輸送の仕事 本格稼働・3
槍同士で乱取りをしていた3人組がいたので、3m弱の槍に替えて混ぜてもらう。
支援魔法を使うと、説明しての参加だ。
ユミルを呼び出して、問題ない形で説明してもらった。
まずは、2勝1敗。
2週目は、全敗だ!
バレた!
魔法を発動するときに、攻撃、妨害される。
やっぱりな……
冒険の書を取り出す時の違和感がバレた。
それと、超絶操作マッスルマリオネット、詠唱の文字数が長すぎる。
3週目も、全敗だ!
お礼を言って乱取りから外れた。
バレた状態でも、使える方法を考えるか?
本を閉じたままの念話操作が必要だ。
練習できて、本当に良かった。
いきなり戦闘に巻き込まれていたら普通に死んでいたな。
初見の相手には、いけそうな気もしたが。
命に関わることだ。
すぐには判断できない。
検証が必要か。
この後は、筋トレ、3km走って宿舎に戻る。
戻ってから、いい方法がないか?
と考えてはみたが、無駄だった。
魔導書ドラクエに相談をしようと思ったが返答はない。
夕食を食べるとすぐに寝た。
筋肉が痛い。
朝起きると世界はフモフモだった。
顔の上に何か乗っている。
持ち上げてみるとポッチャリしたキジトラの猫だった。
目はそれぞれ色が違う、右目が赤で、左目が青だ。
足が2本で、腕が4本……なのか?
6本……
猫じゃねーーし!
背中には見た事のある本を背負っている。
本から目が現れ。
ワキワキと6本の足が現れた。
直樹:
「ウヮ!
キモチワル!」
とっさに猫ごと、壁に投げてしまった。
猫はクルッと回転すると、壁に着地する。
何事もなかったように、こちらへと歩いてきた。
猫:
「コラ!
ナオキ!
何するんだ!」
直樹:
「お前!
誰だ!
もしかし……て
魔導書ドラクエか?」
猫:
「僕以外に誰がいるんだ!」
直樹:
「あれ?
なんでお前。
俺から離れているのに、存在して居るんだ?」
魔導書ドラクエ:
「よく見ろ
僕はナオキから離れていない」
猫は、俺の腹の辺りを指さす。
なんだ?
これ?
俺のヘソ部分から紐が伸びていて、猫の背中の本につながっていた。
紐で繋ぐのはいいが、切れたりしないのか?
直樹:
「お前……
猫の体になったんじゃないのか?」
魔導書ドラクエ:
「猫の体だぞ!」
直樹:
「いやいや。
本から目と足が生えてるだろ?
猫の体から足が6本とか……
猫の目は偽物か?」
魔導書ドラクエ:
「いや
どちらも僕の目だ!」
直樹:
「目が3つと足が8本
腕が4本か?」
魔導書ドラクエ:
「うーーん。
そうなる」
直樹:
「ややこしい……」
魔導書ドラクエ:
「ナオキちゃん。
その猫、ナオキちゃんの猫?」
直樹:
「ん?
そうだ……が。
フリスト、猫が見えるのか?」
フリスト:
「その猫ね。
私が起きた時には、ナオキちゃんの顔に乗ってたよ。
退けてもすぐに戻っちゃうから、あきらめたんだ」
直樹:
「おい!
なんで他人に見えるんだ!」
フリスト:
「大丈夫だ!
見えているのは猫の部分だけだ!
本は見えない」
直樹:
「そうか……
って、オイ!
6本足で、見えてるのか?」
魔導書ドラクエ:
「そうだ!
何か問題か?」
直樹:
「6本足の猫なんていないだろ?」
魔導書ドラクエ:
「うーーん。
気にするな。
結構、気にいっている」
フリスト:
「ナオキちゃん。
その猫、何?
さっきから……喋ってない?」
直樹:
「フリストなら、知られても問題ないかな……
冒険の書、仮の姿だ」
フリスト:
「この猫、触って良いの?」
直樹:
「本人に聞いてくれ。
オイ、魔導書ドラクエ!
自分で答えてくれ?」
魔導書ドラクエ:
「僕は、高貴なものだ。
丁寧に扱え!」
フリスト:
「オーーーー。
やっぱりこの猫、喋るんだね!」
直樹:
「お前の声、聞こえてるぞ。
どういう事だ。
全員に聞こえているのか?」
魔導書ドラクエ:
「ナオキ……
君が答えろって、言ったろ?
僕は始めから、喋っているし」
直樹:
「オイ!
いいのか、これで?」
魔導書ドラクエ:
「大丈夫だ。
選択して言葉を、伝えるこ……」
フリスト:
「可愛い♪」
フリストに抱き上げられて、撫でまわされる。
魔導書ドラクエ:
「フッ。
フォフォフォフォ……」
直樹:
「馬鹿は……
まぁ、ほっといて。
食事をするか」
魔導書ドラクエ:
「ナオ……キ!」
何事もなく食事を済ませる。
そういえば……
ポイントどうなった?
直樹:
「冒険の書」
フリスト:
「あーーー。
猫が消えた!!」
そうか、コッチに本が来るのか……
<ポイント>
使用ポイント 500
購入ポイント 621
<質問と回答>
質問の○ボタンを押す。
直樹:
「オイ! ポイントが減ってるじゃないか!」
A:え? 使っても良いって言ったよな?
直樹:
「100までだろ?」
A:少しぐらい増えてもいいって……?
直樹:
「これのどこが少しだ!」
A:小さいことは気にするな!
クソッ
今のうちに、使かっておくか……
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