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ドラゴンの国と深淵へのクエスト ~異世界転移したおっさんが、戦場を彷徨う~  作者: 社畜とキメラ
第三章 異世界転移したおっさんが、戦場を彷徨う。
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輸送の仕事 戦場への輸送・7

隷属者:

「おお! 領主様!」

7番:

「領主様か!」

隷属者:

「お会いしたかった!」

「お会いできて光栄です!」


直樹:

「すまないな。

 実は今、忙しい。

 それほど時間は取れない。

 自己紹介したい者だけ。

 話をきこう」



1時間かけて26人の自己紹介を聞くことになった。

また午後に来る事を約束する。

隠れ家から別の場所に移動しよう。

ヤニスの出入口へと入った。


風景が切り替わる。



直樹:

「おぉぉぉ!

 実験は成功か!?

 ユミル。

 ここはヤニスか?」


ユミル:

「ヤニスの宿舎のように、見えますが……

 やはり、外へ出てみないと」


直樹:

「そうだな!」



宿舎を出て、市場へと向かう。

確かにヤニスの市場だった。



ユミル:

「ナオキ様。

 これはすごいですね!」


直樹:

「ああ。

 5カ所という制限はあるが。

 任意の場所にいけるぞ!

 ソケリ、シエニも確認する」


ソケリ、シエニに転移した事を確認し竜車へと戻った。



フリスト:

「ナオキちゃん。

 遅い!!」


直樹:

「あぁ。

 すまない。

 でも、午後も出かけるぞ」


フリスト:

「えぇ!!

 何それ!」


直樹:

「安心しろ、フリスト。

 明日は、お前を連れて行く。

 だから今日は、我慢してくれ」


フリスト:

「うーん。

 それなら我慢する……」


昼食を取るとおっさんの隠れ家に戻り、おっさん達に会いに行く




直樹:

「おおぃ!

 みんな、いるか?」


1番:

「領主様。

 何人かは畑に行っています」


直樹:

「そいつらは、自己紹介とか大丈夫か?」


1番:

「はい、大丈夫です。

 後で交代します」


直樹:

「そうか。

 まずは、残りの自己紹介も聞こう」


15分ほど残りの自己紹介を聞く。

フゥー。

疲れるな。



直樹:

「1番。

 ここの状態は、どうなっている?」


1番:

「主食の芋は。

 増産が進んでいますので問題ありません」


直樹:

「人数が増えて、混乱は無いか?」


1番:

「そうですね。

 脱走兵組みと兵士組みで少し」


直樹:

「だろうな……


 全員聞け!

 脱走兵組と兵士組。

 それぞれにリーダを立てる。

 1番と17番を、暫定的な統括リーダに任命する。


 選定理由は単純だ。

 脱走兵と兵士、それぞれの立場で。

 初めて取り込んだ人間だからだ。

 別に深い意味はない。


 軍の階級は無関係だと思え。

 階級はあくまで軍での功績だ。

 俺には関係ない。


 10人ごとに組を作れ。

 余りは、統括リーダにつけ。


 組毎にリーダを選出しろ。

 揉め事や不満は、各リーダに伝えて話し合え。

 その後、各リーダが1番と17番と話し合いを持ち。

 問題を解決するんだ。

 場合によっては俺も参加する。


 問題が解決できなければ、新たな統括リーダを選任する。

 全員が満足できる結論なんかない事を、全員覚えておけ。


 1番と17番、解決に尽力しろ!」


1番:

「皆さん。

 領主様のご命令です。

 17番さん、よろしくお願いします」


17番:

「1番さん。

 こちらこそ、お願いします」


直樹:

「俺は、用事があるからな。

 また明日に来る」


1番:

「はい。

 また明日よろしくお願いします」


17番:

「お待ちしております」



ユミルと一緒に出入口を回って、縄を張って出入口を囲む。

いくつかの荷物も置いておく。

薄手の絨毯を買って、竜車に戻った。


竜車の出入口を薄手の絨毯に張りなおす。

絨毯を折りたたみ、ドカドカと踏みつけてから絨毯を広げた。


やはりな……

この程度では、出入口は消えていない。

絨毯からおっさんの隠れ家に行って、戻ってくる。



フリスト:

「ナオキちゃん

 何をしてるの?」


直樹:

「これは、すごいぞ!」


フリスト:

「絨毯が?」


直樹:

「あぁ。

 そうだ。

 大発明だ!」


ユミル:

「これは、すごいですね!

 ナオキ様!」


フリスト:

「何が?」


直樹:

「フリスト、よく聞け!

 絨毯から隠れ家に転移できるぞ!」


フリスト:

「出入口があれば、転移できるんでしょ?」


直樹:

「お前、何を言っているんだ?

 絨毯は持ち運べるんだぞ!


 絨毯を誰かに運んでもらえれば。

 何処にだって一瞬でいける。

 山の山頂だって!

 誰かに運んでもらえば、自分で移動しなくてもいい」


フリスト:

「おお!

 それは、ラクチンだね!」



竜の国以外にもいけるはずだ……

どうやって運ぶかが問題だが。


これは、やばい。

間違いなく、やばい。

軍事と結びつけば威力は絶大。

気をつけなくては。


引きこもろう……

隠れ家の再建だ!




何事も無く朝を迎えた。

朝食が終わるとフリストがウキウキしている。



フリスト:

「ナオキちゃん。

 行こうか!」


直樹:

「え!

 何処に?」


フリスト:

「隠れ家に行くんでしょ!」


直樹:

「いや。

 午後の予定だが……」


フリスト:

「え!

 ユミルとは、朝から行ったのに!!

 私とは行けないの!!」


直樹:

「すみません。

 行きます……」


おっさんの隠れ家から、シエニ、ソケリ、ヤニスへと引き回される。



直樹:

「フリスト。

 もう、帰ろう……」


フリスト:

「何いってるの?

 買う物があるんでしょ!」


直樹:

「あぁ、そうか。

 燃料の薪とか、肥料も買わないと」



買った物を、畑へと放り込む。



フリスト:

「次。

 魚ね!」


直樹:

「魚、買うのか?」


フリスト:

「食べたいじゃんか!」


直樹:

「お前は、いつでも食えるだろ!

 そうだな。

 奴らに買っていこう

 フリストは、また今度だ!」


フリスト:

「何それ!

 お小遣い頂戴!」


直樹:

「駄目だ!

 また今度だ!」


フリスト:

「ケチ」


直樹:

「金が無い」



魚を買って隠れ家に届け、竜車に戻った。

昼食を取ると、隠れ家に連れ込まれる。



フリスト:

「午後から行くんでしょ!!」


直樹:

「はい……

 すみません。

 すでに、朝から行ったんですよ?

 フリストさん」



何故だろう?

フリストの方が俺よりも、立場が強い気がする。

従者登録の条件は、こんなモノだったか?

おっさん達に会いに行く。

感想、レビュー、ブクマ、評価、お待ちしております。

おかしい部分や修正点、加筆部分なんかを知りたいです。

よろしくお願いします。

地図はランキング?の所に、リンクを貼ってあります。

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都市名があるのですが地図がないと、把握が難しいので。 地図
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