輸送の仕事 戦場への輸送・11
フリスト:
「ナオキちゃん。
さっきのもっと食べたい」
直樹:
「さぁ、戻るぞ」
フリスト:
「ナオキちゃん」
フリストを2人で引きずりながら連れ帰る。
フリスト:
「もっと食べたい」
シエニの宿舎へと戻って竜車を待った。
フリスト:
「食べたい」
直樹:
「明日、食べ行くから。
勘弁してください」
フリスト:
「しょうがないな……」
それは、俺のセリフだ。
竜車の3人と合流し、礼を言って本へと取り込む。
翌日、別の3人を呼び出す、物資の受け渡しをして竜車が出発した。
同じように竜車を抜け出し、ソケリとヤニスで衝立を作る。
隠れ家に行って、フリストに葡萄を食べさせておいた。
ソケリを探索しながら魔術を披露し、1日が終わる。
荷物を受け渡して竜車に乗ると、3人隷属者を残して首都へと戻った。
直樹:
「ユミル、フリスト。
暇だ。
今後の議題を提出してくれ」
フリスト:
「はい!
葡萄を食べます」
直樹:
「フリストに聞いた俺が、馬鹿だった……
ユミル。
今後の議題を」
ユミル:
「えーーっと。
急に言われても難しいですね。
ナオキ様の目標である家族の探索。
物資輸送の業務。
隷属者たちの環境を良くするためには、技術者も必要です。
後はこの国が、いつまで存続できるのか」
直樹:
「そうだな。
家族の探索が主だが。
竜の国と隷属者か……」
フリスト:
「ナオキちゃん。
名産品はどうするの?」
直樹:
「は!?
名産品?
お前は、斜め上をいくな……
フリスト。
名産品の開発はお前に一任する」
フリスト:
「本当!
ありがとう。
俺様に任せとけ!」
直樹:
「おう。
頼んだぞ!」
これで、馬鹿は黙るか?
直樹:
「ユミル。
竜の国と隷属者。
どちらを優先すべきだと思う?」
「両方を並行的に、行けませんかね?」
フリスト:
「えーー。
名産品に決まってるでしょ?」
直樹:
「お前な……」
フリスト:
「国とか隷属者とかさぁ。
面倒だから1番と17番に、任せたら良いんじゃないの?
指針というか計画というか適当に作って。
人数居るんだから、街に適当にばら撒いて。
ナオキちゃんが回収すればいいでしょ?
兵士なんだから野宿も平気だよね。
服とか、衛生面を気をつけておけば。
きっと大丈夫だよ!
死に掛けてる人なんて、そこら中にいるんだし。
適当に取り込んでいれば、何か特技がある人間もきっといるよ。
芋でも適当に作らせて、店を作って販売させてさ。
お金も稼いで!
名産品の開発にまわせばいい!
私たちは、名産品に集中しようよ!」
直樹:
「フリスト、お前……
天才だな!
ユミル。
この線で組み立てられるか」
フリスト:
「各首都にいる浮浪者……
技術を求めるのなら。
50代の怪我で働けない、勤労意欲のあるものを隷属。
その者から人脈のある人物を紹介してもらい。
可能であれば隷属。
そこから求める職種の者達を、探すのはどうでしょうか?」
直樹:
「職種は何がよいだろうか?」
フリスト:
「必要な技術は、隷属者達から聞くのが一番ですが。
まずは農業、現在生産されている品目、作物と畜産。
建築、医療、衣類、鍛冶などでしょうか?」
直樹:
「揃うのか?」
フリスト:
「1000人ほど集めれば、必要な者達は……」
フリスト:
「名産品は?」
直樹:
「無論だ!
隠れ家に相談しに行くぞ」
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