに飛び込む。


「ふぃー」

いい事して気分が最高!

今日はいい夢見れそうだなぁ

ちょっと早いけど眠りに着いた。


眩しい……もう朝か

階下に降りるとハンスが凄い勢いでやってきた。


「おはようございます!」


「おはようございますどころじゃねーんだ、外みてくれ!」


え、何?

外に何があるの……

扉を開けて外を見る。


そこには病人怪我人の行列が出来ていた。

昨日の出来事が周りの村にまで伝わったみたい。


「ハンスさん、どうしたらいい??」


「どうしたらって嬢ちゃん、なんとかするしかねーだろよ?噂聞いて集まってきちまったんだな」


うーん、病気はヒールで治ったけど

怪我ってどうなんだろ……


暫く考えてるとハンスさんがボソッっと言った。

「無料にしたらだめだぞ、病院も教会もなりたたなくなっちまうからな。下手したら嬢ちゃん……」


人助けを有料にする?無料だから助かるんじゃないの?

でも、無料にしたらお医者さんの仕事や教会の立場はない?

なんて無条理……


「ハンスさん、治療の相場って?」


「そうさなぁ、簡単な治療で銀貨3枚……俺らにはキツい金額さ」


日本円に換算すると銀貨1枚で1万円くらいらしい。

随分高い。


とにかく行列をどうにかしなくちゃね…

私は銀貨1枚で治療する事にした。

なんだかモヤモヤする……


最後の1人を治療する頃には夜がふけていた。


もう、この村には居られないな。

朝早く発つことをハンスさんに告げた。


「嬢ちゃんには感謝してるが、それがいい」


その夜は理不尽を感じながら眠りに付いた。

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