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ドラゴンの国と深淵へのクエスト ~異世界転移したおっさんが、戦場を彷徨う~  作者: 社畜とキメラ
第三章 異世界転移したおっさんが、戦場を彷徨う。
89/124

輸送の仕事 戦場への輸送・12

隠れ家にあるオッサンたちの集まりへ行く。

全員が整列した。



直樹:

「全員、すまないな。

 相談に来た。

 1番、17番は居るか?」


1番、17番:

「はい」


1番、17番を中心に円陣を組む。



直樹:

「前からここの環境を、改善したいと思っていた。

 そこで技術を持った連中。

 内政専用の人員を集めたいと思うんだが。

 どうだ?

 1000人ほど集めたい」


1番:

「内政要員、いいですね」

17番:

「1000人……」


直樹:

「17番、不服か?」


17番:

「1000人も暮らせるのだけの食料が、あるのか。

 それが不安です」


直樹:

「あぁ、それか……

 問題ないぞ。

 現在の畑の面積では、およそ2000人分の食料が取れる。

 畑は時間の流れが24倍だから。

 約5万人近く暮らせるはずだ。

 お前は、農業の経験とかは無いのか?」


17番:

「自分は初めから、軍人でしたので」


1番:

「兵士といえども、前職があるものも居ます。

 まずは現在の仲間たちから、探してみてはどうでしょうか?」


直樹:

「そうだ!

 その手があったな。

 早速調べよう」


聞き取り調査をして、前職のあるものを探した。

脱走兵は17人中15名、兵士は282人中29人だった。



直樹:

「あれ? もしかして。

 脱走兵の連中は。

 前職がある連中が、ほとんどなのか?」


1番:

「さぁ?

 どうなんでしょうね……」


直樹:

「脱走兵の連中は。

 浮浪者と、知り合いだったりするのか?」


1番:

「自分は匿ってもらった事は、ありましたが……」


直樹:

「前職のあるのもは、それを専属でやってもらう予定だったが。

 本人の意思は尊重したい。

 ゆっくり考えてもらう。


 よし、決めた。

 今日中に、100人を隷属させる。

 ヤニスで脱走兵50人と、首都で浮浪者が50人だ。

 前職、人脈、変わった技術があるものだ。


 17番。

 3人4組を選抜しろ、首都での隷属だ。

 お前たちは、脱走組ではないから大丈夫のはずだ。

 何かあればノルナゲスト少将の名前を出せ。

 必要であれば、俺の名前、異世界人の事を出してもいい。


 1番。

 ヤニス脱走兵の居場所がわかる者たちを2組、選考してくれ」


1番、17番:

「はい!」


しばらくすると、数が集まる。

軍属は動作も速いな。



直樹:

「よし、集まったな。

 畑の時間を遅くしておくから、畑で待つように。


 脱走兵は1組だけ、畑で待て。

 もう一組は昼食後に連れて行く。

 ここで待機だ」



首都へと転移し、建物の影で兵士を転送する。

各組に隷属の書を15枚ずつ渡し散開させた。



直樹:

「昼はみんなで、食事をするから監視塔にな。

 では任務に移ってくれ。

 散開!」



ヤニスに転移し、市場を通って人通りの少ないところへ移動する。

脱走兵を転移させた。

転移させた脱走兵たちは、緊張した様子で周りをうかがっている。

もう少し、落ち着いてほしい。

奴らの状況では仕方がないのか。



直樹:

「お前たちは俺たちが同行する。

 何かあれば、ユミルとフリストが援護し。

 その間に本へと返すから心配するな」



落ち着いてきた様子なので探索を開始する。

隷属は順調に進む。

昼前に50人取り込んでしまったので、脱走兵達に好きなものを食べさせ本へと帰還させた。

涙を流しながら飯を食っていた奴もいたが、喜んでくれて何よりだ。


首都へ転移し監視塔へと行くと、既に4組集まっている。

こっちも順調だ。

全員で好きなものを食べる事にした。

やはり、泣くのか……



隷属の書を30枚ずつ渡し散開。

ヤニスで2組目を転移させ探索する。

後組は必死に走り回り短時間で、80人も取り込んでしまった。

食事をさせた後、酒を何個か買わされたが。

濁酒で良かったのだろうか?



首都へ転移し監視塔へ行くが、まだ誰も居ない。

1時間ほどすると1組が帰ってきた。

もう1時間すると全員揃う、食事をして本へと帰還させた。


1日で10万近い出費……

疲れたので宿舎ですぐに寝た。



次の日。

朝から隠れ家で310人の自己紹介を聞く羽目になる。

どうやら取り込まれた奴らは、挨拶しないと気がすまないらしい。

隷属の書に腹が立つ。


ヤニスで休憩を取りながら全員の話を聞いた。

休憩中は、購入ポイントのために、魔術を披露して都市を駆け回る。


ストレス発散のためではない。

こんな事をしてストレス発散するような、変態ではないが。

なぜか気分がいい。


ヤニスの宿舎へと戻り竜車が来ると、本へ帰還させた。

俺は眠りにつく。

感想、レビュー、ブクマ、評価、お待ちしております。

おかしい部分や修正点、加筆部分なんかを知りたいです。

よろしくお願いします。

地図はランキング?の所に、リンクを貼ってあります。

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都市名があるのですが地図がないと、把握が難しいので。 地図
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