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ドラゴンの国と深淵へのクエスト ~異世界転移したおっさんが、戦場を彷徨う~  作者: 社畜とキメラ
第一章 異世界転移したおっさんが、壊れた魔導書と旅に出る。
30/124

旅立ち 固有・空間支配・3

ユミル:

「ナオキ様、どうでしょか?」


直樹:

「問題点がわかった。

 少し冒険の書を調べる」


ユミル:

「はい」



<質問と回答>

質問の○ボタンを押す。


直樹:

「おっさんの倉庫の範囲入出。

 入庫時の消費使用ポイント変化について知りたい」

ポイントで、即回答させる。


A:取り込む範囲の体積 1立方メートルあたり10

購入ポイント 残り1446。



体積か。

使用ポイントは、200だから20立方メートル。

高さを1mとした場合 2×2×5で。

4m・5m・1mのサイズ。

困ったな……


ウーーーーン。

と座り込んで悩んでいると、ユミルが声をかけてきた。


ユミル:

「どうかしましたか?」


直樹:

「ユミル。

 その木箱の1辺の長さはいくらだ?」


ユミル:

「50㎝ぐらいですね」


直樹:

「それは木箱の内径か?

 外径か?」


ユミル:

「そこまでは、さすがに。

 木箱自体、大きさがバラバラで……

 正直、分かりません」


直樹:

「木箱の外径が1辺50㎝で立方体としよう。

 その場合、4つで1辺1mになる。


 これを2段に積めば1立方メートルだ。

 俺の今の力では、20立方メートルしか取り込めない。

 木箱160個の輸送しかできないんだ」


ユミル:

「結構な数だと思いますが……」


直樹:

「個人で使うのならば申し分ない。

 しかし、軍隊での利用だそ。

 少なすぎる。

 物資として何人分なんだ?

 1人1箱としても、たったの160人分に過ぎない。

 これはまずいぞ……」


ユミル:

「何日か時間をかければ、もっと持てませんか?」


直樹:

「可能かもしれないが……

 現状1日に20立方が最大だ。

 これを20個持つと、3200だが。

 しかし、積み込みだけで20日掛かる。

 これで役に立つのか?

 通常の方法で輸送した方が、早いんじゃないか?」


汗がダラダラと流れ始める。

目に汗が入って、目を開けるのが辛い

気分も悪い。

自分に存在価値がない。



ユミル:

「ナオキ様……」


直樹:

「ユミル!

 待ってくれ。

 いや、待ってください。


 まだ、まだだ!

 冒険の書にはまだ伸びしろがある。

 俺には、まだ利用価値はあるんだ!!」


ユミル:

「……」


直樹:

「しばらく、ひとりにして欲しい……」


ユミル:

「大丈夫ですか?」


直樹:

「あぁ。

 大丈夫だ」


ユミル:

「わかりました」


ユミルとフリストがテントから出ていった。



直樹:

「まずい!

 まずいぞ……」


身体がガタガタと震えだす。

折角の、折角の小さな希望が消えてしまう。

何とかしなくては……



直樹:

「冒険の書」



<質問と回答>

質問の○ボタンを押す。


直樹:

「使用ポイントの上限をさらに増やせるか?」

ポイントで、即回答させる。


A:強化が必要ですが、可能です

購入ポイント 残り1445。



<強化と設定>


『冒険の書 使用ポイント上限 100追加』

通常構築 残り時間 12時間 購入ポイント 200

高速構築 残り時間  1時間 購入ポイント 400


ポイント数が増えている……

クソ!


<質問と回答>

質問の○ボタンを押す。


直樹:

「おっさんの倉庫の範囲入庫。

 入庫時の使用ポイントを減らせるか?」

ポイントで、即回答させる。


A:強化が必要ですが、可能です 10->5

購入ポイント 残り1444。



<強化と設定>


『おっさんの倉庫 範囲入庫 使用ポイント 10->5』

通常構築 残り時間 24時間 購入ポイント 1000

高速構築 残り時間 12時間 購入ポイント 2000


半減か……

2つを強化した場合どうなる?

使用ポイント、100で木箱80個。

300になれば、木箱240個。 

消費が半分で木箱480個。

20日かけて9600個。


どうだ?

どうなんだ?

俺は、本当に役に立つのか?

しかし、今はやるしか……



『使用ポイント上限』

『おっさんの倉庫 範囲入庫 使用ポイント 10->5』

を通常強化する。

購入ポイント 残り244。


どうなんだ?

どうなんだ?、どうなんだ?、どうなんだ?、どうなんだ?、どうなんだ?

クッソ!、クッソ!、クッソ!


考えがグルグルと回り続ける。

額の汗は更に酷くなり、悪寒が走た。


ウォェーーー。


胃の中身を吐き出した。

床に寝ころび横になる。



直樹:

「助けて……

 誰か…助けて……


 いや、違う、俺が。

 俺が助けるんだ」



嘔吐を何度も繰り返す。

ブツブツと言っていると、いつの間にか寝てしまった。



テントの入り口が静かに開き、誰かが入ってくる。


フリスト:

「ナオキちゃん……」


フリストか静かにナオキに近づく。


ユミル:

「ナオキ様は?」


フリスト:

「今は、寝ているみたい」


ユミル:

「そうか……」


フリスト:

「ユミル。

 変な報告したら、殺すよ!」


ユミル:

「わかっている。

 僕も、彼がここで失敗するのは困るんだ。

 妹のためにもね……

 何か飲み物を持ってこよう。

 飲ませられるか?」


フリスト:

「大丈夫だと思う」


ユミル:

「僕は飲み物を取りに行ってくる。

 フリストは出入り口を見張ってくれ」


フリスト:

「わかった」

PVの数に、一喜一憂する。


感想、レビュー、ブクマ、評価、お待ちしております。

おかしい部分や修正点、加筆部分なんかを知りたいです。

よろしくお願いします。

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都市名があるのですが地図がないと、把握が難しいので。 地図
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