旅立ち 固有・空間支配・5
冒険の書を一度閉じて、また取り出した。
<質問と回答>
質問の○ボタンを押す。
直樹:
「おっさんの倉庫の範囲入庫。
使用ポイントを更に減らせるか?」
A:強化が必要ですが、可能です 5->3
購入ポイント 残り235。
<強化と設定>
『おっさんの倉庫 範囲入庫 使用ポイント 5->3』
通常構築 残り時間 24時間 購入ポイント 2000
高速構築 残り時間 12時間 購入ポイント 4000
<質問と回答>
質問の○ボタンを押す。
直樹:
「おっさんの倉庫の範囲入庫の強化。
これではだめだ、4分の1にならないか?」
A:これ以上の使用ポイントは軽減は無理です。基本容量の拡大強化は可能です
購入ポイント 残り234。
<強化と設定>
『おっさんの倉庫 範囲入庫 基本容量 1立方メートルー>4立方メートル』
通常構築 残り時間 24時間 購入ポイント 20000
高速構築 残り時間 12時間 購入ポイント 40000
<質問と回答>
質問の○ボタンを押す。
直樹:
「おっさんの倉庫の範囲入庫。
強化の購入ポイントを100にしてくれ?」
A:不可能です
直樹:
「相談がある。
スペースは20個あるが半分にする。
購入ポイントを減らしてくれ」
A:強化のみが普通なのですが…… いいでしょう
購入ポイント 残り232。
<強化と設定>
『おっさんの倉庫 範囲入庫 基本容量 1立方メートルー>4立方メートル』
強化条件
20の保管数を10へと削減
通常構築 残り時間 24時間 購入ポイント 10000
高速構築 残り時間 12時間 購入ポイント 20000
<質問と回答>
質問の○ボタンを押す。
直樹:
「購入ポイントを減らしてくれ。
おっさんの倉庫の保管数を、今後増やさない」
A:わかりました
購入ポイント 残り231。
<強化と設定>
『おっさんの倉庫 範囲入庫 基本容量 1立方メートルー>4立方メートル』
強化条件
20の保管数を10へと削減
保管数は10へと固定され今後拡張はできない
通常構築 残り時間 24時間 購入ポイント 5000
高速構築 残り時間 12時間 購入ポイント 10000
<質問と回答>
質問の○ボタンを押す。
直樹:
「購入ポイントをさらに減らしてくれ。
高速構築は必要ない」
A:わかりました・・・
購入ポイント 残り230。
<強化と設定>
『おっさんの倉庫 範囲入庫 基本容量 1立方メートルー>4立方メートル』
強化条件
20の保管数を10へと削減
保管数は10へと固定され今後拡張はできない
通常構築 残り時間 24時間 購入ポイント 4000
<質問と回答>
質問の○ボタンを押す。
直樹:
「購入ポイントをさらに減らしてくれ。
範囲入庫は、1日1回だけだ」
A:正気ですか?、いいでしょう……
購入ポイント 残り229。
<強化と設定>
『おっさんの倉庫 範囲入庫 基本容量 1立方メートルー>4立方メートル』
強化条件
20の保管数を10へと削減
保管数は10へと固定され今後拡張はできない
1日に1度しか、範囲入庫はできない
通常構築 残り時間 24時間 購入ポイント 2400
2400か。
他に何か条件は……?
<質問と回答>
質問の○ボタンを押す。
直樹:
「購入ポイントをさらに減らしてくれ。
構築時間を24時間から7日だ」
A:あなたは、初めてのケースですね。今回はこれで最後ですよ
購入ポイント 残り228。
<強化と設定>
『おっさんの倉庫 範囲入庫 基本容量 1立方メートルー>4立方メートル』
強化条件
20の保管数を10へと削減
保管数は10へと固定され今後拡張はできない
1日に1度しか、範囲入庫はできない
通常構築 残り時間 1週間 購入ポイント 1200
<質問と回答>
質問の○ボタンを押す。
直樹:
「最後に感謝を!
ありがとう。
本当に助かった」
A:面白い人ですね。フフフ、購入ポイントを貯めるのは大変ですよ
購入ポイント 残り227。
本を閉じる。
ハァーーーーー。
奇跡的にも20000から、1200まで下げることはできたが……
そうだ、まだ強化は購入できない。
購入できたとして、木箱が1920個
10日で、木箱が19200個
これが最大……
購入ポイントを稼がなくてはならない。
イベントを沢山こなせば増えるらしいが。
だが、イベントとは何を指し示すかが分からない。
何をやれば。
一体どれほどの時間を掛ければ購入できるんだ……
直樹:
「冒険の書」
<質問と回答>
質問の○ボタンを押す。
直樹:
「魔導書ドラクエ様!」
A:おう お帰り
直樹:
「一応やってみた」
A:こちらでも、確認している
直樹:
「でも、購入できない」
A:わかっている。ポイントを増やすしかないだろ?
直樹:
「購入ポイントを増やせるのか?」
A:イベントをこなせばな!
直樹:
「どうやって?」
A:知らん!、よく考えろ!
直樹:
「今まで何度も考えたんだけど……」
A:はぁ、ナオキ……、馬鹿だな……
直樹:
「どうか。
愚かなワタクシめに、ご教授を……」
A:お前も、卑屈になったな……
A:よく考えろ。部屋で閉じこもるのと、外へ出かけるのと、どちらがいいと思う?
直樹:
「外へ出かける事だと思う」
A:何故だ?
直樹:
「部屋の中では何も起きないだろう?
なら外の方が可能性がある」
A:そうだ。イベント・出来事だ!、何か起きればいい
直樹:
「しかし、何処へ行けば……
イベントは起こるんだ?」
A:外に行っても立ってるだけでは、可能性はゼロだ!
直樹:
「では、どうすれば……」
A:ナオキ。お前がイベントを起こすんだよ!
直樹:
「いや、そんな簡単には……」
A:確実ではないが……、今回だけは、可能性はある
直樹:
「可能性とは、何ですか?」
A:お前には。この大魔術書ドラクエ様が、与えた超スキルがある!!
直樹:
「マジでか……
あの痴態。
あれで無限に稼げるのか?」
A:それは無理だろ。何度もやればいつもの日常に成り下がる
直樹:
「短期決戦で、今回限り……か?」
A:あくまで可能性だがな
直樹:
「しかし、あれを外でやるのか……」
A:やるしかないだろ。効率的にな!、ただしやる前に、能力は調べておけ
直樹:
「何の能力だ」
A:僕が与えた、超魔術だ!
直樹:
「もしや……隠し機能が?」
A:お前は警備兵に、追い掛け回されるはずだ
直樹:
「たしかに、あれをやれば、捕まる可能性は高い」
A:能力は常に確認しろ。あと、情報は制限しろ
直樹:
「どういう事だ?」
A:馬鹿正直に、すべてを伝える必要はない
直樹:
「なぜ?」
A:例えばだ、木箱を100個が限界だとしよう。これを正直に伝えた場合
A:相手には、限界が木箱100個だと、わかる
A:しかしだ! 今回は木箱100個。今後取引が増るのならば検討しよう
A:と伝えた場合、相手はどう考える?
直樹:
「そうか!
まだ余力があると考えるはずだ!
だが実際は……」
A:思い出せ、魔導書は成長する。時間を稼げば選択肢は広がるはずだ
直樹:
「なるほど、時間を稼いでいるうちに……」
A:そうだ。でも、まだお前は考えが足りない
直樹:
「何のことだ?」
A:ユミルという、男の話だ
直樹:
「ユミルがどうした?
あいつは良くしてくれるように見えるが……」
A:だろうな……、彼が問題ではない。お前が問題なんだ
直樹:
「どうして?」
A:ユミルを挟んで、軍と交渉するからだ!
直樹:
「その方が、良いのではないか?」
A:情報量が違う。お前の力を必要とするのは、ユミルではない
A:その上の存在。軍のはずだ。直接話せば何が必要かも分かるし、交渉も可能だ
A:それに…… お前が軍の協力を求めている、のが愚かだ
直樹:
「しかし、軍の協力は必須条件だ」
A:軍と協力はする。だが、軍を求めるな!
A:軍がナオキを、求めるように仕向けるんだ
直樹:
「何の違いが……?」
A:お前は馬鹿か!、条件が格段に違う。求められた方が圧倒的に有利だ!
A:お前は前の世界で、仕事をやっていただろ?
直樹:
「なるほど……
頑張ってみる」
A:きちんと考えてから、行動しろ。情報は制限しろ、感情も制御しろ足元を見られる
直樹:
「魔導書ドラクエ様、ありがとう」
A:貸しは返せよ。今日は早く寝ろ。ほら、あいさつはいいから。サッサと行け
冒険の書を閉じると、本は消え去る。
首の皮1枚、つながった……
希望はまだある。
問題点も山済みだが。
今回は、乗り越える筋道が見えた。
よし、行こう。
地面から立ち上がると、テントの外を目指す。
身体に震えはない、気分もいつもどうりだ。
さあ、行くぞ!
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