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ドラゴンの国と深淵へのクエスト ~異世界転移したおっさんが、戦場を彷徨う~  作者: 社畜とキメラ
第二章 異世界転移したおっさんが、おっさん達と戯れる。
48/124

輸送の仕事 探り合い・4

<質問と回答>

質問の○ボタンを押す。


直樹:

「冒険の書の案内に足を付けて欲しい。

 何も聞かないでくれ、高速構築はいらない」

A可能です……


直樹:

「冒険の書の案内から俺に話せるように。

 すまん、高速構築はいらない」

A可能ですが……


直樹:

「案内が自分で冒険の書を開けるように、出せるように。

 ごめんなさい、高速構築はいらない」

A可能です? いったい何が?

購入ポイント 297。



<強化と設定>


『冒険の書 案内用の足を付ける』

通常構築 残り時間 1時間 購入ポイント 9

足を購入した。

購入ポイント 288。


『冒険の書 案内がナオキに話せる』

通常構築 残り時間 1時間 購入ポイント 9

話せるを購入した。

購入ポイント 279。


『冒険の書 案内が自分で、冒険の書を開ける』

通常構築 残り時間 1時間 購入ポイント 9

開けるを購入した。

購入ポイント 510。


あまりにアホ過ぎて、購入ポイントまで増え始めたぞ……

本を開き直し、魔導書様にご報告をする。



<質問と回答>


直樹:

”大魔道書ドラクエ様。

 行ってまいりました”

A:おう。見ていたぞ!


直樹:

”許して頂けますでしょうか?”

A:うむ、許して遣わす。


A:僕は疲れているから寝るよ。あとで遊びに行くから


直樹:

”はい……”

A:では、お休み


荷物を取り込むと、本を閉じた。

俺はもしかして。

とんでもないこと……を?


嫌なことはこの際、忘れよう、1日、自由時間がある。

3人と護衛兵と一緒に、キンックを回ることにした。



直樹:

「ユミル。

 キンックの案内はできるか?」


ユミル:

「はい、大丈夫です。

 スヴァルトアルフヘイムのおおよその都市は、教わっています」


直樹:

「それなら、頼む」


ユミル:

「キンックは、鉱山と鍛冶屋の都市です。

 鉱脈が発見されたのは、200年ほど前。

 大規模の掘削が始まったのは、30年ほど前からです。

 軍事的にも重要な拠点で、5万人の兵士が駐屯しています」


直樹:

「5万人て、多いのか?」


ユミル:

「かなりの人数ですよ

 スヴァルトアルフヘイム全体で、正規兵の数は100万人ぐらいですから。

 この都市の人口は約150万人。

 準兵士も約25万人近くいますからね

 有事の際は、約30万人で応戦します」


直樹:

「おお!

 すごいな!

 それなら余裕じゃないか!

 ここは安泰だな」


ユミル:

「いえ……

 そうでもないんですよ。

 かつてのヨトゥンヘイムでの戦いでは、正規兵150万人と準兵士約350万人、

 総力戦で戦いましたが占領されました。

 奴らの戦力は、100万人だったと言われています。

 多くの竜達が屍となりました」


直樹:

「5倍の兵力で負けたのか……?」


ユミル:

「はい。

 我々は、敵を見くびっていたのです。

 竜の鱗は鋼よりも固いため、戦況は有利だと考えられていました。

 それをひっくり返したのが、約300名からなる異世界人。

 彼らは10人1組で動き、戦場に突如として現れ。

 竜を次々と屠っていきました。

 

 我々も途中で分散の愚に気づき、兵力集中を行い戦闘は苛烈を極めました。

 異世界人の半数の殺害に成功し、更に残存の半数を戦闘継続不能にしましたが。

 その時はすでに、戦闘が継続できる状況ではなく……


 焦土戦術と命を懸けた防衛線により、残った国民を逃がすのがやっとでした。

 この戦火で総数400万人以上の死者が出たと言われています」



直樹:

「しかし、異世界人といえども戦闘経験は無いだろ?

 俺は全くない。

 そんな連中を集めてもな……

 そんなにも強いものなのか?」


ユミル:

「ナオキ様は、どう思いますか?

 自分自身まったく戦闘は不可能ですか?」



どうだ?

無理か?

いや、違うぞ。


超絶操作マッスルマリオネットと超回復ラブリービューティーを使いこなせれば?

それなりの戦闘は可能だな。

もし、俺が武器もフル装備で戦闘すればどうだ?

しかし、これは魔導書ドラクエの偶然の結果であって……


元の世界でも軍隊はあるだろ!

もし魔導書の固有能力が、戦闘向きであればどうなる?

十分な戦闘訓練、連携訓練がなされていれば。



直樹:

「まずいな。

 能力によっては。

 たった一人でも、大きく戦況を左右しかねない」


ユミル:

「やはり。

 そうでした……か」


直樹:

「この国は、どういう状況だ?」


ユミル:

「まだ、無事なようです。

 主要6都市、1つを除けば……」


直樹:

「え!

 1つ占領されているのか?」

感想、レビュー、ブクマ、評価、お待ちしております。

おかしい部分や修正点、加筆部分なんかを知りたいです。

よろしくお願いします。

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都市名があるのですが地図がないと、把握が難しいので。 地図
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