2: 辿り着いたのは小さな村でした
そよそよと風が吹いて気持ちがいい
ここは異世界?
周り一面が野原みたい。
先ずは住める所探しかな…
とりあえずお約束のアレをやってみた
「ステータスオープン!」
なんか恥ずかしい笑
ふむふむ……これ、チートじゃん……
私の力は欠損までも治せるらしい。
おじいちゃん、ありがとう
きっと人の役に立つからね!
見渡すと遠くに村らしきものが見えた。
あそこにいってみよう!
力強く歩き出した。
妙に身体が軽い。
しかも痩せてる!若返ったのかな?
暫く歩くと村に着いた。
何だか薄暗い村……
入口には誰も居ない。
辺りをキョロキョロ見回すと、座り込んだ男性がいた。
「こんにちは!」
「……この村に居ちゃだめだ
病気が蔓延して死人まででてるんだ。
早く出ていく方がいい。」
病気?なら治せるんじゃない?
癒しの力で。
「とりあえず皆さんの所へ案内してくれませんか?」
「……何する気だい?」
「私に任せて欲しいの!
皆んなを広場に集めて下さい!」
渋々と立ち上がった男性に着いていく。
少し待つと、ヨロヨロと住人たちが集まってきた。
初めて使う癒しの力。
がんばってよ?
「エリアヒール!」
広場が金色に染まる
ど、どうかな?
体調少しはよくなったかな?
恐る恐る見上げると
村人達が元気を取り戻していた!
「御使い様……御使い様だ!
ありがとうございます!」
やったね!大成功!
後は浄化をして回れば大丈夫。
座り込んでいた男性も笑顔になっていた。
よかったぁ
「お嬢さん、あんた一体何をしたんだ?」
「私はかすみ、癒しの力をもってるの。」
「俺はハンス
この恩は忘れないよ!
家は宿屋なんだ、好きなだけ泊まってくれ」
ラッキー
泊まる所ゲットだぁ!
急ぐ旅でも無いしゆっくりして行こう。
ハンスに連れられて宿屋に向かう
お腹ペコペコだな
呑気な私はそんな事を考えながら達成感に酔いしれていた。
大騒動になるともしらずに……




