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24話 魔王は通過点

全軍が問題なく渡り終わり、隊列を組み直して出発する。

架橋のためにほぼ休めなかった僕達3人はしばらく休憩するため、中央の竜車に乗っている。


「今回はこの橋を渡るのが初めてだったので手間がかかったけど、次回からは隊列を組み替えたりする事なく渡るから、渡河の手間暇をかける必要が無くなるからボルネ大河を渡る大幅に時間が短縮されるわね。

そうなると、大河を挟んで分断されがちだった経済・流通もスムーズに行える様になるから、地域の活性化にも一役買いそうね」

ニコニコしながらレティシアが言った。


「魔王領に居た時に最大で半分ぐらいの長さの橋を造ったけど、あの経験がなかったらだいぶ梃子摺(てこず)っていただろうなぁ」

昔を思い出しながら、アルが呟く。


それを並走しながら聞いていたグレンディルが、

「陛下方はこちらに来られるまで、一体何をなさっておられたのですか…?」

思わず、といった感じで問いかけて来た。


「僕達が魔王討伐という名目の追放にされてから、こちらに来るまでの大雑把な経緯は前に話しましたよね?」

僕の問いかけに頷くグレンディル。

「無体な事をする愚王の話ですな、今思い出しても怒りが湧いて来ます」


「かの王様は母上も手に入れようとしていて、頑として(なび)かないからそうなった様なのですけど…まっ、それはともかく。

それでとりあえず、魔王に会ってみる為に魔王の城に行って、一対一で戦って勝てばどんな話でも聞いてやるという事になったので僕が戦って勝ったのですけど、魔王の側近を務める弟君から全面的に割譲すると食糧不足に陥る可能性が高いという話になって。


僕達も魔王と戦うまでに、結構たくさん怪我人を出させたからそのお詫びを兼ねて、割譲しても大丈夫な様に未開地を開拓する事になったのです」

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