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ドラゴンの国と深淵へのクエスト ~異世界転移したおっさんが、戦場を彷徨う~  作者: 社畜とキメラ
第一章 異世界転移したおっさんが、壊れた魔導書と旅に出る。
39/124

旅立ち 出立に向けて・7

宿舎へと戻りベッドでゴロゴロする。

身体中が痛い、止血は済んでいるので放置するしかない。

傷は魔術の効果で徐々に回復していく。

魔術を使えば、回復速度をもう少し早く出来るが。

使用ポイントを減らすのは得策ではない。

明日の朝、荷物を積み込まなくてはいけないからだ。



フリスト:

「ナオキちゃん。

 今日はもう出かけないの?」


直樹:

「あぁ、今日はもういい。

 傷が痛いからな」


フリスト:

「うん、わかった」


夕食までまだ時間がある。


直樹:

「冒険の書」


<ポイント>


使用ポイント   43

購入ポイント 1514


おっ!!

増えてる!!


ベッドの上で姿勢を正した。

目標の1200突破だ!

街中での戦闘が原因かな?

良くも悪くもイベントか……


目標に到達しなかった場合。

使用ポイント上限の100追加を2回やろうと思っていた。

強化には1周間の時間が必要になる。


時間を稼げるのか?

イザとなると、別の考えが浮かんでくるが。

ここは初志貫徹。

だが強化する前に確認事項がある。



<質問と回答>

質問の○ボタンを押す。


直樹:

「おっさんの倉庫の範囲入庫、強化中に範囲入庫は可能か?」

即回答させる。

A:可能です

購入ポイント 残り1513。



<強化と設定>


『おっさんの倉庫 範囲入庫 基本容量 1立方メートルー>4立方メートル』

強化条件

20の保管数を10へと削減

保管数は10へと固定され今後拡張はできない

1日に1度しか、範囲入庫はできない

通常構築 残り時間 1週間 購入ポイント  1200


迷いながらも購入する。

購入ポイント 残り313。


強化中でも、力が使用できるところが素晴らしい……


残り時間を増やさなくても強化中、能力使用不可にすれば。

もっと購入ポイント減らせたんじゃないか?

状況によるかな。


暇つぶしに、ペラペラとめくる。

うーーん。



<被膜スキル1>

特級被膜スキル 一括スキル

超絶操作マッスルマリオネット


<魔術スキル3>

超特級魔術スキル 一括スキル

超回復ラブリービューティー


ンーーー。


ペラペラ


ん?

ん、ん?


あれ?

なんだこれ!?


今更ながら気が付いたんだが……

特級被膜スキル、超特級魔術スキルってなんだ?

確か初めは、初級、中級、上級だった気がする。


<質問と回答>

質問の○ボタンを押す。


直樹:

「魔導書ドラクエ様、いらっしゃいますか?」

A:おう。いるが……、何か用か?


直樹:

「特級スキル、超特級スキルって何?」

A:馬鹿なのか、ナオキ!、僕に聞くのか?、ナオキが知っている事しか話せないぞ!


直樹:

「忘れてた、スマン」

A:……



冒険の書を閉じて、再び開く。



<質問と回答>

質問の○ボタンを押す。


直樹:

「特級被膜スキルとは、何でしょうか?

 上級スキルとの違いは?」

A:特級被膜スキルは、上級の上に位置します。覚醒条件が複雑です


直樹:

「超特級魔術スキルとは、何でしょうか?

 上級スキルとの違いは?」

A:超特級魔術スキルは、特級の上に位置します。覚醒条件が複雑です

購入ポイント 残り311。



冒険の書を閉じて開き直した。



<質問と回答>

質問の○ボタンを押す。


直樹:

「大魔導書ドラクエ様、ご機嫌麗しゅう」

A:ナオキ……、どうした。ついに頭が腐ったか!?


直樹:

「特級スキル、超特級スキルについて聞いてきた」

A:おう、知ってるぞ。そうれがどうした?


直樹:

「大魔導書ドラクエ様……

 貴方は今、何をしてますか?」

A:ん?、スキル100倍を治そうと、解析中だ!


直樹:

「何しとんじゃ!、ボケー!」

A:はぁ?、何言ってんの?、早く治したいだろ!?


直樹:

「結構だ。

 大魔導書ドラクエ様、それを中断してもらえませんか?」

A:えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!、だって困るだろ?、頭ダイジョブか?


直樹:

「解析は続けて欲しいが、直すのは勘弁願いたい」

A:なんで?、100倍だぞ、100倍!


直樹:

「いや、それでも。

 そのままで!」

A:スキルを使用するのに、変態宣言が必要になるぞ!、すべてで!!


直樹:

「いや、そこをあえて。

 なっ!? 頼むよ!」

A:ナオキ、ついにドMに目覚めたか?、視られて興奮したのか!?


直樹:

「違うし!!」

A:じゃあ……どうした?、大魔導書ドラクエ様に言ってごらん?


直樹:

「何故、隠していた!!」

A:何のこと??


直樹:

「特級スキル、超特級スキルって、すごく強いんじゃないか?」

A:んーーーー、そうだね!


直樹:

「そうだね!、じゃないだろ!?」

A:でも……、効率悪いよ?、条件が厳しいよ?


直樹:

「では、聞くが。

 俺が順当に冒険の書を強化して、使えるスキルなのか?」

A:未来のことを言われてもわからんが……、無理じゃね?


直樹:

「欲しいだろ?

 強いスキル!」

A:え!?、固有スキルあるだろ!


直樹:

「いや、欲しい」

A:ワガママな奴だな……


直樹:

「このままにしてください。

 大魔導書ドラクエ様」

A:はぁ。わかった、わかった。解析はしておく


A:また、新しい詠唱を考えねばならない……のか?


直樹:

「新しいのは、いらないぞ!」

A:んーーー、考えておこう!


直樹:

「今のままで、良いじゃないか!」

A:そうかな……


直樹:

「作らないよな?」

A:んーーー、考えておこう!


直樹:

「オーーーーイ!」

A:担当者は、死にました


直樹:

「魔導書ドラクエ君?」

A:……



冒険の書をそっと閉じる。



フリスト:

「ナオキちゃん。

 夕ご飯だよ!」


直樹:

「あぁ。

 ありがとう……」




静かに夕食をし、静かにベッドへと入る。

そして静かに寝ると静かに朝を迎えた。



朝食を終え食休みをしていると。

コンコンコンコン。


ユミル:

「はい」


ユミルが応対する。


ユミル:

「ナオキ様。

 軍から案内の者が参りました」


直樹:

「そうか。

 よし行こう」


テントへと案内された。

警備の者が何人も巡回している。

中へ入るとノルナゲスト少将が待っていた。

護衛兵が20人近くいるようだ。


ノルナゲスト:

「ナオキくん。

 おはよう」


直樹:

「おはよう」


目の前に木箱が、2つに分かれて積み上げられていた。

なんか……

多くないか?


ノルナゲスト:

「君から見て、左側が武器や防具の装備全般。

 右側が塩漬けした食料や医薬品だ」


直樹:

「これは、合計で木箱500か?

 多いように感じるが、気のせいかな?」


ノルナゲスト:

「その通りだ。

 左が400、右が300だな」


直樹:

「約束と違うのは困るな……

 今回だけだぞ」


ノルナゲスト:

「やはり、できるのか!」


直樹:

「いや、無理だぞ。

 すでに回復と冒険の書の強化に、力をつぎ込んでいる。

 10日間は、力が出せない。

 今日は左の400を持っていく。

 右の300は明日の朝に積み込めば問題ないだろう?」


ノルナゲスト:

「そうか……

 明日の朝に出発でもいいか?」


直樹:

「随分、急かすな。

 今日はゆっくりさせてもらうぞ。

 冒険の書」


視線を感じる

なんだかやりづらいな……


直樹:

「ずっと見ているのか?」


ノルナゲスト:

「まずいのか?」


直樹:

「んーーー

 まぁ、いいか……」


範囲入庫を起動する。

取り込み範囲を指定して本へと取り込んだ。


その他:

「オーーー」


向こう側が、ざわついている。


ノルナゲスト:

「重くは無いのか?」


直樹:

「あぁ。

 問題ない」


ノルナゲスト:

「そうか……

 便利なものだな。

 そうだ。

 約束の金だ」


自分に向けて袋を差し出す。


直樹:

「ありがとう」


中身を確認すると。

金貨が一枚と銀貨と銅貨らしきものが、ジャラジャラと入っていた。


直樹:

「ユミル、金額を確認してくれ」


ユミル:

「はい」


袋の中をゴソゴソしている。


ユミル:

「たしかにあります」


袋を返してもらい、冒険の書に保管する。


直樹:

「俺は、これで帰るよ」



と伝えるとテントの外へ出る。

兵士が10数人とノルナゲスト少将がついて来た。


お見送りか?


そのまま宿舎に向かおうとすると、2人の兵士がついて来る。


直樹:

「この兵士は、なんだ?」


ノルナゲスト:

「護衛に決まっている!

 君は一体いくら分の物資を持っていると、思っているんだ!」


木箱400。

装備品の値段は知らないが。

仮に1箱10万としても、4000万。

なかなかの金額だな。

護衛兼監視がついても、不思議ではない……か。



直樹:

「あぁ、別にかまわないぞ」


ノルナゲスト:

「そうか!

 よし。

 お前達も行け!」


一気に8人増えて監視が10人になった。

一人変なのが、混じっている。

鎧を着けていない。

軍服だから軍人なんだろう。



直樹:

「ユミル。

 あの軍服は、なんだ?」


ユミル:

「あれはたぶん。

 伝令係だと思いますよ」


直樹:

「なるほどな……」



宿舎に戻ったが窮屈になった。

外に6人中に4人。

断ればよかった……

さて、何しようか?



直樹:

「冒険の書」


<ポイント>


使用ポイント  23

購入ポイント 532


おぅ!

ポイント増えてる。


<<1501ページ目>>

質問の○ボタンを押す。


直樹:

「使用ポイントの上限をさらに増やせるか?」

A強化が必要ですが、可能です


直樹:

「高速構築は、不要だ。

 購入ポイントを減らしてくれ」

購入ポイント 530。



<強化と設定>


『冒険の書 使用ポイント上限 100追加』

通常構築 残り時間 12時間 購入ポイント 270


通常構築を購入する。

購入ポイント 260。


これで、1日、木箱640だ。

1週間すぎれば、木箱2560。

まずは当面の問題は乗り切った。



直樹:

「フリスト。

 昼を早めに頼む。

 食事が終わったら出かけるぞ」


フリスト:

「え!

 お金が入ったから、外食じゃないの?」


直樹:

「そんな金はない。

 今から食事だ!」


フリスト:

「はい……」


お通夜のような昼食が終わった。

会話が全くなかったぞ。

時々、俺の方を見てくる。

そんなに外で食べたかったのか?



食事を終えるとローラ街道の門付近まで、散歩に来た。

いくつか店を眺めて気が付いたことがある。

武器・防具店があるのだ。


俺は旅立つ。

金もある。

武器と防具の装備は、基本じゃないのか?

感想、レビュー、ブクマ、評価、お待ちしております。

おかしい部分や修正点、加筆部分なんかを知りたいです。

よろしくお願いします。

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都市名があるのですが地図がないと、把握が難しいので。 地図
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