23: 新居
結婚式を後1週間後にひかえた私達は、リノベーションを頼んだ新居の新着状況を見に行く。
印象はガラリと変わってリノベーションと言うより、建て替えたみたい。
治療院になる所は間口も広く白い壁で清潔感がある。
ポーション作りの小部屋も隣にあるし収納も多い。
ベッドも3台は置けそう。
手洗い場やトイレもあり気が利いている。
1階には応接室もある。
2階に上がると主寝室、子供部屋、キッチン、トイレ、そして念願のお風呂がある!
嬉しい♡
アイボリーをメインにして余りかしこまらずに作って貰って正解。
後は家具を買い揃えるだけで出来栄えは完璧!
プロにお願いして良かった。
部屋の寸法を計って貰い、家具屋に行く。
シングルベッド3台とダブルベッド、机や椅子等を見繕った。
大体決まり、後は治癒院の看板かな?
私、ネーミングセンス無いんだよね……
ロックに相談すると「かすみ治癒院でいいじゃないか?」と笑う。
流石にそれは無いな。
「じゃあ、ロック治癒院にしようかな?」
そう言って返した。
ロックは「適当すぎだぜ!」とお腹を抱えて笑っている。
悩みに悩み、四葉治癒院にした。
前世では四葉のクローバーは幸せを呼ぶっていう意味合いがあったしね。
これで後は家具が届くのを待つだけかな?
ロックとデート気分でキッチン用品やお皿なんかを選んでいく。
楽しいんだよね♡お買い物って。
用品店に寄り、スラムの人達が宅配便をやる時の制服になりそうな物を何着か見繕う。
そうだ、商人ギルドで専売特許とらないとね。
ギルドに寄り手続きを済ます。
後は馬車とかかな?荷馬車を2台買った。
これでスラムの人達も生活して行けるはず。
少しホッとした。
お腹がなったと思ったら夕方になっていた。
今は行きつけになったお店に向かう。
歩き回って疲れてしまった。
こんな日は熱いお風呂に入りたい。
結婚式まであと4日……
早くロックの奥さんになりたい。
あと4日が凄く長く感じた。
食事を済ませて馬車に揺られる。
ロックにもたれかかって何度もキスをした。
幸せを呼噛み締めながら帰路に着いた。




