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癒しの力で人生謳歌します!  作者: ぴよコロ


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24/90

24: 結婚式

昨日から滞在していたレイノルズ家を早朝出る。

今日は、待ちに待った結婚式。


これで家族が出来るんだよね…

凄く心強い。


天気にも恵まれて良かった。

雨の結婚式ってなんかテンション下がるもんね?


メイド達がテキパキと動き出し

あれよあれよと着飾って行く。


今日の髪型はコテで巻いた縦ロール。

頭にはベールとティアラが付けられていく。


ロックは真っ白なタキシードに銀糸で刺繍が施され、胸には白い薔薇がさされている。


「ロック、素敵だよ」


「かすみは、白い薔薇の妖精だな!凄く綺麗だ。」

お互い見つめ合って結婚式の始まりを待つ。


普段は鳴らない鐘の音が鳴り響き開演の合図を知らせる。


「行こうか!」

ロックにエスコートされて大広間に向かう。

胸が高鳴る……


スローな音楽が流れ出し、それに合わせて1歩1歩噛み締めるように歩く。


神父の前まで歩くと厳かな気分になる。

お互い神に誓いをたて指輪を交換すると、ロックはそっとベールを上げ優しくキスをした。


「ここに新たな新郎新婦の登場です!皆様盛大な拍手を!」


大きな拍手と歓声が聞こえるけど、ロックしか目に入らなかった。


我慢していたけど、込み上げる涙を止められない。

私本当に幸せ……


間もなくして、国王陛下がお祝いの言葉を下さった。

私達は陛下にお辞儀をして会場を回った。


レイノルズ家の一員となった私に、貴族達がチヤホヤとしてくる。

今回も、ドレスは大好評で仕立て屋さんの株はまた上がったに違いない。


大体の挨拶を終えて、家族の元に向かう。


「ふつつか者ですが、これから家族としてよろしくお願いいたします。」


「もう娘だと思っているよ。」

お父様が優しく言う。


「娘が出来て本当に嬉しいわ!沢山甘えてね」

お母様が言う。


意外なことに弟のジャンは泣きじゃくっていた。

可愛いとこあるのね。

ホッコリした気持ちになった。


ロックが私を見つめて言った。

「絶対に笑いの絶えない幸せな家庭にするから!」


ありがとう……ロック

また涙が溢れてきた。


無事に式を終え、陛下の私室へ通される。

王都に新居を構えたことや、治癒院を開くことなどを伝える。


「かすみの力は聞いている。死傷者が減ることは我が国にとっても大きい事だ。頼りにしておるよ。」


陛下は王家御用達の紋章を私に渡すと、ニヤリと笑った。


朝早くから起きていたし、披露宴が3時間程あったのに加え陛下に呼ばれクタクタだよ。


早く新居に帰りたい。

あ、もっと凄いイベントが待ってるんだった。

初夜……今からドキドキする。


家族に挨拶をして新居に向かった。



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