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ドラゴンの国と深淵へのクエスト ~異世界転移したおっさんが、戦場を彷徨う~  作者: 社畜とキメラ
第三章 異世界転移したおっさんが、戦場を彷徨う。
88/124

輸送の仕事 戦場への輸送・11

フリスト:

「ナオキちゃん。

 さっきのもっと食べたい」


直樹:

「さぁ、戻るぞ」


フリスト:

「ナオキちゃん」


フリストを2人で引きずりながら連れ帰る。



フリスト:

「もっと食べたい」


シエニの宿舎へと戻って竜車を待った。



フリスト:

「食べたい」


直樹:

「明日、食べ行くから。

 勘弁してください」


フリスト:

「しょうがないな……」



それは、俺のセリフだ。


竜車の3人と合流し、礼を言って本へと取り込む。

翌日、別の3人を呼び出す、物資の受け渡しをして竜車が出発した。

同じように竜車を抜け出し、ソケリとヤニスで衝立を作る。

隠れ家に行って、フリストに葡萄を食べさせておいた。


ソケリを探索しながら魔術を披露し、1日が終わる。

荷物を受け渡して竜車に乗ると、3人隷属者を残して首都へと戻った。



直樹:

「ユミル、フリスト。

 暇だ。

 今後の議題を提出してくれ」


フリスト:

「はい!

 葡萄を食べます」


直樹:

「フリストに聞いた俺が、馬鹿だった……

 ユミル。

 今後の議題を」


ユミル:

「えーーっと。

 急に言われても難しいですね。

 ナオキ様の目標である家族の探索。

 物資輸送の業務。

 隷属者たちの環境を良くするためには、技術者も必要です。

 後はこの国が、いつまで存続できるのか」


直樹:

「そうだな。

 家族の探索が主だが。

 竜の国と隷属者か……」


フリスト:

「ナオキちゃん。

 名産品はどうするの?」


直樹:

「は!?

 名産品?

 お前は、斜め上をいくな……

 フリスト。

 名産品の開発はお前に一任する」


フリスト:

「本当!

 ありがとう。

 俺様に任せとけ!」


直樹:

「おう。

 頼んだぞ!」


これで、馬鹿は黙るか?


直樹:

「ユミル。

 竜の国と隷属者。

 どちらを優先すべきだと思う?」


「両方を並行的に、行けませんかね?」


フリスト:

「えーー。

 名産品に決まってるでしょ?」


直樹:

「お前な……」


フリスト:

「国とか隷属者とかさぁ。

 面倒だから1番と17番に、任せたら良いんじゃないの?

 指針というか計画というか適当に作って。


 人数居るんだから、街に適当にばら撒いて。

 ナオキちゃんが回収すればいいでしょ?

 兵士なんだから野宿も平気だよね。

 服とか、衛生面を気をつけておけば。

 きっと大丈夫だよ!

 

 死に掛けてる人なんて、そこら中にいるんだし。

 適当に取り込んでいれば、何か特技がある人間もきっといるよ。

 芋でも適当に作らせて、店を作って販売させてさ。


 お金も稼いで!

 名産品の開発にまわせばいい!

 私たちは、名産品に集中しようよ!」


直樹:

「フリスト、お前……

 天才だな!

 ユミル。

 この線で組み立てられるか」


フリスト:

「各首都にいる浮浪者……

 技術を求めるのなら。

 50代の怪我で働けない、勤労意欲のあるものを隷属。

 その者から人脈のある人物を紹介してもらい。

 可能であれば隷属。


 そこから求める職種の者達を、探すのはどうでしょうか?」


直樹:

「職種は何がよいだろうか?」


フリスト:

「必要な技術は、隷属者達から聞くのが一番ですが。

 まずは農業、現在生産されている品目、作物と畜産。

 建築、医療、衣類、鍛冶などでしょうか?」


直樹:

「揃うのか?」


フリスト:

「1000人ほど集めれば、必要な者達は……」


フリスト:

「名産品は?」


直樹:

「無論だ!

 隠れ家に相談しに行くぞ」

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都市名があるのですが地図がないと、把握が難しいので。 地図
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