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ドラゴンの国と深淵へのクエスト ~異世界転移したおっさんが、戦場を彷徨う~  作者: 社畜とキメラ
第二章 異世界転移したおっさんが、おっさん達と戯れる。
65/124

輸送の仕事 おっさんの畑・8

声が届かない?

今度は映像のフリストの部分をグイグイ押しながら怒鳴る。


直樹:

「フリスト。

 邪魔だ!、そこを退け!」


フリスト:

「キャァ!!

 え?

 ナオキちゃん?」


フリストが退いたタイミングで、もう一度出入口に飛び乗る。

景色が宿舎に切り替わった。



フリスト:

「どっから出てきたの?」


直樹:

「床の二重丸からだ!」


フリスト:

「二重丸なんて、何処にもないけど……?」


直樹:

「そうか、お前には見えないのか?

 冒険の書と同じだな」


フリスト:

「もう!

 消えたり!

 出てきたり!」


直樹:

「すまん、今は忙しい。

 もう少しで、問題が解決する」



<おっさんの畑>

使用可



購入を押すと追加で現れる。

『隷属者用ゲート入口』購入ポイント 200

『隷属者用ゲート出口』購入ポイント 200

二つとも購入した。

購入ポイント 1400



映像を確認すると。

おっさんが、芋を熱心に植えているようだ。

植え終わったのか、ウロウロと辺りをうろついていた。

噴水の近くに、隷属者用ゲート入口を設置する。



次は、多分……

おっさんの隠れ家に転移する。

敷地の隅に来ると、畑のアイテムボックスから隷属者用ゲート出口を取り出す。

フラフープのようなものが出てきたので、地面に設置した。



話すを押しながら、話しかける。



直樹:

「おーーい。聞こえるか?」


隷属者:

”主よ

 聞こえます”


直樹:

「噴水の傍に、二重丸があるのは見えるか?」


隷属者:

”はい。

 今、見つけました”


直樹:

「そうか。

 非常食をもってその二重丸に来てくれ!」


隷属者:

”はい。わかりました”


しばらくすると、ゲートから肉付きもいいおっさんが現れる。

こちらを戸惑いながら、うかがっていた。


直樹:

「よし。来たな!

 上出来だ」


隷属者:

「その声、もしかして……

 主ですか?

 あぁ!

 間違いなく、我が主よ」


近寄ってきてひれ伏す。

なんだこいつ、よく見ると俺と同い年か?


直樹:

「うん。

 まぁ、そうだな。

 その主とか言う呼び方何とかならないか?

 俺は、神様じゃない」


隷属者:

「でも……

 貴方様は、私の命をお救い下された神にもひとしき存在。

 いや、しかし……

 ではどの様にお呼びすれば」


直樹:

「何かあるか?

 俗世的な感じで……」


隷属者:

「では……

 王様では?」


直樹:

「いや、それはいろいろと問題になる。

 もっと身分の低いものを!」


隷属者:

「うーーん

 では……

 領主様では?」


直樹:

「領主か……

 王様よりはマシか?

 誰かに聞かれても、大丈夫そうだ。

 これからは、領主と呼んでくれ」


隷属者:

「はい、領主様」


直樹:

「自己紹介が、まだだったな。

 俺はナオキだ。

 お前は?」


隷属者:

「ナオキ様ですね。

 領主ナオキ様……

 私は1番です」


直樹:

「え!

 1番?

 1番でいいのか?」


1番:

「はい

 1番です」


直樹:

「どういう字を書くのか……

 聞いても良いか?」


1番:

「はい。

 愛されるという意味で、アルマスと発音します」


直樹:

「え!?

 アルマス?

 1番じゃないのか?」


1番:

「はい、1番です」


意味がわからん。

面倒だな。

ん?

なんだこいつ……

よく見ると、1番と表示がある。



直樹:

「それでは、1番

 さっきの二重丸を通って、1番にやった布を持ってこられるか?」


1番:

「はい、行ってまいります」


冒険の書で映像を確認する。

転移して、布をたたんで走ってくるのが確認できた。

しばらくすると、布をもって走ってくる。


畑の設定を押して、時間同期を解除する。



直樹:

「変なことを言ってすまない。

 確認したいことがあるんだ。

 先ほどのようにゲートを通り。

 芋を植えた近くの土を一握り、持ってきてくれないか?」


1番:

「はい、喜んで」


冒険の書で映像を確認する。

転移すると一瞬で帰ってきた。


1番は、畑では24倍速で動いていたのだ

時間の流れが違っても、問題なしか……



直樹:

「1番……

 お前はいったい、どこまで理解している?

 隷属の事や、畑の時間の事なんだが?」


1番:

「隷属の条件は、隷属の書を頂いた時に理解できました。

 時間とは。

 ここと畑では時間の流れが違う事でしょうか?」


直樹:

「お前……

 知っているのか?」


1番:

「はい」


1番は手をゴソゴソとすると、何処からともなく隷属の書を取り出す。


1番:

「こちらをご覧ください」


俺の知っている隷属の書と、違いがある。


これは……時間!

年や日付は無いが、たしかに時間だ。

感想、レビュー、ブクマ、評価、お待ちしております。

おかしい部分や修正点、加筆部分なんかを知りたいです。

よろしくお願いします。

地図はランキング?の所に、リンクを貼ってあります。

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都市名があるのですが地図がないと、把握が難しいので。 地図
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