表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ドラゴンの国と深淵へのクエスト ~異世界転移したおっさんが、戦場を彷徨う~  作者: 社畜とキメラ
第三章 異世界転移したおっさんが、戦場を彷徨う。
80/124

輸送の仕事 戦場への輸送・3

魔導書ドラクエ:

”そうだ!”


直樹:

「今、思ったんだが。

 魔法構築の代行、その結果がわかるんなら。

 購入ポイントを使えば。

 <質問と回答>の代行もできるのか?」


魔導書ドラクエ:

”そういえば、できるな。

 でも、正規ではない。

 限界がある”


直樹:

「購入ポイントを使えば。

 俺の知らない事も、普通に聞けるのか?」


魔導書ドラクエ:

”そうなるな。

 だが内容によっては、多くもらう必要があるが”


直樹:

「内容って?」


魔導書ドラクエ:

”聞く質問が、曖昧なときだ”



直樹:

「あーー

 なるほど……

 ユミル。

 ちょっと来てくれ」


ユミル:

「はい、ナオキ様」


直樹:

「回復魔法について、教えてほしい」



ユミル:

「えーっと。

 傷回復、状態回復、再生回復があります。


 傷回復は、切り傷といった怪我の回復。

 状態回復は、ある特定状態、例えば毒の正常化。

 再生回復は、欠損部分を再生します。

 

 それぞれ、強度・精度・安全性によりランクがありますね」


直樹:

「安全性ってなんだ?

 危険な回復魔法があるのか?」


ユミル:

「そうです。

 傷回復魔法は、代謝や再生能力が高まって回復するのですが。


 例えばです。

 7日経過して治る傷があったと仮定します。

 これが30分で治る魔法を使うのですが。


 傷を負った人の中には7日経過した場合。

 悪化する人も居るのです。

 残念なのですが。

 この場合、回復魔法で死亡する可能性が出てきます。

 

 傷が化膿していたり、毒を受けていたりした場合などです。

 その人に魔法をかけると、一気に悪化します」


直樹:

「おお!

 なるほど。

 では、どうするんだ?」


ユミル:

「それは、魔法によりますが、

 被魔法者に毒・化膿鑑定の魔法をかけてから、その結果で発動したり。

 被魔法者に化膿止めを飲ませてから使用したり。

 魔法自体に、解毒や化膿回復魔法が組み込まれていたりと、様々です」


直樹:

「そうか……

 魔法も万能では無いんだな。

 また、教えてくれ。

 ありがとう」


ユミル:

「はい、失礼します」


直樹:

「おい!

 魔道書ドラクエ!

 魔法は組み合わせできるのか?」


魔導書ドラクエ:

”ああ、できるぞ。

 お前が聞いたとおりだ”


直樹:

「鑑定魔法、傷回復、状態回復、再生回復を組み合わせは可能か?」


魔導書ドラクエ:

”その質問は、ポイントを使うのか?”


直樹:

「そうだな……

 特に断らない限り。

 知らない事は、購入ポイントを使ってくれ」


魔導書ドラクエ:

”わかった。

 組み合わせは可能だ。

 1つの魔法枠で、4つの機能を実現することもできるが。

 その場合、購入ポイントは膨大になる。

 ナオキには無理だと思うぞ。


 複数の枠で組み合わせたほうが、お前にとって不利になる。

 トータルでのポイントは低くなるんだ。


 お前の枠は少ないからな!”


直樹:

「そうか。

 他にも必要になるかもしれないが。

 4つ使うと残りは5枠か……」


魔導書ドラクエ:

”いや……

 4枠だぞ”


直樹:

「はぁ?

 超回復ラブリービューティー1つだろ?

 魔法の枠は全部で10個だろ?

 10-1-4で、5枠。

 お前は計算もできないのか?」


魔導書ドラクエ:

”僕が1枠、使ってるぞ”


直樹:

「なんで?」


魔導書ドラクエ:

”お前の変身に必要だろ?!”


直樹:

「あの魔法、元々組み合わせ?」


魔導書ドラクエ:

”そうだ。

 魔法じゃなくて魔術な!”


直樹:

「あんな、クダラナイ事に……」


魔導書ドラクエ:

”アレがないと、省力化できないし!”


直樹:

「はぁ……

 超回復ラブリービューティーの対象は俺のだろ?

 この対象を他人に変更して。

 他の魔術との組み合わせで、回復魔術を実現できないか?」


魔導書ドラクエ:

”んーー。

 まぁ、可能だな”


直樹:

「超回復ラブリービューティーの現状は。

 傷回復、状態回復、再生回復のどれだ?」


魔導書ドラクエ:

”傷回復、状態回復も能力は高くはないが可能。

 使い方次第では、再生回復もできる”


直樹:

「使い方次第で?

 どういうことだ?」


魔導書ドラクエ:

”まず、再生回復には2つある。

 1つは、完全再生。

 無いものを奇跡の力で魔力から作り出す。

 もう1つは、体の一部をかき集めて、再生する。

 超回復は、後者を使っているんだが。

 欠損を回復するには、かなりの時間と条件がある。


 詳しい事は割愛するが。

 お前の回復は一般的な回復魔法とは違う。

 異世界人には、この世界の回復魔術は役に立たない。


 超回復の実態は。

 体の状態の簡易判定と微細な物質操作の魔術なんだ。

 それを回復魔術として使用している。”


直樹:

「傷回復と状態回復は、別の現象に思うが。

 一緒なのか?」


魔導書ドラクエ:

”傷回復は、細胞同士を結合させたり。

 回復を早める作用物質を集めたり。

 状態回復は、神経の伝播を妨害したり。

 有毒な物質を体外へ吐き出す。


 結局は物質操作なんだ”


直樹:

「この世界の住人にも効果はあるんだろ?

 では1枠、使ってくれ。

 鑑定魔法と組み合わせでいけるか?」


魔導書ドラクエ:

”いや、それは無理だ。

 鑑定魔法に1枠。

 組み合わせるための専用魔術で1枠だ。

 それと、購入ポイントが足りない”


直樹:

「何とかならないか?」


魔導書ドラクエ:

”なんともならない”


直樹:

「うーーん。

 購入ポイントの取り置きは可能か?」


魔導書ドラクエ:

”何のために?”


直樹:

「あると使ってしまう。

 1000ポイントを、別にしておいてくれ」


魔導書ドラクエ:

”わかった”


購入ポイント 402。




直樹:

「さらば、デブ猫。

 冒険の書」

感想、レビュー、ブクマ、評価、お待ちしております。

おかしい部分や修正点、加筆部分なんかを知りたいです。

よろしくお願いします。

地図はランキング?の所に、リンクを貼ってあります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
都市名があるのですが地図がないと、把握が難しいので。 地図
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ