輸送の仕事 戦場への輸送
朝が来た。
気が重いが荷物の積み込みの時間が来る。
出入口回収して、積み荷のテントへと訪れた。
今日はいつもよりも兵の数が多いな。
ノルナゲスト:
「ナオキくん、おはよう」
直樹:
「あぁ、少将。
おはよう
荷物を持ったら、すぐに出発か?」
ノルナゲスト:
「そうだ
一つ聞きたいんだが……
君は、私たちの協力者で良いんだな?」
直樹:
「無論だ。
利害が一致しているからな。
変なことを聞くな?
何かあったのか。
どうした?
いつもと違う緊張感があるみたいだが?」
ノルナゲスト:
「そうか……
君も知っていると思うんだが。
こちらにも色々と報告が上がっている。
君の後ろのフリスト上等兵。
彼女はまだ……
我々の仲間で良いのかな?」
直樹:
「そうじゃないのか?
フリストは。
お前たちが、俺の世話人として送り込んだのだろ?
除隊したとの連絡は受けていない」
ノルナゲスト:
「そうか、ナオキくん。
すまないが、確認はさせてほしい。
死ぬことは絶対にない、安心してくれ」
少将が手を挙げて合図すると兵士が数人、俺に向けて何かを投げてきた。
フリストが瞬時に動く。
俺の正面に立ったと思うと。
飛翔物を受け取るたびに、少将へと投げ返す。
ガン、ガン、ガン、ガン。
大盾を持った兵士数名が、身を挺して少将を守った。
直樹:
「なにをするんだ!」
ノルナゲスト:
「ナオキくん、白々しい。
それは、こちらのセリフだ。
彼女……
こんなにも強かったかな?」
直樹:
「研鑽のたまものじゃないか?」
ノルナゲスト:
「正直、我々も混乱している。
君に護衛の兵士を3人ほど付けてもかまわないか?」
直樹:
「監視の増員か?
構わない、受け入れよう。
協力関係だからな。
仮にそいつらが死んでも、俺の心は痛まないし。
俺は責任をとらないぞ」
ノルナゲスト:
「わかった。
軍曹と上等兵。
彼らの待遇は善処する。
君との協力関係は、我々に有益だからな。
君に敵対する気はない。
これからも、よろしく頼む」
直樹:
「あぁ、頼む」
ノルナゲスト:
「君が最近、目覚めたであろう能力についてだ。
説明してもらう機会はあるかな?
実は、フリスト上等兵。
彼女は、我々の魔法探知に引っかからなくてね……」
直樹:
「今のところは無い。
秘密は、お互いあるものだ。
お前だって秘密はあるのだろ?
兵士ひとりぐらいは、問題が無いはずだ。
ユミルには変化があったのか?」
ノルナゲスト:
「軍曹に、変化はないようだ。
この件は、また後日。
今は、輸送を頼む」
直樹:
「もちろんだ、少将」
荷物を積み込むと、しばらく待たされた。
いつもの馬車ではなく、もう少し大きい馬車に乗せられる。
ノルナゲスト:
「ナオキくん。
私の方から護衛の部隊を付けてある。
安心して行ってくれ」
馬車が走り出した。
いつもなら、後ろ側が開いているのだが密閉されている。
少し、息苦しい気がするな。
ドドドドドドドドド。
ドガッドガッ。
ドドドドドドドドド。
直樹:
「ユミル」
ユミル:
「はい」
直樹:
「聞きたいんだが……
いつもこんなに、五月蠅かったか?
それに、外も見えない」
ユミル:
「今回は、兵士が200名ほど護衛についています。
竜車の数も多いんですよ。
後ろなら、穴から見えるはずですが」
直樹:
「へぇ
穴ね……」
馬車の後ろに行って、穴とやらを探す。
丁番があり開くところを見つけた。
よしよし。
後ろを確認するか。
丁番を開けて後ろを見ると、竜が馬車を引いていた。
直樹:
「おい! ユミル!
竜が、竜が馬車を引いてるぞ!!」
フリスト:
「え!?
ナオキちゃん。
今更?」
ユミル:
「ナオキ様
車は竜が引くものですが……」
直樹:
「え!
じゃあ、今までもか?」
ユミル:
「はい……」
直樹:
「えーーーー」
てっきり馬車に乗っているものと思っていたのだが。
竜だったらしい。
それでは、馬車ではなく竜車じゃないか。
今、思えば。
竜車と言われていたような気がする。
そもそも竜って、安全なのか?
今まで問題はなかったので、普通なんだろうな……
感想、レビュー、ブクマ、評価、お待ちしております。
おかしい部分や修正点、加筆部分なんかを知りたいです。
よろしくお願いします。
地図はランキング?の所に、リンクを貼ってあります。




