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ドラゴンの国と深淵へのクエスト ~異世界転移したおっさんが、戦場を彷徨う~  作者: 社畜とキメラ
第一章 異世界転移したおっさんが、壊れた魔導書と旅に出る。
23/124

旅立ち 冒険の書・4

<魔術スキル>

魔術スキルについて。


オネエの心を持つあなたへ。

命短し恋せよ、オネエ!

ついに……ア・ナ・タ、の願望は叶えられるわよ!

恋の魔法で愛しい、彼の、コ・コ・ロ、を鷲掴み?


ファンデーションは薄くナチュラに!

魔法のステッキで、華麗にメタモルフォーゼ!

恋の炎は天井知らず!?


ファンキーな衣装で、あの子に電撃!

瞬殺・廃人まっしぐら!?

まだよ!、まだ!、まだ!


焦っちゃ、ダ・メ?

お慕い申しております、ポ☆


準備は、いい?

真綿で首を締めるように。

ゆっくり、ゆっくりと周りから固めるのよ……


オネエは、恋の狩人……

落ち着いて、氷の心で。


燃えろ!俺のコスモス!

そ・し・て、背後から必殺の一撃!

背後霊からのハグ……


魔術スキルは、この世界の様々なものに作用する。

でも悪用は、ダ・メ・だ・ぞ。

いけない子は、プンプンなんだから。


幻惑の魔法で、彼の憧れた彼女、に大変身?

そして朝を迎えるの……既成事実で即結婚!

わかったわね?


彼が、岩石を投げて抵抗したらどうするって?

風の魔法で吹き飛ばしちゃえ!


そして、こう言うの……

寝言はドラゴンの蹴りを受けてから言えぃ!!

いつでもあなたを、応援しているわ。


それでも……

失恋してしまったあなたへ。


失恋の傷。

必死で抵抗された殺し合いの傷を……癒したいと思うでしょ?


でも、ごめんなさい。

魔術スキルは、異世界人を癒すのには……向いていないの。

最低でも上級スキルが必要で、この世界住人に比べると回復効果も無いに等しい。

残念、テヘペロ?

傷つけるは、こんなにも簡単なのに……


オネエの心は、グラスハーーーーート!



設定は、ランクを選択後。

スキルを押しながら、甲高い声でモダエてください。



直樹:

「マジか!

 マジなのか!!

 冒険の書は、全部こんな感じなのか!?」


はぁ。

とにかく、回復魔術だ……


<魔術スキル3>

上級サービス


直樹:

「回復魔法、目的は筋肉を超回復させたい。

 超回復とは、破損した筋繊維が破損前より強く太くなる現象だ。

 効果時間は60分。

 30秒ごと、破損した部分を一か所超回復してほしい。

 痛みの軽減する必要ない。

 アミノ酸を届けられると効率が高いはずだ。

 回復させる筋繊維に優先順位はない。

 ランダムでいい。

 使用ポイントを少なくできるように、効率化してくれ」


上級サービス 超高速構築 残り時間 6時間 ポイント購入 不要

消費使用ポイント 25

構築しますか?

はい   いいえ


はいの文字を押す。


今回も何度も、やり直した。

発見だったのが、使用ポイントについての明言だった。

使用ポイントについて言及すると、変化するのだ。

これは大発見だな。

ゆっくりと休めそうだ。


しかし、だな。

一言文句を言ってやりたい。



<質問と回答>

質問の○ボタンを押す。


直樹:

「説明文章は、もう少しまともにならないか?

 簡潔に、必要最低限にしてくれ」


質問の○ボタンを離した。

A:嫌だ!


直樹:

「即答かよ!」


ボタンを押す。

直樹:

「簡潔にお願いしたい」

A:だが断る!


ボタンを押す。

直樹:

「何だあの説明は!

 キチガイか?」

A:なんだと!、僕を馬鹿にするのか?


ボタンを押す。

直樹:

「馬鹿にしてはいない。

 キチガイと言っただけだ!」

A:やっぱり馬鹿にしたな!、謝れ!


ボタンを押す。

直樹:

「馬鹿にはしてない。

 怪文書を何とかしろ!」

A:謝れ!、僕の美しい文章を馬鹿にするな!


こうなれば徹底的に、やってやる。

ボタンは連打だ。


直樹:

「非常に読みにくいんだが……」

A:これ以上僕を馬鹿にするなら、こちらにも考えがある!


直樹:

「いえ、読みにくいんですよ……実際!」

A:トサカに来た!!、謝罪を要求する!!


直樹:

「謝る必要は……ない!」

A:謝れ!、謝れ!、謝れ!、謝れ!


直樹:

「黙れ馬鹿!」

A:……


A:しばし待て


A:更新中


A:更新中 しばらくお待ちください


A:更新中


A:超特急で更新中 あと1分ほど お待ちくださいませ


A:超特急更新中


A:あとチョット!


A:超特急更新中 ワクワク


A:……


A:消費使用ポイント100倍にしてやったぞ! バーカ!


直樹:

「なっ!」


急いでページをめくって確認した。


被膜スキル1の消費使用ポイントが5ー>500。

魔術スキル3の消費使用ポイントが25ー>2500。

へと変更されていた……



<質問と回答>

ボタンを押す。


直樹:

「おい馬鹿!

 元に戻せ!」

A:アハハハハハ、お前は、一生100倍だ!


直樹:

「早く元に戻せ!

 聞いてんのか馬鹿!」

A:大草原(超笑い)、チミは、口の利き方を知らんのかね!


直樹:

「元に戻してください……」

A:「おい」とか、「お前」とか、まったく。なっとらんな……


直樹:

「名前なんか、知らないし……」

A:はぁ……、ヤレヤレだぜ。聞けばいいだろ?


直樹:

「お前の名前は何だ?」

A:チミは、立場がわからんのかね?


直樹:

「お名前を教えてください」

A:だが断る!


直樹:

「俺に、どうしろと?」

A:礼儀がなっとらんな!、自分が先に名乗るべきだろ?


直樹:

「私の名前はナオキと申します。

 お名前を教えてください」

A:ナオキね!、おぉナオキ、ナオーキちゃんね!、わかった! 

 

直樹:

「お名前を、よろしいでしょうか?」

A:お前の目は節穴か!、本にタイトルがあるだろ!



このヤロウ……

腹が立つが、機嫌を損ねるわけにはいかない。


ボタンを押す。


直樹:

「ドラゴンの王国と異世界のクエスト様でしょうか?」

A:そうなんだよね……


A:読みにくいんだよね……


A:心に響かないんだよね……


A:うーーん……

 

A:オウ!、僕、天才


A:ドラゴンの王国と異世界のクエスト!、略してドラクエ!


A:チミ。僕のことは今後ドラクエと呼んでくれ!


直樹:

「ドラクエ様ですか?

 これは、まずいんじゃ……」

A:何を言ってるんだチミは?


直樹:

「ドラクエという、この名前。

 何処かのパクリでは?」

A:チミ、訳のわからない事を言わないでくれ!


A:チミは、ドラゴンの国から従者を連れ立っている!


A:チミは、世界の探検へ行くのだろ?


A:立派なクエストじゃないか!


直樹:

「でもね……

 冒険の書の説明だって、何処かで見たような……」

A:ナオキの名前だって、ナオキのパクリじゃないか!


A:キャラだって、話だって全く別物だ!



直樹:

「もしや……、オマージュとか、リスペクトですか?」

A:オマージュ、リスペクトって何だ?


A:いや知ってるぞ?、それだ!、それ!


A:ドラクエって、響きがカッコいいよね!


A:我はドラクエ! 我は魔道書ドラクエである!


直樹:

「いいんでしょうか?」

A:いいと思うよ。たぶん……


直樹:

「魔道書ドラクエ様、愚かな私をお許しください」

A:ウム!、いいだろう!、すべてこちらに任せてくれ!


直樹:

「消費使用ポイント100倍の件は?」

A:今日は、もう寝るが良い


直樹:

「魔道書ドラクエ様。

 修正して頂けますか?」

A:お前が起きる、朝までにはやっておこう!


直樹:

「すべてお任せします。

 それでは、おやすみなさい」

A:勇者の未来に、光あれ!



こいつ。

ワザとやっているのか?


疲れた……

色んな意味で。

休ませてもらう。

異世界人に回復魔法は効かない。

エリクサー的な物も効果ありません。


感想、レビュー、ブクマ、評価、お待ちしております。

おかしい部分や修正点、加筆部分なんかを知りたいです。

よろしくお願いします。

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都市名があるのですが地図がないと、把握が難しいので。 地図
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