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ドラゴンの国と深淵へのクエスト ~異世界転移したおっさんが、戦場を彷徨う~  作者: 社畜とキメラ
第二章 異世界転移したおっさんが、おっさん達と戯れる。
50/124

輸送の仕事 探り合い・6

魔導書ドラクエ:

”コラ!

 僕を勝手に触らせるな!”


念話で話せるか試してみる。



直樹:

”魔導書ドラクエ。

 目つぶしをしても良いか?”


魔導書ドラクエ:

”いいわけ無いだろ!!”


直樹:

”何だ。

 念じるだけで話せるじゃないか!”


魔導書ドラクエ:

”おう?

 話せるのか?”


直樹:

”お前、何時から出てきていた?”


魔導書ドラクエ:

”ナオキが、食事をしている辺りからかな?”


直樹:

”お前か!

 俺がジロジロみられていたのは!”


魔導書ドラクエ:

”うーーーん

 そうかもな?”


直樹:

”冒険の書って他人に見えるのか?”


魔導書ドラクエ:

”カンの良い奴なら、何かいる。

 ぐらいなら、分かるかもな……”


直樹:

”それはダメだろ?”


魔導書ドラクエ:

”大丈夫だって!

 はっきり見えるのは異世界人くらいだ。

 異世界人なんて、滅多にいないから大丈夫だ!”


直樹:

”異世界人には、見えるのか?”


魔導書ドラクエ:

”ナオキも、他人の冒険の書を見られるはずだぞ!

 中身は読めないけどな”


直樹:

”それってかなり重要な事じゃないのか?”


魔導書ドラクエ:

”え! なんで?”


直樹:

”いや……

 異世界人を探すにしても、見分けが付かないって言ってたぞ”


魔導書ドラクエ:

”いや、本を出さなきゃわからないだろ?”


直樹:

”例えば、俺が冒険の書を出しながらうろついたら……

 接触してくるよな?”


魔導書ドラクエ:

”ナオキ……

 馬鹿なのか?

 敵意がある奴ならどうすんだ!!”


直樹:

”そうか……

 それはヤバいな”


魔導書ドラクエ:

”……”


直樹:

”おい!!

 お前!

 今日、ヤバい奴がいたらどうすんだよ!”


魔導書ドラクエ:

”それは、それは。

 気づきませんでしたね……

 すまんじゅう”


直樹:

”これからは、勝手に出るな!

 部屋の中だけにろ!”


魔導書ドラクエ:

”出てみないと。

 何処にいるかなんて、わからんぞ!

 それに……

 何のために強化したと思っているんだ!

 僕が自由に遊ぶためだろ!”


直樹:

”それでも出てくるな!

 馬鹿か! お前は!

 俺が指示する。

 俺の命が危険になるだろ!”


魔導書ドラクエ:

”んーーー

 わかった”


魔導書ドラクエは、一言いうと消え去った。

一通り、観光して宿舎に戻る。

夜が深くなり眠りについた。




魔導書ドラクエ:

”ナオキ……

 起きてるか……”


魔導書ドラクエ:

”寝たか……”


魔導書ドラクエ:

”へーーー。

 部屋ってこんなになってんだ……”


魔導書ドラクエ:

”ナオキの上で遊ぶか……

 ハハハ……”


魔導書ドラクエ:

”ナオキから離れても、動けるようにならないかな?”


魔導書ドラクエ:

”ナオキは、馬鹿だから。

 いくらでも誘導できる!”


魔導書ドラクエ:

”楽しいな。

 アハハハハ……”



朝食を取って出立の時を待つ。

物資を詰め込むと、馬車に乗って首都へと旅立った。

感想、レビュー、ブクマ、評価、お待ちしております。

おかしい部分や修正点、加筆部分なんかを知りたいです。

よろしくお願いします。

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都市名があるのですが地図がないと、把握が難しいので。 地図
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