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ドラゴンの国と深淵へのクエスト ~異世界転移したおっさんが、戦場を彷徨う~  作者: 社畜とキメラ
第三章 異世界転移したおっさんが、戦場を彷徨う。
86/124

輸送の仕事 戦場への輸送・9

フリスト:

「ナオキちゃん

 あんなに脅さなくても……」


直樹:

「あれでしばらくは、静かになるだろ?

 戦争に参加したい連中は、俺の警護のために努力するだろうし。

 畑でがんばる必要性もわかったはずだ」


フリスト:

「沢山、お芋が出来たらどうするの?」


直樹:

「軍に売る。

 少将には前に、話をしてあるからな」


フリスト:

「へぇ……

 自分のお小遣いにするんだ……」


直樹:

「人聞きの悪い。

 奴らに必要なものを買うんだよ!」


フリスト:

「ふーーん……」


直樹:

「俺は、もう寝るぞ!」


ゴロゴロしながら到着を待つ。

夜になるって、基地に着いたが。

何やら慌しい。



ガシャン、ガシャン。


声:

「死……は、……ます…」


ガシャン、ガシャン。


声:

「死神…は、……ますか…」


外から声が聞こえる。

ガチャガチャと金属音が、辺りに響いていた。


直樹:

「恐ろしいな……

 この世界には、死神も居るのか?」


ユミル:

「ナオキ様。

 僕が見てきましょうか?」


直樹:

「そうか?

 ユミル、頼む。

 フリストは警護を!」


ガシャン、ガシャン。


声:

「死神…は、…られますか?」


ガシャン、ガシャン。


声:

「あなたは、確か!

 死神さまと一緒に!!」




しばらくすると、静かになった気がした。

死神は、捕まったのだろうか?


竜車の中で息を潜める。

静かにしているとユミルが現れた。



ユミル:

「ナオキ様を、お探しです」


直樹:

「俺?

 何で?」


表にでると兵士達に、周りを囲まれる。


兵士達:

「死神様!

 死神様!

 お助けください!」



この前の軍医か。

小声でユミルとフリストに話しかける。



直樹:

「何で俺が、死神なんだ?」


フリスト:

「何言ってるの?

 ナオキちゃん、この前。

 通りすがりの死神だって、自分で言ってたじゃんか!」


そういえば。

そんな気も……


直樹:

「どうした軍医」


軍医:

「今にも死にそうな者達が!

 どうか、お助けください!」



軍医も、周りの兵士達も必死の形相だ。

しかたがない。


直樹:

「ユミル、フリスト。

 行くぞ」


ユミル、フリスト:

「はい」


軍医達は必死に走り、俺たちを建物へと案内する。



直樹:

「何だこの数は!」


前回は40人程度だったが、倍どころの騒ぎではない。



直樹:

「いったい。

 何人居るんだ!」


軍医:

「300人ぐらいです!」


直樹:

「馬鹿な!

 何故こんなに!

 クッソ!

 やるしかないのか!

 冒険の書」



<ポイント>


使用ポイント 800

購入ポイント2948



直樹:

「ポイントも、クソみたいに増えやがって……

 俺に何を、させたいんだ!

 食料だって足りないのに」


17番、27番、34番、40番を出す。



34番:

「護衛ですか!」



直樹:

「違う!

 説得して隷属させろ。

 瀕死の連中が、沢山居るぞ!

 今ならまだ間に合う。

 急げ!!」



隷属の書を取り出し、次々と渡していく。

軍医や取り巻きの兵士達も、参加した。



287名のうち

13名が死亡、251名が隷属、23名が拒否した。



直樹:

「17番。

 1番に伝えろ。

 水が必要なところに印をかけ。


 全員に伝えろ。

 食料の節約と確保を最優先せよ!」


17番:

「はい。

 わかりました」



説得が終わったので、4人を本へと戻した。



直樹:

「軍医、何だこの数は?」



軍医:

「この先のほうで。

 戦いの先端が開かれたようです。

 死神様が来られるまで、命をつなぐ事しかできず。

 自分には、これで精一杯でした」


直樹:

「奴らに食べさせる食料が……

 無いぞ」


軍医:

「それでは、ここにある物資を。

 いくらか持って行っては、どうでしょか?」


直樹:

「いいのか?

 そんな事をして?」


軍医:

「多少であれば、ごまかせます」


直樹:

「しかし……

 すまない。

 もし何かあれば、俺の名前を出せ」


軍医:

「死神様ですか?」


直樹:

「そうだな……

 うん。

 よし、あいつの責任にしよう!

 奴がすべて悪い。


 ノルナゲスト少将の部下、死神だ。

 側近にユミルとフリストがいる。

 命令・脅迫されたと言えば。

 きっと何とかなるはずだ」


軍医:

「はい。

 わかりました。

 ノルナゲスト少将の死神様。

 ユミルさんとフリストさんですね……」


軍医は一生懸命にメモしている。



直樹:

「食料は、明日の朝受け取る。

 今日は大変だったな。

 ゆっくり休むとしよう」



宿舎に戻り朝を迎える。

物資を渡し、死体を積み込む。

軍医からもらった食料は畑の住人へと渡した。

2日かけて首都に戻る。



その間、隠れ家に行って、全員の自己紹介と感謝の言葉を聞く。

なかなかの拷問だった。


畑に間欠給水を40カ所、設置する。

これで食糧問題は解決するはずだ。

購入ポイント348。




首都に着き朝を迎える。

宿舎へと出入口を設置しておく。

死体を置いて金をもらい。

前回のように感謝された。

死体の山は、なんとかならないのか?

感想、レビュー、ブクマ、評価、お待ちしております。

おかしい部分や修正点、加筆部分なんかを知りたいです。

よろしくお願いします。

地図はランキング?の所に、リンクを貼ってあります。

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都市名があるのですが地図がないと、把握が難しいので。 地図
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