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41話 会談

ようやく『夜と月の王国』軍が現れたので、僕達3姉弟とグレンディルは陣地を出て、しばらく進んで向こうが来るのを待つ。


やがて『夜と月の王国』軍が停止し、中から20代半ばに見える青年が2人こちらに歩いて来て僕達と対峙した。


そのうち豪奢な身なりをした方に、

「貴殿がバルド第一王子殿ですか?」

と尋ねると、

「その通りだ。そういうご貴殿がフレデリック殿かな?」

「ええ、その通りです」

バルドの問い返しに答える。


「さて、先日使者から書簡をお渡しした件の返答をお聞きしたい」

そう尋ねると、バルドは(あざけ)り笑いながら、

「あの様な要求など呑む訳がないだろう。これだから子供は困るな。

まあ、どうしてもというなら、実力で奪ってみるが良い」

一歩下がった所で側近が僕達の後ろを見て厳しい表情になっている中、肩をすくめて交渉決裂の言葉を放った。


「分かりました。ではこれより『鉱石と闘技の国』と『夜と月の王国』は戦争状態になりますね」

対する僕は、淡々とだがはっきりと宣戦を布告した。


◆ ◆


戦争状態に突入した事を確認後それぞれの陣営に戻り、兵達と同じ携行食料(栄養と保存性を追求したモノで、通称は粘土)を水で流し込みながら敵軍の動きを眺めていると隣でグレンディルが、


「いよいよ始まる訳ですが、敵は動きますかな?」

「こちらは陣地の強化を続けている様に見えた筈ですから、ヴァレシルさんの軍との挟み撃ちを避ける為にも必ず仕掛けて来ると思います。

仮に来なくても不利になるのは向こうですから…と言っている間に動き出しましたね」

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