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ドラゴンの国と深淵へのクエスト ~異世界転移したおっさんが、戦場を彷徨う~  作者: 社畜とキメラ
第三章 異世界転移したおっさんが、戦場を彷徨う。
90/124

貰い火 内政

朝になると物資のやり取りをして、竜車はソケリへ旅立つ。

俺たちも隠れ家へと移動した。



直樹:

「増えたな……」


1番:

「増えましたね」


17番:

「609人です」


直樹:

「食料、燃料はどうだ?」


1番:

「問題はありません」


直樹:

「何人が生活できそうだ?」


1番:

「全体で、2000人ぐらいです」


直樹:

「食料をもっと増やしたい」


1番:

「どれぐらいでしょうか?」


直樹:

「最終目標は、5万人分だ」


17番:

「そんなに、どうするんですか?」


直樹:

「軍に売りつける。

 金を稼ぎたいんだよな。

 有れば在るほど良い」


1番:

「活動資金ですか……

 少し席を外していいですか?」


直樹:

「あぁ、かまわない。

 17番、何か金儲けの方法を知らないか?」


17番:

「申し訳ありません」


直樹:

「適材適所だな。

 気を落とすな17番。

 お前の責任ではない。

 609人の中に、将校はいるか?」


17番:

「将校はいませんでした。

 曹長が最高位です」


直樹:

「17番の階級は何だ?」


17番:

「上等兵です」


直樹:

「そうか……

 17番。

 お前、今日から護衛隊長な!」


17番:

「え!?」


直樹:

「まとめ役が上等兵では、やりづらいだろ?」


17番:

「えっと……

 階級ではどの辺りに、なるのでしょうか?」


直樹:

「知らん」


17番「えーーー!」


直樹:

「おーい!

 ここに居る連中。

 全員聞いてくれ!

 17番は、今から護衛隊長の階級につく。

 曹長を、17番の下につける。


 17番は俺の盾にするから。

 丁重に扱え。

 みんな、頼んだぞ!」


同意の返事が、全員から返ってきた。


17番:

「盾ですか……」


直樹:

「しかたないだろ?

 まとめ役が上等兵では不満が出る。

 階級が低くても、俺の盾なら問題ない。


 例えばだ。

 王の近衛兵なら階級が低くても敬意は払うはずだ。

 まぁ、俺は領主だけどな!」


17番:

「わかりました。

 訓練を頑張りますので。

 よろしくお願いします」


直樹:

「護衛隊も編成してくれ」


17番:

「はい」


1番:

「戻りました。

 316番、554番を連れてきました」


直樹:

「彼らは、なんだろう……か?」


1番:

「はい、浮浪者の水売りたちです。

 領主様の資金獲得に、役立つと思い。

 連れてまいりました」


直樹:

「1番、説明を頼む」


1番:

「浮浪者といえども生活を営んでおり。

 そのためには小額ですが、金を使います。

 市場の店と比べれば金額は小規模ですが。

 この2人は商売を営んでいました」


直樹:

「そうか……

 では。

 この2人を使えば。

 浮浪者の区域で商売が出来るのか?」


1番:

「はい。

 可能だと思います」


直樹:

「では、説明を頼む。

 まず、316番」


316番:

「はい、よろしくお願いします。

 私が販売していたのは、飲み水です。

 汚れた水を綺麗にし、煮沸して販売してました。

 また店にも卸していました」


直樹:

「店に販売していたのか。

 いくらぐらいになる?」


316番:

「大きな瓶3つで。

 2千です」


直樹:

「まだ、販売は可能か?」


316番:

「怪我で商売出来なくなったのが、1年前なので……

 もしかしたら、出来るかもしれません。

 私は、売り込みも出来ます」


直樹:

「よし。

 つぎ554番、頼む」


554番:

「僕は、浮浪者相手に水を販売していました。

 初めはお金でのやり取りのつもりでしたが、物々交換をするようになり。

 雑貨、食料も扱うようになりました。


 軌道に乗ってしばらくした頃。

 突如襲われ、命からがら逃げ出しました」


直樹:

「1日どれくらいの稼ぎだ?」


554番:

「一番いいときは、1日5千でした」


直樹:

「2人あわせて7千か。

 水も食料も大量に提供できる。

 うまくいけば2万くらいは余裕じゃないか?

 1番、市場で店をもてないか?」


1番:

「市場に店を持つのは、ほぼ不可能です。

 先祖から脈々と受け継がれていますので……」


直樹:

「潰れる事もあるだろ?」


1番:

「いえ、潰れる事はありません。

 市場の店は全員、組合に参加しているはずです。

 売上の一部を納めています。

 潰れそうな店には、補助金が出るらしいです。


 それでも駄目な場合。

 組合の中で会議が行われ支店になったり。

 商売を替えさせられ、指導官が派遣されるようです。

 駄目な場合。

 組合の中から新たな店主が選ばれます」


直樹:

「すげぇな。

 組合は、相当儲けてるな。

 その情報はどこから?」


1番:

「軍も組合に噛んでますから。

 軍人であれば、周知の事実です」


直樹:

「浮浪者の地区で、店を開く場合はどうだ?」


1番:

「問題は特にないと思います。

 良い場所さえ確保できれば……」


直樹:

「316番、554番。

 いい場所は在るか?」


316番:

「そういう場所は、すでに誰か居ますので」


直樹:

「土地の権利書みたいな物はあるのか?」


554番:

「いえ、勝手に使ってます」


直樹:

「そうか。

 交渉とか。

 食料で場所をもらったりできないか?」


316番:

「それは可能だと思います」


直樹:

「316番、554番を中心に部隊を編制しろ。

 警護の兵士も必要だ。

 日中の警備は1人。

 交代要員が必要だから2人つける。

 3日毎に、隠れ家の人員と交代だ。


 販売部隊の編成が完了したら。

 17番に言って、警護兵を用意させろ。


 俺は一度戻る。

 昼食後また来るからな。

 店の場所を探しに行こう。

 1番、17番、あとは任せたぞ」


1番、17番:

「はい」

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よろしくお願いします。

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都市名があるのですが地図がないと、把握が難しいので。 地図
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