17: 下着の売値
ドレス試着の時には間に合わなかった待望の下着。
今日はそれを見るために王都に向かった。
ロックが一緒に来たがったけど、ポーションを持たせて冒険に追いやって1人。
だって下着だもん、見せられないじゃない?
お店に入るとさっそく試着。
「いかがでしょう?」
店主がチラッとこちらを見る。
「もう少し立体的にして、胸を寄せるようにしたいかな?
レースとかも使ってセクシーな物にしたいの。
勿論ショーツも同じデザインでセットに」
「なるほど……」
私はブラジャーとパンティの絵を書いて見せた。
「これは……素晴らしい!売れますよ!」
凄い鼻息で店主が言う。
伸縮性のある素材が良いとか、パンティの種類も何個か教えると店主は目を丸くしている。
「そのアイディアを売ってもらえませんか?金額はいか程でしょうか?」
新しい発想に興奮気味に聞いてくる。
私はぶっちゃけただ自分の下着が欲しいだけだったけど、専売特許とか契約書とか色々あるみたい。
店主は商人ギルドへ私を連れて行った。
色々な書類にサインをしていく……
先ずは専売特許の申し込みが終わり、値段交渉に入る。
一括で売ってしまうか、売値の何割かを貰い続けるか。
面倒だから、一括販売にすることに。
「金額は、金貨1500枚でいかがでしょう?」
「1500?!」
驚いて声が出てしまった。
「申し訳ございません、では2000枚ではいかがでしょう?」
いやいやいやいや、多すぎじゃない?って意味だったんだけど……
2億だよ?
ちょっとびっくりしたけどそれでよしとした。
沢山貰える代わりにちょっとエッチな下着も教えてあげた。
契約は無事に終わり、商人ギルドに私の口座を作り入金をすませると店にまた戻る。
店主はほぼ思い通りの下着を何着か作ってくれた。
ロックが見たらどうなっちゃうんだろ?笑
そんな事を考えながら馬車に揺られていた。
でも、手出して来ないんだよなぁ。
ロックの意気地無し!




