表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ドラゴンの国と深淵へのクエスト ~異世界転移したおっさんが、戦場を彷徨う~  作者: 社畜とキメラ
第二章 異世界転移したおっさんが、おっさん達と戯れる。
42/124

輸送の仕事 初めてのお使い

キョロキョロと、辺りを見回した。

護衛の兵士達は、微動だにしない。

よく見ると揺れてるな。


どうしようかな?

ユミルとフリストは、フル装備か。

そういえば、俺は防具をつけてない。



直樹:

「冒険の書」


装備一式を取り出す。


直樹:

「ユミル。

 装備をつけたいから手伝ってくれ」


ユミル:

「わかりました」



ユミルに手伝ってもらい防具一式を装備する。

マントを羽織れば完了だ。

残った物は本へとしまう。

あとはのんびり待つだけだ。


コンコンコンコン。


扉が叩かれ、警備兵が応対した。



兵士:

「失礼します。

 ノルナゲスト少将の使いで参りました。

 ご同行をお願いします」


直樹:

「わかった」



案内の兵士についていく、前回と同じテントへと案内された。

中に入ると兵士と少将殿が待っている。

あれ?

木箱。

こんなにあったっけ?


俺を見つけると少将殿が、すぐに話しかけてくる。



ノルナゲスト:

「早速だが、物資の輸送を頼む」


直樹:

「あの……

 木箱、多くなってないか?」


ノルナゲスト:

「どうなされたかな?

 ナオキ殿。

 疲れが溜まっているのかな?

 さあ、早く早く」


直樹:

「ああ、わかった。

 冒険の書」


範囲指定で木箱を取り込むと、急いで馬車へと押し込まれる。


ノルナゲスト:

「申し訳ない、急ぎの案件なんだ。

 目的地はキンック、夜までには着くと思う。

 よし、全員乗ったな?

 すぐに出せ!!」



慌ただしく馬車が駆け出した。


馬車の中は、高さが1.5m、横幅が2m、長さが3mと広い。

出入口は前と後ろ、扉がない事に驚く。

俺が落ちたら、どうするんだ。


中央にはクッション性の高い長椅子が両側にあり、ベッドぐらいの長さがある。

頭の少し上あたりに、簡易ベッドが付いていた。


中には、自分、ユミル、フリスト、フル装備の護衛兵、軽装備の小柄な護衛兵。

護衛兵だと思うが、鎧を一部外しているのが1人

樽が4つと木箱が2つ。


よく見たら簡易ベッドに、おっさんが寝ていた。

馬を扱う御者が、居るはずなので全部で7人での旅路だ。


前進方向はカーテンが付いていたので、後ろを眺めた。

ふと、気になった事があるので聞いてみる。



直樹:

「ユミル。

 ずいぶんと少将が急かしていたが。

 理由は、わかるか?」


ユミル:

「そうですね。

 あくまで推測になりますが。 


 緊急に物資が必要になった。

 急な用事が出来て、立ち合いの時間が無くなった。

 何か後ろ暗いことがあるので、急かした。

 と言った感じでしょうか?」


直樹:

「そうか。

 冒険の書」



<ポイント>


使用ポイント 113

購入ポイント 322



ポイントの使用量、木箱300にしては多くないか?

あの野郎……



直樹:

「朝、積み込んだ木箱。

 何個だと思う?」


ユミル:

「400ぐらは、あったよな気がしますが……」


直樹:

「やっぱりか!

 あの野郎!


 参考までに聞きたいんだが。

 物資輸送てさぁ。

 軍にとって重要度は、どれくらいなんだ?」


ユミル:

「最重要事項ですよ!」


フリスト:

「ナオキちゃん……

 本気で言ってる?

 兵士に、裸や空腹で戦えと?」


ユミル:

「ナオキ様。

 物資を集められなければ、攻め込むことはありません。

 防衛するにしても物資が戦況を大きく左右します」


直樹:

「つまり、戦争がある限り。

 俺の価値は担保されるのか?

 戦争は何時終わるんだ?」


ユミル:

「戦争の終結はわかりません

 なにしろ1500年以上、戦っているはずですから……」


直樹:

「1500年……

 どういう状況だ!?

 疲弊するだろ、馬鹿なのか?」


ユミル:

「正確に状況がわかっているのは、軍の上層部一部のみで……

 末端にくる情報は、常に勝利したという報告です。

 敗北の情報は、噂話で入るくらいですかね」


直樹:

「情報操作か……

 冒険の書」



<質問と回答>

質問の○ボタンを押す。


直樹:

「魔導書ドラクエ様、返事をください」

A:ナオキ、どうした?、急用か?


直樹:

「暇なので、小話をひとつお願いしたい」

A:はぁ?、僕を馬鹿にしているのか?


直樹:

「そんな事はございません。

 私は、魔導書ドラクエ様忠実なるしもべ」

A:そうか


直樹:

「無礼な言葉遣いでもお許しくださる。

 その広いお心。

 感服しております」

A:まぁな!、僕は心が広いからな!!


直樹:

「それでさぁ。

 聞きたいことがあるんだけどいいかな?」

A:言葉遣いが、いきなりだな……、まぁ、聞くがよい!


直樹:

「質問の○ボタンは、何とかならないか?」

A:何かまずいのか?


直樹:

「いつも俺だけ。

 ブツブツ言って、おかしいだろ?

 知らないやつが見てると……

 ヤッベー奴に、見えないか?」

A:機能を強化すればいいだろ?


直樹:

「できるのか?」

A:え!、ヘルプに書いてあるだろ?、念話だ!、思念通話だ!!


直樹:

「そんなページ。

 見たこと無いぞ!」

A:いや、そんなはずは無いが……、何かの不具合か?


直樹:

「とりあえず、やってくる」

A:おう! 待ってるぞ!!



冒険の書を開き直す。

感想、レビュー、ブクマ、評価、お待ちしております。

おかしい部分や修正点、加筆部分なんかを知りたいです。

よろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
都市名があるのですが地図がないと、把握が難しいので。 地図
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ