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どちらかわからない

 実家から持ってきたアップライトのピアノが我が家にあるが、家人からうるさいと言われたことがあるので、家人が留守の時に弾く。家で一人きりの時が限られるので、弾く機会はごくたまになる。子どもの頃に習った曲をポロンポロンとたどたどしく弾いて、別の曲もやってみようかと簡単な曲の楽譜を読んで、片手でたどってみる。

 楽譜の中に「カチューシャ」の曲があった。ロシア民謡だ。

 以前、ロシアのウクライナ侵攻があってから、ロシアの女性たちが「カチューシャ」を歌って、反戦を訴えたというニュースを聞いた記憶がある。「カチューシャ」は前線に赴いた恋人を想う少女の歌だからだという。

 今回、楽譜を目にして、そんな活動あったっけかと、検索してみたがヒットしなかった。逆に「カチューシャ」は愛国の歌、戦時に流行った歌と出た。

 ? 反戦の為に歌ったというのはわたしの勘違いだったか?

 前線で戦う兵士を想う女性の歌なら、反戦、愛国、どちらにも取れるか。思想を盛り込んだ歌ではないから。

 ロシアでは体制に反する発言を(おおやけ)にするとしょっ引かれるらしいから、海外でニュースになるような派手なことは危険だ。特に戦時は。

 遠く離れた場所にいる大切な人の無事を祈るのにどんな歌を歌ったらいいかと選ばれたのかも知れない。前線にいる兵士を想う銃後の人間の心情は一色で染められるものではないから。

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