輸送の仕事 おっさんの畑・3
フゥ……
もっと強い力が欲しい。
しかし、俺は輸送型の能力だぞ……
この輸送の力で、どれほどの事ができるのか?
家族を探すためには将来、戦場を駆ける事になるだろう。
別に誰かを殺したいわけじゃない。
しかし、たった3人で。
戦場で無事、家族を探すことが、できるのだろうか?
敵国にすら乗り込む必要もあるかもしれない。
無言で考え続ける。
ユミルとフリストではダメだな。
もっと強い仲間が欲しい。
馬車は止まった昼食の時間だ
調理を眺めていると量が少ないことに気づいた。
直樹:
「なんだ?
少ないな……」
調理をしていた兵士が答える。
その他:
「急に人数が増えましたので、食料が少し足りなくて。
申し訳ありません。
シエニで補給は受けられますので、以降は大丈夫だと思います。
それまで、ご協力を願いしたいのですが……」
直樹:
「そうか……」
全てはフリストのせいだ。
ということは、彼らから見れば、俺の責任にもなるのか?
俺、野菜を作ってたよな?
冒険の書を開き、おっさんの畑を見る。
いろいろと育っていた、このままだと枯れてしまいそうだ。
1時間で、1日経過するんだったな。
映像の部分をポチポチ押すと収穫できた。
全部を収穫し、マントの上に取り出す。
直樹:
「おーーーい。
フリスト、ちょっと来い」
フリスト:
「なーーに?」
直樹:
「食料が足りないそうだ。
適当に見繕って、調理に回してくれ」
フリスト:
「ナオキちゃん。
こんなの買ったっけ?
じゃあ、持ってくね!」
ユミルにも頼んで、食料を運んでもらう。
残りはマントに包んで、本へとしまった。
食糧事情は解決だ。
腹いっぱい食事を取ると、馬車は出発する。
うーーん。
なんだか、畑はめんどくさいな……
全自動で栽培してくれるロボット、みたいな物は無いのか?
悩んでいても仕方がない、聞くことにしよう。
<質問と回答>
質問の○ボタンを押す。
直樹:
「おっさんの畑。
もう少し、使いやすくならないか?」
A:具体例を
直樹:
「自動で収穫したり世話したり、そんな道具は無いのか?」
A:世話人の事ですか?
直樹:
「おお! それ!
世話人を買える? というか。
雇えるようにして欲しい!」
A:世話人はご自分で用意し、送り込んでください
直樹:
「世話人って。
どうやって、用意して、送り込むんだ?」
A:世話人と契約すると、転送ゲートで自動的に転送します
直樹:
「世話人との契約とは?」
A:契約書を、本人に接触させ、本人が宣言する
直樹:
「契約書なんって、何処にある?」
A:購入が可能になりました
直樹:
「転送ゲートは?」
A:命令での実行が可能になりました
購入ポイント 1203
<おっさんの畑>
使用可
購入をおすと一覧が出る。
噴水小 10
間欠給水 50
契約書 1
契約書を購入した。
購入ポイント 1202。
契約書ね。
契約を結ばせるのだから、俺も読んでおくか……
<隷属の書>
天野 直樹の空間で暮らすことを強制される
天野 直樹の空間以外では、7日まで存在できる
天野 直樹の空間に戻ったら、3日は空間で過ごさなくてはならない
天野 直樹への殺傷行為を禁じる
天野 直樹の命令は生涯3つ、拒否はできない
寿命は60年と固定される
隷属時に身体は、再構成されあらゆる異常は完治する
また今後追加される条件にも無条件で従う
隷属を希望する者は、この書を触り隷属すると宣言せよ!
オイオイ……
隷属の書って、奴隷じゃねえか!
今後の契約にも無条件って……
とんでもない、クソ契約だ!
こんな事、希望する奴いないだろ!?
おっさんの畑のアイテムボックスに放り込む。
気分が悪い……これは使えない!
別の方法を探すか?
食事の時は食料を提供し、あとはゴロゴロと寝て過ごした。
シエニに到着、朝になると物資を2500取り出し。
肉の壺を取り込み、すぐ出発。
夜中にソケリへ到着、翌日の10時ころ物資を2500取り出し。
別の木箱を2500積み込み、すぐに出発。
2日かけてヤニスへ到着する。
翌朝、木箱と壺を取り出し、魚の壺を取り込む。
そういえば、おっさんの倉庫、設定が増えたな。
<おっさんの倉庫>
『設定』
設定を押し、時間の流れを長押しする。
下に設定が現れた。
『通常 』 1時間ー>1時間 即時反映 購入ポイント 1
『ゆっくり』 24時間ー>1時間 即時反映 購入ポイント 5
『早く 』 1時間ー>1日 即時反映 購入ポイント 2
『遅く 』 96時間ー>1時間 即時反映 購入ポイント50
高いが、遅くだ!
遅くを設定する。
購入ポイント 1152。
自由時間がやって来た。
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