旅立ち 出立に向けて
直樹:
「ユミル、フリストはいるか?」
テントの外に出ると2人を探した。
フリスト:
「はーい
ナオキちゃん、俺様いるよ」
ユミル:
「ナオキ様。
お加減は大丈夫ですか?」
直樹:
「あぁ。
大丈夫だ」
険しかったユミルの顔が穏やかになる。
ユミル:
「その後、どうなりましたか?」
直樹:
「あぁ。
明日には強化が完了するはずだ。
俺が本気を出せば、木箱1万は余裕だな!」
ユミル:
「そんなに?
それは、凄いですね!
それにまだ余裕が……」
直樹:
「冒険の書の強化で負担がかかりすぎた。
今日はもう戻る。
疲れた。
食事をしたらすぐに寝る予定だ」
ユミル:
「はい、わかりました」
直樹:
「1週間以内に、物資の輸送を始めたい
そうだな……
あの大きさの木箱500でどうだ?」
ユミル:
「木箱1万ではないんですか?」
直樹:
「あぁ。
まだ、検証できていないことが多い。
今回は木箱を取り込んで、すぐに取り出しただけだ。
実際の輸送で物資がどうなるかを見てみたい。
それにな!
本気を出すには、いくつもの条件があるんだ。
こればかりは!!
冒険の書の決まりだからな……しかたない。
あぁ、残念だ。
貴重な物資も無駄にしたくないだろ?
そうだ!
俺が直接ユミルの上司に交渉しよう。
会えるように手配してくれ」
ユミル:
「直接ですか?」
直樹:
「ユミルが交渉するよりも、異世界人の俺が交渉するほうが。
対応はいいだろうし……
話も簡単だろう?
そうだな……
木箱500が俺の希望だが。
もしかするともっと数量を求められるかもしれない。
やはり、俺が行くべきだ!
ユミルも同行してほしい」
ユミル:
「そうですね……
日数がかかりますが、上と相談してみます」
直樹:
「あぁ。
頼む」
直樹:
「それでは、帰りましょうか」
強化完了までの時間は稼げたかな?
いざとなったら腹痛で逃げるか……
1日で、木箱480個。
500を積み込むには2日かかる。
1000個なら3日、計算上では1440個。
だが大きさが怪しい。
直接交渉を、うまくやるしかないな。
軍の要求を最大でも、1000個以内に限定させる。
あとは、積み込みに3日かかる理由を考えないとな。
宿舎に戻り食事を取ると、魔導書ドラクエの忠告に従い能力を確認した。
直樹:
「冒険の書」
<質問と回答>
質問の○ボタンを押す。
直樹:
「超回復ラブリービューティーの使い方。
隠し機能を教えて欲しい」
A:追加 超回復ラブリービューティーと詠唱して、追加機能を指定
直樹:
「超絶操作マッスルマリオネットの使い方。
隠し機能を教えて欲しい」
A:追加 超絶操作マッスルマリオネットと詠唱して、追加機能を指定
購入ポイント 残り225。
<被膜スキル1>
特級被膜スキル 一括スキル
超絶操作マッスルマリオネット
消費使用ポイント 2000
追加機能 被膜の操作が可能
追加で使用ポイントを消費
強化、加速、減速、目的指定
<質問と回答>
質問の○ボタンを押す。
直樹:
「超絶操作マッスルマリオネットの追加機能
強化の使用例を教えて欲しい」
A:詠唱後 右腕を石の強度に1分間強化 と追加
直樹:
「超絶操作マッスルマリオネットの追加機能
加速の使用例を教えて欲しい」
A:詠唱後 走る速度を2倍に、10分間加速 と追加
直樹:
「超絶操作マッスルマリオネットの追加機能
減速の使用例を教えて欲しい」
A:詠唱後 身体の速度を、半分に減速 と追加
直樹:
「超絶操作マッスルマリオネットの追加機能
目的指定の使用例を教えて欲しい」
A:詠唱後 あの岩を越えたい と追加
直樹:
「超絶操作マッスルマリオネットの追加機能
使えない場合は?」
A:詠唱後 追加指定後 ブーーー と音が聞こえる
購入ポイント 残り220。
<魔術スキル3>
超特級魔術スキル 一括スキル
超回復ラブリービューティー
消費使用ポイント 6000
追加機能 回復魔術の操作が可能
追加で使用ポイントを消費
回復指定、心理操作、目的指定
<質問と回答>
質問の○ボタンを押す
直樹:
「超回復ラブリービューティーの追加機能
回復指定の使用例を教えて欲しい」
A:詠唱後 全身の出血を止血せよ と追加
直樹:
「超回復ラブリービューティーの追加機能
心理操作の使用例を教えて欲しい」
A:詠唱後 10分間 緊張を軽減せよ と追加
直樹:
「超回復ラブリービューティーの追加機能
目的指定の使用例を教えて欲しい」
A:詠唱後 肌年齢を、1歳若返らせたい と追加
購入ポイント 残り217。
直樹:
「超回復ラブリービューティーの追加機能
使用ポイントはどうなる?」
A:指定しない場合は、自動的に計算されます。
購入ポイント 残り216。
なんだ?
肌の若返りが可能とか
化粧水の効果……か?
やはり……
魔術書ドラクエは、馬鹿なのか?
まぁ、色々試してはみるつもりだ。
眠りにつくと残酷にも時間は進む、夜が過ぎ日は登る。
感想、レビュー、ブクマ、評価、お待ちしております。
おかしい部分や修正点、加筆部分なんかを知りたいです。
よろしくお願いします。




