輸送の仕事 本格稼働・6
兵士が少将の所へやって来て報告している。
ノルナゲスト:
「そういう事だ!
物資の準備ができた、木箱2500だ。
明日の朝には出発してほしい。
キンックとシエニの1往復を頼む。
君が異世界人と会えるように、私も頑張ってくつもりだ。
報酬は5万、よろしく頼む」
直樹:
「あぁ、しかたないな……」
報酬の話をすると少将は走り去る。
兵士に積荷のテントへと案内されて、荷物を取り込んだ。
宿舎に戻って一息つく。
あ!、騙された!
キンックとシエニの往復って。
キンックと首都、首都とシエニの輸送2回分じゃねえか!
報酬を半額にされた。
あのヤロウ。
直樹:
「ユミル、フリスト。
ちょっと来てくれ」
フリスト:
「ナオキちゃん
なーに?」
ユミル:
「はい、ナオキ様」
本から肉と魚の壷を取り出す
直樹:
「これ、どうしよう……
お前達、料理できるか?」
フリスト:
「オーーーー
この肉いいね。
ナオキちゃん
これ持込で調理してもらおうよ」
直樹:
「持込なんて、できるのか?」
ユミル:
「ええ。
できる店もありますよ」
直樹:
「よし!、それだ!」
壷を本にしまうと3人でお出かけする。
持ち込み調理可能の店に行くと、買取を持ちかけられた。
自分たちが食べる分、以外を買取してもらった。
12万で買い取ってもらう。
調理費用も無料にしてくれた。
昼前に届けたのがよかったらしい。
直樹:
「元値は6万だから、儲けたな!」
フリスト:
「あの魚の鮮度は、ありえないからね」
ユミル:
「首都で入手できる肉は、主に鳥と豚ですから。
牛や羊が入手できたのも良かったですね」
直樹:
「そうか。
ここでは手に入らないものを買えば良いのか。
でも今回の輸送は、キンックとシエニだ。
魚は無理だぞ。
肉は何が良いんだ?」
ユミル:
「牛と……
子羊ですかね」
直樹:
「牛、狙いで。
あれば子羊を狙おう」
食事が終わると練習場へ鍛錬に精を出した。
朝が来ると荷物を積んで、馬車で旅立つ。
キンックに夜に到着。
朝に荷物を取り出すと木箱2500を取り込む。
すぐに首都へ、夜に到着。
朝、荷物を載せかえシエニへと出発。
夜、シエニに着くともうグッタリだった。
朝、荷物を載せかえると首都へ。
肉を買うための時間が、与えられなかった。
朝になって少将の呼び出しが来る。
ここはビシッと言ってやらねばならない。
ノルナゲスト:
「ナオキくん、いつもの物資を」
直樹:
「あぁ。
早く、金を!」
荷物を取り出すとすぐに金を貰う。
少将もすぐさま荷物を運び出すよう指示している。
ユミルが金を確認する。
金さえもらえば、こちらのものだ。
直樹:
「おい!
クソ少将!」
ノルナゲスト:
「急に、どうしたんだね……
ナオキくん?」
直樹:
「なんだ、今回の輸送は!」
ノルナゲスト:
「いつものどおりの輸送だが?」
直樹:
「買い物する時間も、ないじゃないか!」
ノルナゲスト:
「君はいった何を言うんだね
仕事中じゃないか?」
直樹:
「そもそも、1往復じゃないだろ!
キンックと首都、首都とシエニの2往復だ!」
ノルナゲスト:
「しかし、君は了承した」
直樹:
「2往復なら。
買い物時間があっても、いいじゃないか!」
ノルナゲスト:
「首都とシエニについては申し訳ない。
あれは、統括王。
ローラ様の案件なんだ。
少しでも急ぐ必要があった。
君の責任でもある」
直樹:
「は? 何の話だ!?」
ノルナゲスト:
「君は一体。
何を買いたかったんだ?」
直樹:
「肉だよ肉!
うまい肉が買いたかったんだ!」
少将は雷に打たれたように固まる。
しばらくして、兵士を呼び寄せた。
ノルナゲスト:
「肉の話。
詳しく聞かせてもらおう」
直樹:
「いや。
そんなに、身を乗り出すような話では……
シエニで、良い肉を買いたかった……だけなんだ」
ノルナゲスト:
「ナオキくん。
君は、もしかして。
海鮮は好きかい?」
直樹:
「おう。
海鮮は良いよな!」
ノルナゲスト:
「海鮮だ!」
直樹:
「海鮮だ!」
ノルナゲスト:
「ナオキくん。
氷の魔法があったら!
さらに、鮮度抜群だと思わない……か?」
直樹:
「おぉ!
それはいいな!
氷の魔法をくれ!」
ノルナゲスト:
「いいだろう。
報酬は5万だ。
氷の魔法も付けよう」
直樹:
「おぉ! せっかくだ!
回復魔法も付けてくれ!」
ノルナゲスト:
「いいぞ!
交渉成立だ。
今日は休みにしよう。
明日の朝出発だ!」
直樹:
「成立だ。
魔法は貰う、返さない!
撤回は無しだぞ!」
ノルナゲスト:
「もちろんだ!」
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