輸送の仕事 本格稼働・2
本から伸びた変な物を、引き剥がすと。
振り回して壁へと投げつけた!
本が手から離れると霧散する。
左手の腕の辺りから本が現れ。
カサカサと動きながら、顔に近づいてくる
直樹:
「ウヮ!
キモ!」
すぐに本をつかむと壁へと投げつけるが、霧散してまた現れる。
何度も同じ事を繰り返した。
直樹:
「まて!
話は聞くから、動くな!!」
本を手に持って、ペラペラとページをめくる。
<質問と回答>
質問の○ボタンを押す。
直樹:
”魔道書ドラクエ!
どうした!”
魔導書ドラクエ:
”僕は可愛いよな?”
直樹:
”どうした急に”
魔導書ドラクエ:
”実は……
君に内緒で背中に張り付いていたんだ……”
直樹:
”知ってる……”
魔導書ドラクエ:
”そうか。
そこには、可愛いものが沢山あったんだ!”
直樹:
”それは……
よかったな”
魔導書ドラクエ:
”その出会いは、途方もない衝撃だった!!”
直樹:
”よかったな”
魔導書ドラクエ:
”しかし、な……
見ろ! 僕のこの足を!”
本から6本の足がニョキ!と出てくる。
黒くて細くて、指が前3本後ろ1本、鳥の足だ。
蜘蛛の足より気持ち悪い。
魔導書ドラクエ:
”見ろ
この瞳を!”
本の中心に大きな目玉が現れる。
正直、ヤバイなコレは。
魔導書ドラクエ:
”ナオキ……
お前がワザとやったのか?”
可愛いはずの僕を、コンナニシタノ……ハ
お前か?”
6本の足をニギニギしながら、迫ってくる。
直樹:
”違う! 俺じゃない!”
魔導書ドラクエ:
”では……何故。
こんな姿に!?”
6本の足で、頭をロックされる。
直樹:
”近い! 近い!
俺は、目と足を付けてくれと言っただけだ”
魔導書ドラクエ:
”どうしてくれるんだ……
ナオキ!”
直樹:
”よし、新しい姿にしよう猫だ!!
猫は可愛いぞ!”
魔導書ドラクエ:
”猫は、可愛いのか?”
直樹:
”お前があと修正すればいい!
できるだろ?”
魔導書ドラクエ:
”僕がやっていいのか?”
直樹:
”おう、いいぞ”
魔導書ドラクエ:
”ポイントを使いたい”
直樹:
”100ポイントまでなら……”
魔導書ドラクエ:
”多少ならオーバーしてもいいか?”
直樹:
”少しだけなら……”
魔導書ドラクエ:
”よし。
いって来い”
やっと、頭が解放される。
冒険の書を開き直した。
<質問と回答>
質問の○ボタンを押す。
直樹:
「冒険の書の案内が、可愛い姿を希望している。猫さんだ!」
A可能ですが? 本に接触していないと姿を維持できません。本は何処に?
直樹:
「本は背中に背負わせよう。
案内の要望を聞いてくれ、高速構築はいらない」
Aはい…… わかりました
購入ポイント 1475。
<強化と設定>
『冒険の書 案内の姿を猫に 本は背中に背負う』
通常構築 残り時間 12時間 購入ポイント 45
案内の姿を購入した。
購入ポイント 1430。
冒険の書を開き直した。
魔導書ドラクエ:
”おう、ナオキ。
僕は忙しいから邪魔をするなよ”
本から目玉と6本の足が消える。
朝から疲れた。
食事をしてから荷物を積み込んだ。
木箱を2560積めると言わなくてよかっ……た。
危なかったぞ。
朝から魔術を使ったからな。
輸送計画に支障が出たらマズイ。
軍事訓練ができるというので、訓練施設を訪問する。
いきなり軍事訓練は無理と思ったので、施設だけは使わせてもらうことにした。
筋トレした後に、10km走るなんてありえない。
胴当て、肩当て、脛当て、盾、槍を持って走ってるんですけど。
いったい何十キロあるんですか?
練習用の武器が置いてある、練習場にお邪魔する。
3m弱の槍で、人形を突いていると。
強そうなオッサンがやってきた。
筋肉オッサン:
「君は、槍を使うのか?
経験は?」
直樹:
「はい、経験はありません
槍を使ってみようと思います」
筋肉オッサン:
「そうか。
まずはこれが基本だ」
と言い、5mぐらいの長槍を持ってきた。
嫌だったのだが。
断ることもできずに、持たされる。
持っているだけなのに、腕がプルプルと始めた。
色々と教えてくれる。
戦争時は密集隊列で長槍壁を作るのが普通らしく。
短くても4m以上の長槍を使うそうだ。
槍は突くものだと思っていたが、長槍は殴るのが基本。
雑兵はこの仕事に付くそうだ。
槍でカッコよく戦いたかったのだが。
長槍を扱う筋力が無いと、槍での戦闘は無理らしい。
2列目の時は前列の味方の肩を使い、前方へ突いて援護する。
とにかく進軍を止めるのだ。
その間に、弓矢や魔術の遠距離攻撃で敵を減らす。
混戦になったら、長い槍は使いものにならないから捨て、剣や打撃に切り替える。
横や後ろから躊躇なく殴って逃げろ、とのお言葉だった。
3日に一度は最低、筋トレ、最低3km走るように言われる。
長生きしたかったら、盾を持てるように鍛えろとご助言を頂いた。
最後に。
前線に重装備、盾付きの槍持ちがいたら、速攻、逃げろと教えてくれた。
魔法を使って無双するらしい。
俺のような雑魚では役に立たない。
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おかしい部分や修正点、加筆部分なんかを知りたいです。
よろしくお願いします。




