輸送の仕事 おっさんの畑・5
<質問と回答>
質問の○ボタンを押す。
直樹:
「超回復ラブリービューティーの基本的なことを教えてくれ」
A術者対象魔術で常時、回復、異常回復、耐性を付加し、お肌の手入れをします
直樹:
「超絶操作マッスルマリオネットの基本的なことを教えてくれ」
A術者対象魔術で常時、行動補助し防御、耐性を向上、筋肉を美しく見せます
購入ポイント 1150。
お肌の手入れと筋肉を美しく……
いまさらなんだが。
魔導書ドラクエ、こいつ馬鹿なのか?
直樹:
「そうか。
俺にしか効果が無いのか……」
フリストの後ろの人間が、ゴホゴホと咳をして血の塊を吐く。
死にかけた男:
「助け…て……」
ゴホゴホ。
死にかけた男:
「死にた…く……ない…」
直樹:
「おい、フリスト!
お前の後ろのやつは誰だ!」
フリスト:
「知らない!!」
直樹:
「知らないわけないだろ!
お前が、庇っているんだろ!」
フリスト:
「よく知らないんだ!
でも、昔。
確かに命を助けられたんだと思う……」
ユミル:
「コイツ!
元々、ヨトゥンヘイムの兵士か!?
クッソ!」
直樹:
「フリスト!
そいつの為だ、早く殺してやれ!」
死にかけた男:
「生き…た……い…
死に……たく…ゴホゴホ」
血を吐き出した。
直樹:
「クソーーーーーー!
後味が悪い。
冒険の書」
俺は咄嗟に契約書を取り出した。
直樹:
「クソが!
なんなんだ、この世界は!!
契約だ!
生きたくば! その命! 血肉! 骨! 魂!
すべてを!
すべてを、俺に差し出せ!
一時的な命を与える!
さあ! 自らの意思で選べ!」
契約書を、死にかけの体に押し付けた。
紙から文字が飛び出すと、そいつの頭に吸い込まれる。
死にかけた男:
「隷…属……す…る」
死にかけた男の呼吸が止まり、力なく地面に這いつくばった。
直樹:
「どうなった?
間に合わなかったか?
ユミル、フリスト。
そいつは死んだ。
撤収だ……」
ユミルが短剣をしまい、フリストがこちらにやってくる。
フリスト:
「ナオキちゃん。
埋めてあげても良いかな?」
直樹:
「ユミル。
手伝ってやれるか?」
ユミル:
「無理です。
これを運ぶのは、難しい……」
死んだはずの人間が、空中にゆっくりと浮かび上がる。
ユミル:
「フリストーーー!!
援護を!
ナオキ様、お下がりください!」
口がパクパクと開いた。
死にかけた男:
「私は……
天野直樹の空間で暮らします。
天野直樹の空間以外で、7日まで存在が可能です。
天野直樹の空間に戻ったら、3日は空間で過ごします。
天野直樹への殺傷行為は行いません。
生涯3つ、天野直樹のどの様な命令にも従います。
あと60年間、利用が可能です。
また今後追加される条件にも無条件で従います。
隷属いたします」
体が輝きだす。
皮膚の色が良くなり右腕も再生する。
足もまっすぐになり、歯も再生していった。
体が前とは見違えるくらい、たくましくなる。
地面に降り立つと、霧のように消え去った。
ユミル:
「何処だ!!
フリスト、周囲を警戒しろ!」
フリスト:
「こちらは、確認できない」
直樹:
「どこに行った?
畑か?
冒険の書!」
<おっさんの畑>
使用可
十字キーで、映像を動かす。
居た、居た!
ウロウロと動き回る人間が表示されている。
しかし、動きが速い。
24倍速か?
まずいな。
このままでは、死んでしまう。
そうだ!
『設定』を押し、『時間同期』を押した。
直樹:
「ユミル、フリスト。
ここを離れるぞ!」
ユミル:
「ナオキ様。
これはいったい!」
フリスト:
「ナオキちゃん。
どうなったの?」
直樹:
「まぁ、行くぞ!
さっきのやつは、冒険の書に取り込んだ!」
フリスト:
「どういう事?」
直樹:
「歩きながら話す。
市場に行くぞ。
まずは買い物だ!」
急いで市場へと戻った。
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